読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.05.13 2月に亡くなった友達に読ませてあげたかった
と思いました。
山本文緒さんの本を読んでもっと心理状態とかを知りたかったと話していたので。
西さんは治って良かったです!

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西 加奈子 著
★2023.05.13 美しい瞬間をたくさん感じて少しだけお裾分け。
西さんのそんな気持ちに共感しますし、
それだけで充分伝わってきました。
辛いこと、しんどいこと、逃げたいことの中で
見つけた宝物は自分の生きる力に私もしたいです。

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西 加奈子 著
★2023.05.12 西さんがこれを読んでほしいと思ったという、その「あなた」になれて私はうれしくて幸せです。この文章を書き綴ってくださった西さんも、それを受け取った私も、「最高や!!」そんなふうに思えて、今太陽に照らされるまぶしい緑を見ながらこの事実を噛み締めています。こんな瞬間を積み重ねてそれらを大切にできるよう生きていきたいと思いました。西加奈子さん、本当にありがとうございます。

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西 加奈子 著
★2023.05.11 読ませていただいて思ったのは、西さんはとても人に恵まれてると思います。とても治療は辛く、私の想像を遥かに超えるものだと思いますが、読んでて、こんなにいい人ばかりいるんだなと感じました。これも西さんの人徳のなせる技なのだろうなと思います。逆にこういった方々がいない中で、頑張っている方もいると思います。そういう方々にも届くメッセージとして、これからも書き続けて下さい。

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西 加奈子 著
★2023.05.11 書評に心動かされ読み終えた。
昨年、私は夫を白血病で亡くした。花も緑も美しいこの季節に。
異国の地で病に倒れ心優しい友人、家族のささえのもと
つらい治療も
のりこえふたたび元気に、
なにもできなくてもよい、
祈りのきもちがほしい のことばになみだが流れた。

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西 加奈子 著
★2023.05.11 2022年10月、乳がん告知されました。ステージも高く、腋窩リンパ節に複数転移もありました。その3日後からバンクーバーに留学中の娘のところへ遊びに行きました。あの時行ったバンクーバーでの景色や街の雰囲気、人々の振る舞い、ウィスラーのこと、UBCのこと、病院のこと、そして乳がん治療のこと、全てあまりにも身近に感じられてとても不思議な感覚のまま最後まで読み進めました。
今、私は術前化学療法8クールを経て、右胸全摘、腋窩リンパ節レベルⅢまで郭清、再建なし(自分の意思です)の手術後3日目の病室でこれを書いています。
このあと、放射線治療とホルモン治療が10年続きます。
再発・転移の確率が高い乳がん、いつまで経っても不安ですが、起こってもいないことに怯えながら生きるのはバカらしい。私は今を生きるのだ。仕事も趣味も楽しんで続けるのだとぐっと後押ししてもらえました。

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西 加奈子 著
★2023.05.10 私は今、乳がん治療のため2週に1回の抗がん剤治療を受けています。NHKの番組で西さんが乳がんサバイバーだと知り、衝撃を受けました。この作品は、「今」の私が読んでも大丈夫なのかどうか、下調べをしてから恐る恐る購入しました。何とか平常心を保とうとしている私の感情を大きく揺さぶられるのは嫌だったからです。
結論から言うと読んでよかったです。西さんの小説を愛読してきましたが、「小説の方がよっぽど泣けるやん」と。この作品は、ただそばにいてくれて、くすりと笑わせてくれて、痛みを分かち合ってくれる存在でした。
蛇足ですが、抗がん剤を点滴しながら本作を読んでいる最中、口腔内の不快を和らげようと「梅ガム味ラムネ」を食べていた私は、計らずもカナコが泣きながら噛んだガムの味が口いっぱいに広がり、「こんなこと、ある?」とひとりごちた次第です。

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西 加奈子 著
★2023.05.09 あさイチで西加奈子さんを知ったすぐ後 友人の乳がんステージ2の罹患を知りました…
彼女が私に乳がんを告白したのは カフェめぐり(私達の趣味)の移動中の車の中でした 私は驚いて不覚にも悲鳴のような声をあげてしまったようです きっと 悲しまれたくもなかったし ましてや同情もされたくなかったのだろうと思います だから明るい笑い話のようにして 向き合わない車の中で告白してくれたんだろうと思います そんな気遣いのできる素敵な友人です そしてふと 西加奈子さんを思い出したのです 神様がこれから必要になるから前もって知らせてくれたかのように…
こころを言葉にすることが苦手な私から この本を彼女にプレゼント(彼女が望めば)したいと思います この本が彼女の不安や恐怖を少しでも和らげてくれるよう 願っています 西加奈子さんありがとうございました そしてますますのご活躍お祈りしています ぴたごら

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西 加奈子 著
★2023.05.08 4月下旬に母が乳がんの告知を受けました。タイミング的にドンピシャで、本書を購入し、1日で通読しました。
母にも読んでもらったところ、精神的に大きな変化があり、心が安定したようです。
現在、各種検査の最中で、これから薬物療法に入る予定です。
西さん、これからもお身体に気をつけて、長く作家活動を続けられるよう陰ながら応援しています。

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西 加奈子 著
★2023.05.07 先日アンケート葉書を送ったものです。
本書購入と同時期に妻に癌が見つかりました。当初辛い時を過ごしていましたが、くもをさがすを読み2人で前向きに治療に向かおうと言う気持ちになっています。
パワーいただきました。
幸い妻が入院した病院もフレンドリーで明るい病院で、西さんとちょっと似てるねと話しています。
この気持ちで来週の手術にのぞんできます!

