河出書房新社
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文庫・新書
哄う合戦屋
北沢 秋 著
全国の書店員が大絶賛したベストセラー。土豪が割拠する中信濃。その山峡の名もなき城に流れ着いた天才軍師・石堂一徹。まっすぐで不器用な男の痛快な活躍を描く、戦国エンターテイメント!
定価869円(本体790円)
○在庫あり
古典新訳コレクション
源氏物語 5
角田 光代 訳
栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。
定価880円(本体800円)
宇治拾遺物語
町田 康 訳
<こぶとりじいさん>こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」、<腰折れ雀>こと「雀が恩義を感じる」など、現在に通じる心の動きと響きを見事に捉えた、おかしくも切ない名訳33篇を収録。
西洋人の神道観 日本人のアイデンティティーを求めて
平川 祐弘 著
明治以来、西洋の作家や学者たちは、神道をどのように観察し、理解したか。「神道とはなにか」を国際的視野から読み解く画期的な書。周辺文明の国・日本の宗教を問う。第14回蓮如賞受賞。
定価1,320円(本体1,200円)
見ることの塩 上 イスラエル/パレスチナ紀行
四方田 犬彦 著
イスラエル/パレスチナでは何が起きているのか? テルアヴィヴからエルサレム、そして「壁」を越えパレスチナへ──街を歩き、対話を重ね、土地の日常から現代のアポリアを凝視する珠玉の紀行文学。
見ることの塩 下 セルビア/コソヴォ紀行
すべてが廃墟と化し、その残骸が晒された世界へ──ただ見ることを課された旅は、紛争終結から数年後の旧ユーゴ諸国へ。宗教や民族の虚構性を看過し、世界の矛盾を凝視する苦悩と思索。珠玉の紀行文学。
日本霊異記・発心集
伊藤 比呂美 訳
平安初期に景戒によって善悪、奇跡や怪異などを描いた最古の説話集「日本霊異記」と、鎌倉初期の鴨長明による仏教説話「発心集」。古典新訳に定評のある詩人・伊藤比呂美が両作品から厳選、渾身の新訳。
堤中納言物語
中島 京子 訳
作者・編者ともに不詳、ミステリアスでユーモアに溢れる日本最古の短篇物語集『堤中納言物語』。中島京子による名訳により生き生きと蘇る「可笑しみ」を堪能できる10篇を収録。
定価770円(本体700円)
スペース金融道
宮内 悠介 著
「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる」植民惑星・二番街の金融会社に勤務する「ぼく」は、凄腕の上司とともに今日も債権回収へ。超絶SF連作集。
定価968円(本体880円)
鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か
戸矢 学 著
来訪神は、鬼の姿で現れ福音をもたらし、太古の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。怨霊、鬼道、鬼門、伝説などから、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。
自分はバカかもしれないと思ったときに読む本
竹内 薫 著
バカがいるのではない、バカはつくられるのだ! 人気サイエンス作家がバカをこじらせないための秘訣を伝授。学生にも社会人にも効果テキメン! カタいアタマをときほぐすやわらか思考問題付き。新装版。
定価858円(本体780円)
結ぼれ
R・D・レイン 著 村上 光彦 訳
結ぼれ、絡みあい、こんがらがり、袋小路、支離滅裂、堂々めぐり、きずな──異才の精神科医が詩の言葉として書きつけた、人間を束縛する関係性の模様。「詩人」レインの原点たる寓話性に満ちた伝説の書。
定価891円(本体810円)
とうに夜半を過ぎて
レイ・ブラッドベリ 著 小笠原 豊樹 訳
死体を乗せ走る救急車のなかで交わされる会話の戦慄、チョコレート中毒の男が神父に語る懺悔、子供時代のいじめっ子を殺そうと思い立ち故郷に帰った中年男。SFの詩人が贈るとっておきの二十二篇。新装版
定価1,210円(本体1,100円)
灰の劇場
恩田 陸 著
「飛び降り2女性の身元わかる」──始まりは、「三面記事」だった……新たな恩田陸ワールド、開幕。文庫版特別収録=「灰の劇場0-+」「文庫版あとがき」。
猫と ねこのエッセイアンソロジー
養老 孟司/村山 由佳 著
「猫愛」があふれて止まらないエッセイ33篇を精選収録。猫の魅力を余すことなく伝えるこの本は、読んでほっこり、猫がもっと好きになる、きっと猫が飼いたくなる猫アンソロジーの決定版!
定価935円(本体850円)
源氏物語 4
光源氏は夕顔の忘れ形見、玉鬘を引き取ったものの、美しい玉鬘への恋慕を諦めきれずにいたが、思いも寄らない結末を迎える。また夕霧はようやく最愛の人と結ばれる。「初音」から「藤裏葉」までを収録。
春色梅児誉美
島本 理生 訳
江戸を舞台に、優柔不断な美男子と芸者たちの恋愛模様を描いた為永春水『春色梅児誉美』。たくましくキップが良い女たちの連帯をいきいきとした会話文で描く、珠玉の現代語訳!
蝶ネクタイ先生の飲み食い談義
高橋 義孝 著
うまいとはこういうことか胡瓜揉み。江戸っ子名随筆家の、けれん味のない食と酒の思い出話。酔って醜態をさらしても、それもまた消し去りがたい我々の人生の一齣ではないか。その通りではないか!
定価990円(本体900円)
怪談・骨董
小泉 八雲 著 平川 祐弘 訳
「耳なし芳一の話」「雪女」など、日本に伝わる伝説や怪談を文学として再話した傑作群を収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳。
優しい暴力の時代
チョン・イヒョン 著 斎藤 真理子 訳
いま韓国で「時代の記録者」といわれる屈指の作家による、代表作となる短篇集。絶望も希望も消費するいまを生きる人々の、生活の鎮魂歌。解説=西加奈子