河出書房新社
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日本文学
猫宿り
辻 章 著
“ふり返ると、猫の命が、猫の言葉が、あなたの中に宿っている――”。猫の親子に出逢った夏、男の胸に蘇ったものは、詩と革命と恋を考える少年の日々。泉鏡花賞『夢の方位』に続く感動長篇。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する
鹿島田 真希 著
「天・地・チョコレート」「この世の果てでのキャンプ」「エデンの娼婦」――楽園を追われた子供たちが辿る魂の放浪とは? 津島佑子氏絶賛の奇蹟をめぐる5つの聖なる愚者の物語。
定価1,540円(本体1,400円)
辻井喬コレクション【全8巻】
辻井喬コレクション 5 小説
辻井 喬 著
けもの道は暗い/ゆく人なしに/西行桜 ゲストエッセイ=松原隆一郎、三浦雅士、中村桂子
定価5,940円(本体5,400円)
風変りな魚たちへの挽歌
稲葉 真弓 著
青い光の中で、私たちは抱き合った。魚のように、水の音を聞きながら……。運河流れる幻想的な街を舞台に、清冽な人間模様を描く感動の連作。表題作他三篇を収録。
コドモノクニ
長野 まゆみ 著
逃げ出した小鳥のピッピ。迷い込んできた九官鳥のQちゃん。冬じゅう詰め襟の袖口から濃緑色のセーターをのぞかせていた同級生の浦くん……。記憶の宝石箱からとりだした“わたし”の物語。
定価1,210円(本体1,100円)
武田勝頼 花の歳月
江宮 隆之 著
戦国時代、最強の武将といわれた武田信玄。武田家を継いだ勝頼は、今日まで不肖、暗愚の子と呼ばれている。しかし、彼こそが、あの信長が最も恐れた武将だった――。
定価1,760円(本体1,600円)
壊れるほど近くにある心臓
佐藤 智加 著
ああ、僕等は互いを抱き潰してしまうに違いない……3人で創り上げる、完全なる幸福のかたちの行方。17歳で衝撃のデビューをはたした著者による文藝賞受賞後第一作。
神聖家族
山口 泉 著
「獄中の作家・西埜森夫の未発表作品」という方法を駆使した長篇小説。バブル経済の日本の辺境に「新しい家」を作ろうと企てた美貌の“千里眼つかい”と、共に生きようとした人々の運命は…。
定価2,750円(本体2,500円)
辻井喬コレクション 4 小説
虹の岬/終りなき祝祭
鬼族―KIZOKU―
鐸木 能光 著
鬼を神と崇める「鬼族」と呼ばれるカルト集団の存在。ありえないDNAを示すいくつかの生体サンプル。「鬼」は本当に存在するのか? 青年が見た、人間と神をつなぐ永遠の闇の世界とは――。
定価1,650円(本体1,500円)
リレキショ
中村 航 著
僕は“姉さん”に拾われて、“半沢良”になった――深夜のガソリンスタンドに届いた一通のフシギな招待状=ラブレターがもたらす、ひそやかな世界の変化。全選考委員絶賛の文藝賞受賞作。
定価1,430円(本体1,300円)
キッズ アー オールライト
岡田 智彦 著
ビリィの右手は手当たり次第に何でも破壊する――やくざの愛人の息子である「オレ」は親父の失脚により組織の闘いに足を踏み入れてしまうのだが……。選考委員絶賛の文藝賞受賞作!
過 あやまち
水月 佐和 著
元監察医の夕子の前から忽然と姿を消した愛娘・由利。ある日、警察から「由利が失踪した付近から白骨死体が見つかった」との連絡が入る……。上野正彦氏絶賛のサイコミステリー。
ストレンジ・ブルー STRANGE BLUE
オオクボ キイチ 著
1975年、舘ひろしをボーカルにキャロルの弟分バンドとして鮮烈なデビューをしたクールスの〈セックス・ドラッグ・ロックンロール〉な生活を描いた、衝撃の自伝的小説。
猫月夜 上
立松 和平 著
どこにでもある平凡な家庭に、ちょっとした心の擦れ違いによって重大な問題が芽生え、やがて崩壊の序曲が鳴り始める……危うさの中に浮かぶ家庭を通して〈人は何を求めて生きるのか〉を問う。
定価2,420円(本体2,200円)
猫月夜 下
どこにでもある平凡な家庭が、ちょっとした心の擦れ違いによって重大な問題が芽生え、やがて崩壊の序曲が鳴り始める……危うさの中に浮く家庭を通して〈人は何を求めて生きるのか〉を問う。
疾走
藤野 広一郎 著
スタージョッキー対馬純一のもとに、一通の脅迫状が届いた。身に覚えのない女性との、あられもない姿を盗撮された写真が添えられて。――大型新人の新しい競馬ミステリー。
定価2,090円(本体1,900円)
私の話
鷺沢 萠 著
家庭の経済崩壊、父の死、結婚の破綻、母の病……“何があってもダイジョーブ、ダイジョーブ”。次々ふりかかる波乱の半生をユーモラスに語る、著者初の私小説。
贋日記
村松 友視 著
祖母と二人で暮した清水の街、祖父・梢風と鎌倉の家、突如明かされた実母の存在……。嘘と本当のはざまに揺れ動く複雑な生い立ちを冷徹に見据え、作家としての原点を描く感動の自伝的長篇!
世界がはじまる朝
黒田 晶 著
あたしは病気だ。毎日、すべてを忘れていく病気だ――病気を治療するためNYから東京にやってきた14歳のルビー。やがて病気が改善してゆくなか、運命の人ケイゴに出会い……文藝賞受賞第一作。