須賀敦子エッセンス1 仲間たち、そして家族
須賀 敦子 著 湯川 豊 編
★2023.05.07 須賀敦子さんの人生を辿るように編まれた本書は、霧の向こうに朧に見える人影ではなく、頼りなげで芯の強い、一人の女性の姿を浮かび上がらせてくれました。
光の角度を変えると、違った表情が見えてきますね。アンソロジーの可能性を感じられる一冊だと思いました。

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西 加奈子 著
★2023.05.07 私も乳がんを罹患し、4月に両胸全摘手術を受けました。やっと、この本を手にし読んでいます。
張り詰めていたものが一気に流れ出し、涙が止まらない…
病理の結果がでるまで正直、怖いです。
ゆっくり読み進めようと思います。

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西 加奈子 著
★2023.05.07 先程読み終わりました。
驚いたことに、読んでいる時に5/7の日付を跨ぎ、12時39分に読み終えて今はベッドで余韻に浸ってます。
西さん、お誕生日おめでとうございます。
明るいって無敵だな!と思いました。
夜更かししたけど、明日はきっちり起きて子供達に温かいご飯を作りたくなりました。

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西 加奈子 著
★2023.05.06 この本に出会うことができて本当に良かった、という思いを噛み締めながら、大切に読み進めました。自分の日常を大切にするため気付かされることが詰まっていて、すごくすごく感謝の気持ちと、西加奈子さんって最高じゃん!って気持ちでいっぱいになりました。はっとさせられたのは、自分の心も身体も自分だけのもの、それは当たり前なのに気づけてこなかったことで、それに気づけたことで自分もパワーアップしたような気がします。ありがとうございます。

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西 加奈子 著
★2023.05.06 著者の世の中で目にする事象について、共感したことが多かった。1人じゃないんだな。
様々な本の素敵な言葉をさらに知りたいという、好奇心が生まれました。他者からの様々な恵みから、生きることの深さを知り得る作品でした。

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西 加奈子 著
★2023.05.06 「西加奈子、もう日本に住んでないんだー・・・」という気持ちを初め持ちました。日本から国外に自分の意思で住むって人がなんか羨ましくて羨ましくして、取り残された様な、裏切られたような気持ちになるんです。
その「羨ましい、ずるい」って私の気持ちの答えがこの本にのっていたと思います。
それでも、西加奈子さん、ずるい。
日本で一緒に戦ってくださいって思ってしまいます。

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西 加奈子 著
★2023.05.05 ほとんど本を読まなかった自分がこの本を手にして読み終えたことと、答えの無さが腑に落ちたこと。
全ては奇跡で、今あることの素晴らしさと人それぞれに生きていることへの肯定感とそれゆえの不安。
著者がこの本を読んで欲しいと思ったあなたに私がなれたことで繋がる奇跡も感じられて、私の世界と視界が大きく拡がる一冊になりました。

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西 加奈子 著
★2023.05.04 バンクーバー留学時代の友人から、移住先のカナダでガン治療を受けることになったと連絡をもらった直後に、西さんがバンクーバーでガン治療を受けられていたことを知りました。あまりのタイミングに勝手に運命を感じ、すぐに読み始めました。
留学中に私も同じように感じた事に親近感が湧き、実母の乳ガン闘病時の事、今正にカナダで抗がん剤治療を受けている友の事が重なり、読み終わった今も沢山の感情が私の中で渦巻いています。私も友人に寄り添い、出来る限りのことをしていきます。
私たちに西さんの思いを届けてくださり、ありがとうございます。西さんのメッセージは、確かに受け取りました。
これからもずっと、応援しています。大好きです。

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西 加奈子 著
★2023.05.04 私も今年の2月に右乳房全摘手術と同時再建手術をし現在は抗がん剤治療中です。
退院してすぐに愛猫がご飯を食べなくなり1週間病院に通いましたが亡くなってしまいました。まるで私を待っていたかのように…
本を読みながら何度も泣きましたが、エキが元気になって本当に良かったと自分の猫と重なりました。
癌と告知されてからの何とも言えない心の揺れ、抗がん剤の副作用の辛さ、周りの人達に助けてもらってるという感謝、全てが共感できました。
私は抗がん剤が終わった時どう思うのだろう。
まだ終わりへの道のりは長く、今はただ抗がん剤治療の終わりに向けて副作用に悩まされている所だけど私の思っていた過去の日常はもう戻ってこないと知りました。
新しい日常が待っている事を知ったから。
どんな未来が待っているかわからないが、今を生きようと思いました。

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西 加奈子 著
★2023.05.03 西加奈子さんには、一度も会った事はないけれど、読みながら、すごく近くに感じて、体温すら感じるくらいでした。まっすぐに私を見ながら、話してくれているような。
息をしている、のところであなた、つまり私の事を、書いてくれている文章に泣いてしまいました。そう、私に届きました。届けてくれてありがとう。私も、加奈子さんをハグして、背中をトントンしてあげたい。あなたは、生きていて、そして美しい。