河出書房新社
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日本文学
十年後のこと
東 浩紀/絲山 秋子/岡田 利規/角野 栄子/長嶋 有/中村 文則 著
〈明日〉を想像できるのか。目の前ではない、違う場所や時間、風景……35人の作家が創造する35の物語。明日を想像する人に向けた、掌篇小説アンソロジー。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
植民人喰い条約 ひょうすべの国
笙野 頼子 著
ひょうすべに支配され、暴力と抑圧が加速する世界で、詩歌は生き延びることができるのか……腐敗した現代社会に亀裂を穿つ、笙野頼子の新たなる地平!
定価2,200円(本体2,000円)
○在庫あり
自生の夢
飛 浩隆 著
73人を言葉だけで死に追いやった稀代の殺人者が、怪物〈忌字禍〉を滅ぼすために、いま召還される。現代SFの最高峰、10年ぶり待望の作品集。「この作者は怪物だ。」――穂村弘
ふたり天下
北沢 秋 著
<合戦屋シリーズ>の北沢秋、待望の時代小説最新作。関ヶ原の戦から7年、徳川の支配体制が定まらぬ時期。黒田長政、結城秀康という、器量も野心も十分なふたりが手を組み、天下を目指す!
定価1,650円(本体1,500円)
あさ美さんの家さがし
黒野 伸一 著
キャバクラ「濱乙女」ナンバーワンのあさ美、ゴミ屋敷に住む蓬來さん、若者が集うシェアハウスで暮らす譲二と唯……。港街に暮らす人々が織り成す住居と人生を巡る心温まるオムニバス小説。
定価1,540円(本体1,400円)
And so this is Xmas
秦 建日子 著
恵比寿、渋谷で起きる連続爆弾テロ! 第3のテロを予告する犯人の要求は、首相とのテレビ生対談。繰り返される「これは戦争だ」という言葉。目的は? 動機は? 驚愕のクライムサスペンス!
青が破れる
町屋 良平 著
この冬、彼女が死んで、友達が死んで、友達の彼女が死んだ――秋吉、ハルオ、とう子、夏澄、梅生。五人の不定の生が紡ぎだす鮮烈のデビュー作。選考委員絶賛! 第53回文藝賞受賞作。
定価1,320円(本体1,200円)
一○一教室
似鳥 鶏 著
カリスマ教育者・松田美昭が作った全寮制一貫校・恭心学園。高い進学実績、ひきこもりや反抗も「治る」と話題の学園で健康な男子高校生が突然死んだ――新生・似鳥鶏渾身のダークサスペンス!
現実宿り
坂口 恭平 著
砂漠の砂は語りはじめる。失われた大地の声を、人間の歌を、そして「生」の愉悦と希望を――21世紀の鬼才芸術家が贈る、熊本地震を挟んで執筆された書きおろし長編小説。
メビウス1974
堂場 瞬一 著
1974年10月14日は「日本の夢が終わった日」。長嶋引退試合と三井物産爆破事件が同時に起きたその日を始点に運命を引き裂かれた人々の「明」と「暗」をスリリングに描くミステリ!
漂う子
丸山 正樹 著
「実はうちにもいるのよ。居所不明児童」――教師である恋人・祥子の教え子を探すことになったカメラマン直(なお)。家族とは何か、子を持つとは……子どもを巡る実情を描く社会派ミステリ。
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵
岡田 利規/伊藤 比呂美/いとう せいこう/桜庭 一樹/三浦 しをん/いしい しんじ/松井 今朝子 訳
能「松風」、狂言「木六駄」、説経節「かるかや」ほか、近松門左衛門の世話物やいわゆる三大浄瑠璃といった傑作を、作家の新訳で収める画期的試み。舞台もさらに楽しめる最高の一冊。
定価3,850円(本体3,500円)
すみなれたからだで
窪 美澄 著
焼夷弾が降る戦時下、喧騒に呑まれる八十年代、そして黄昏ゆく〈いま〉――それぞれの時代で、手探りで生きる人々の「生」に、寄り添うように描かれた八つの物語。
坊っちゃんのそれから
芳川 泰久 著
大暴れして教師を辞め、東京に帰った坊っちゃんは、それから街鉄の運転手に。山嵐は幸徳秋水に出会い大逆事件に巻き込まれ……。朝日(星野智幸氏)・毎日(角田光代氏)書評で話題の続『坊っちゃん』!
世界一ありふれた答え
谷川 直子 著
離婚して未来を見失った女。ピアノを弾く時だけ、指が動かない病いのピアニスト。人生のどん底で出会った二人の男女の再生を描く感動作。伊藤比呂美さん、落合恵子さん絶賛!
メモランダム
長谷部 千彩 著
香水/ファッション/旅/ジャズ/写真/東京/男と女の関係性/女性の生き方/美しさ――独自の美意識につらぬかれた、エッセイとショートストーリー31篇。片岡義男氏推薦。
定価1,980円(本体1,800円)
スペース金融道
宮内 悠介 著
「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる。それがうちのモットーだ」新星金融の取り立て屋コンビがゆく。新本格SFコメディ誕生。
月兎耳の家
稲葉 真弓 著
2014年に逝去した著者の三回忌に際し、死の直前に発表された最後の遺作を単行本化。余命短い老女優の、人生の幕引きの日々を描いた表題作は、死と向き合う著者の息遣いが聞える感動作。
少年聖女
鹿島田 真希 著
「Aqua」という名のゲイバーで、僕が愛した青年が語る、ひとりの聖女と彼女に溺れていく男たちの物語――芥川賞作家が「背徳的な愛」を峻烈に描く衝撃作!
ワイルドフラワーの見えない一年
松田 青子 著
猫カフェ殺人事件、少年という名前のメカ、ベティ・デイヴィス……わずか数行の超短編や寓話を含む色とりどりの50の作品がいま、私たちの「世界」を貫く!