河出書房新社
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日本文学
ラクになる
伏本 和代 著
人と人とのかかわりがもたらす切なさを、日常の出来事を通して鋭く描く。「電話男」「ラクになる」「殺してやる」など、文學界新人賞受賞後の作品を集めた短篇小説集。受賞作も所収。
定価1,466円(本体1,333円)
×品切・重版未定
ちょいとかくせ
中川 由布子 著
昭和20年代の野毛・横浜界隈。多感な少女・みちの目を通して描かれる路地裏の人々と暮らし――。それは戦後の焼け跡、ヤミ位置を舞台とした「若草物語」でもある。
シジフォスの勲章
宮原 昭夫 著
障害児を持つ親たちが障害者のための作業所をつくろうと奮闘する話を背景に、障害児の生と死を光源にして五体満足な健常者の病根を照らしだす、著者ひさびさの書き下ろし小説。
定価2,200円(本体2,000円)
辻井喬コレクション【全8巻】
辻井喬コレクション 2 静かな午後 小説
辻井 喬 著
静かな午後/国境の終り/過ぎてゆく光景
定価5,940円(本体5,400円)
児童書
酪農家族 3 波うつ青い穂
立松 和平 著
<究極の黄金チーズ>作り技師、猫田親子の今度の行先は東北の高見牧場――減反の稲を青刈りにして牛に食べさせ、おいしい牛乳を考える若い酪農家との交流を描く第3弾。NHK衛星第一放映。
定価1,045円(本体950円)
ある作家の日常
村松 友視 著
編集者が原稿紛失! そのとき、作家は? 失った原稿を探し求めて、作家の心の旅路が始まる。現実、幻想、過去、夢の写し絵として作家の日常を描く異色の短篇連作。
定価1,650円(本体1,500円)
盲目の女神 Muse in the maze
井上 淳 著
環境問題・差別・そして、狂気……。日本社会が抱える「闇」と現実。真犯人が<殺人>を起こす「理由」とは? なぜ、その一家は殺されなければならなかったのか……。
定価1,760円(本体1,600円)
コミック
キぐるみ
D[di:] 著
着ぐるみの「キ」は危険の危! 着ぐるみの「キ」は奇跡の奇! 森博嗣、庵野秀明、リリー・フランキー氏ほか、各界絶賛の前代未聞の大作誕生。マンガ+小説のモンスター的衝撃!!
辻井喬コレクション 1 彷徨の季節の中で 小説
彷徨の季節の中で/若さよ膝を折れ/野分け
定価5,280円(本体4,800円)
秦始皇帝と暗殺者
天堂 晋助 著
暴虐をつくして中国統一を達成したカリスマ始皇帝は、実は先王の子ではなかった。出生の秘密に苦しむ青年王と、彼を阻止する心優しきテロリスト荊軻の生涯を『史記』に基づいて描く。
よのなかのパロディ
工藤 キキ 著
まぁくん、あのね――天才・工藤キキが描く21世紀のはじめに放つ、ある途轍もなく特異で愚かな女の一生。読む者をめくるめく眩惑の嵐にたたきこみつつ、文学の可能性がついにこじあけられる。
あるナイフの物語
谷 克二 著
男と女の愛の哀愁、狩猟・釣を通して発見する男の友情、野生動物との心暖まる交流など、短篇小説の名手が世界を舞台に描くヒューマン・ストーリー39話。「ナイフ・マガジン」誌好評連載。
インストール
綿矢 りさ 著
女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた<オトナの世界>とは!? 最年少芥川賞受賞作家のデビュー作。第38回文藝賞受賞作。
定価1,100円(本体1,000円)
島家の人々 父と子
朴 秀男 著
朝鮮と日本の歴史の不幸に抗しながら、両家の若い男女が陥った愛の中に巻きこまれる家族がみせる矛盾と葛藤。民族や人種を越えた普遍的人間実存を求める斗の大きな人間愛の物語。
定価1,430円(本体1,300円)
黒い林檎 the secret of black farm
鐸木 能光 著
新宿歌舞伎町を舞台に、針灸・気功の達人=嵯峨野と、愛弟子=創司が奮闘する。テトラと名乗る謎の美少女、組織売春、警察公安……。謎の媚薬「フゲンβ」に秘められた驚愕の真実とは?!
定価1,540円(本体1,400円)
死亡告知
貞奴 著
2000年12月21日、HP上に「死亡告知」の4文字を残し消息を絶つ。数日間ネットはアクセスが続きパンク状態となる。薬物大量服用による自殺未遂で、死にそびれ、書き上げた初の小説集。
猫の客
平出 隆 著
離家の庭で、私はその猫に出会う。猫と距離をとってきた私と妻の心にチビは徐々に近づいてくる。そして、別れは突然やってくる。いとしさと苦しみ、愛する小さな命への哀悼あふれる傑作。
ウェスカの結婚式
三田 誠広 著
ブリュッセルの王立音楽院に留学している長男が、エレーナというスペインのお嬢さんと、彼女の故郷ウェスカという田舎町で結婚するという。ユーモアとペーソスに満ちた父の心境を描出。
定価1,980円(本体1,800円)
フルーツの夜
本橋 信宏 著
二十年ぶりに刑務所を出た共産主義者。賞をねらうAV監督。死体ビデオ撮影をはじめた友と、育児ジャンキーと化した妻と僕……連作小説全七編。「裏本時代」の著者の新境地、待望の初小説集。
笑いかわせみ
正津 勉 著
中年にさしかかった主人公が、オーストラリアで若い女性と出会い、恋に堕ちる。日本で束の間暮らしながら、意思の不通・文化摩擦・自由と束縛の中で男はのたうつ。無頼派詩人、最初の小説。