河出書房新社
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日本文学
新学期
長野 まゆみ 著
今宵、ぼくだけの兄になって呉れますか――兄の都合で転校した少年史生が、転校先で出会った2人の不思議な少年との出会いと交流を、過ぎてゆく季節を背景に美しく描いた傑作書き下ろし中篇。
定価1,046円(本体951円)
○在庫あり
微熱
冷静な達也と破滅型の蔵人。ある日達也は、蔵人がエイズにかかっていることに気付く。激しく愛し合う男達にとっての究極の愛の証明とは? 同性愛者達の凄絶な愛を描ききる渾身の力作。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
グリニッジの光りを離れて
宮内 勝典 著
若者たちが立ち上がったあの黄金の時代、青年はニューヨークの谷間に漂着した。無限の自由と、魂の孤独を生き抜いた60年代の青春――現代の若者に贈る宮内勝典の初期代表作、待望の新装版!
定価1,923円(本体1,748円)
鏡花幻想譚【全5巻】
月夜遊女の巻
泉 鏡花 著
月夜遊女/春昼/春昼後刻 解説=鏡花と逗子時代(泉名月)
定価1,815円(本体1,650円)
マンガ日本の古典
マンガ源氏物語 3
西村 亨 岸田 恋 画
春・夏・秋・冬の四季の御殿に美しい女君たちを配した六条院。やがてこの華やかな舞台に新たに迎えられる夕顔の忘れ形見――。雅な世界に身を置く光源氏を描く第三巻は朝顔?若菜上を収録。
定価1,388円(本体1,262円)
澁澤龍彦全集【全22巻・別巻2】
澁澤龍彦全集 セット
巖谷 國士/種村 季弘/出口 裕弘/松山 俊太郎 編
単行本未収録、未発表作品2000余枚を含め、対談、日記にいたる全作品を収録。発表順に作品を配列した完璧な編年体構成による決定版定本全集。
定価150,795円(本体137,086円)
×品切
東京友禅
郷原 茂樹 著
株の売買人として剛腕社員であった主人公は、狂奔する生活の中で娘を失い、妻とも別れてしまう。己れの生活の虚しさに気付いた彼は、やがて東京友禅の染色師としての道へ。
定価1,282円(本体1,165円)
桃尻語訳 枕草子 下
橋本 治 著
「春って曙よ!」古典の代表的作品を現代女子高生の言葉に翻訳してしまった鬼才の革命的仕事。難しい古典がこんなにわかりやすく面白く読めるとは。学校のサブテキストにも最適。
定価1,495円(本体1,359円)
サマータイム/寒い部屋
黒く焼けた腕。金色の砂浜。男と妻と女が踊るけだるい夏の輪舞「サマータイム」。失跡した姉の恋人の部屋に、少女が見出した、失われた官能のフィルム「寒い部屋」。文藝賞受賞第2作!
やさしい血 ナースステーションからの伝言
宮子 あずさ 著
輸血を拒む患者。採血できない新人看護婦。そしてエイズ患者から誤って針指しをしてしまった「私」――。“血”をめぐる物語を現役看護婦の著者が鋭く見つめる書き下ろし。
定価1,708円(本体1,553円)
黒い潮
津村 節子 著
天明年間。越後の寒村に生れたキクは、江戸吉原に売られる。廓で火附の罪に問われ、八丈島に流され、女流人として生きる日々――。実在の遊女をモデルに苛酷な女の生涯を描く感動の長篇。
心にのこる言葉 3 Words to Remember
小野寺 健 著
英字紙「Asahi Weekly」に長年連載中の言葉のコラム“WORDS TO REMEMBER”より精選。名訳で知られる英文学者の、日本語と英語で楽しめる心を豊かにする名エッセイ。
海異記の巻
女仙前記/きぬぎぬ川/薬草取/海異記 解説=鏡花と兎(泉名月)
日影丈吉選集【全5巻】
日影丈吉選集 セット
日影 丈吉 著 種村 季弘 編
乱歩に絶賛された唯一無比の幻想世界――優雅にして華麗、博大な教養に裏打ちされた作家の世界を味わう珠玉の作品を精選した短編集。
定価13,349円(本体12,135円)
崩壊
オウボエを吹く馬/変身/彼岸まいり/ダアリン/鬼/男の城/緋文/夜の演技他
定価2,670円(本体2,427円)
八月六日上々天氣
昭和20年8月6日。広島の空は、雲ひとつない快晴だった――。暗い時代に運ばれゆく女学生珠貴とその従弟の史郎の運命と、生活を色どるささやかな幸福を描く中篇力作。
定価1,320円(本体1,200円)
天守物語の巻
天守物語/海神別荘/夜叉ケ池/湯島の境内 解説=舞台と鏡花とすず婦人(泉名月)
日の影絵
架空の邸宅、架空の書斎、架空の庭、そして密やかに展開するロマン。日常を逃れ、イマージュの回廊に遊ぶ、物語ることの喜びに満ちた短編集。
わらべ唄夢譚
少女を育てた「お万」は、いつもわらべ唄を唄っていた。滑稽でいて、何処か物悲しいわらべ唄の数々――。懐かしく、哀切な世界が紡ぎだす、悠久なる人間の魂を感動的に描く連作小説。
一瞬の原っぱ
花形 みつる 著
野球犬トラをひきつれた恐るべきジイさんとその孫娘マキちゃん。彼らと野球チームを始めることになった少年たちの夏の終わりの日々と、すばらしい原っぱの夢を描く、心優しい冒険物語。