河出書房新社
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文庫・新書
星の旅
藤井 旭 著 渡部 潤一 解説
「世界の国々の景色が違い、住む人々の表情が異なるように、世界各地で見上げる星空にもそれぞれの美しさがある」。世界的天体写真家が描いた旅の記録。
定価1,100円(本体1,000円)
○在庫あり
オーケストラの職人たち
岩城 宏之 著
ピアノやハープの運搬、写譜、調律、チラシ配り……クラシックコンサートに欠かせない裏方たちの職人技を、名指揮者が楽しく紹介。クラシックファンも入門者も、必読の名エッセイ集。
定価990円(本体900円)
古典新訳コレクション
平家物語 2
古川 日出男 訳
さらなる権勢を誇る平家一門だが、ついに合戦の火蓋が切られる。源平の強者や悪僧たちが入り乱れる橋合戦を皮切りに、福原遷都、富士川の遁走、奈良炎上、清盛入道の死去……。そして、木曾に義仲が立つ。
定価880円(本体800円)
更級日記
江國 香織 訳
菅原孝標女の名作「更級日記」が江國香織の軽やかな訳で甦る! 東国・上総で源氏物語に憧れて育った少女が上京し、宮仕えと結婚を経て晩年は寂寥感の中、仏教に帰依してゆく。読み継がれる傑作日記文学。
定価660円(本体600円)
△3週間~
ジュリアン・バトラーの真実の生涯
川本 直 著
各メディアで話題騒然。もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描く、壮大なデビュー作にして、第73回読売文学賞(小説賞)受賞作が待望の文庫化!
定価1,265円(本体1,150円)
志ん生芸談〈増補版〉
古今亭 志ん生 著
昭和の大名人、落語の神様の極め付け芸談。旧版に、十数本約百頁を大増補。人間志ん生の味がにじみ出る。
ぐつぐつ、お鍋 おいしい文藝
安野 モヨコ/岸本 佐知子 著
寒くなってきたら、なんといっても鍋! ひとりでもよし、大勢でもよし。具材や味付けもお好きなように! 身も心もあったまる、バラエティ無限大のエッセイ37篇。
サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳
ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界二五〇〇万部のベストセラー! ついに文庫化!
定価1,089円(本体990円)
サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福
文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? ついに文庫化!
旅路の果て
寺山 修司 著
サラブレッドの引退後を追う「旅路の果て」、競馬に魅せられ夢破れた人々を描く「競馬無宿人人別帖」などを収録。涙なしでは読めない競馬名エッセイ集!
定価979円(本体890円)
紅雀
吉屋 信子 著
勝気な美少女・まゆみと幼い弟は、突然両親を亡くし、たまたま居合わせた男爵家の家庭教師に引き取られるが──。悲運に負けず、自らの手で人生を切り開くまゆみの姿に、日本中の乙女たちが熱狂した傑作!
哲学のモノサシ 考えるってどんなこと?
西 研 著
人間はモノサシである。ものごとや他人やじぶんに対していろんなモノサシをあてている──。哲学すること、考えることをとことん根っこから問う入門書中の入門書。哲学イラストも楽しい。
定価836円(本体760円)
古事記
池澤 夏樹 訳
世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまでを描いた最初の日本文学、古事記。神話、歌謡と系譜からなるこの作品を、斬新な訳と画期的な註釈で読ませる工夫をし、大好評の池澤古事記、ついに文庫化。
源氏物語 1
角田 光代 訳
日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦らせた角田源氏。輝く皇子として誕生した光源氏が、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。「桐壺」から「末摘花」までを収録。
平家物語 1
混迷を深める政治、相次ぐ災害、そして戦争へ──。栄華を極める平清盛を中心に展開する諸行無常のエンターテインメント巨篇を、圧倒的な語りで完全新訳。文庫オリジナル「後白河抄」収録。
伊勢物語
川上 弘美 訳
和歌の名手として名高い在原業平(と思われる「男」)を主人公に、恋と友情、別離、人生が描かれる名作『伊勢物語』。作家・川上弘美による新訳で、百二十五段の恋物語が現代に蘇る!
好き? 好き? 大好き?
R・D・レイン 著 村上 光彦 訳
恋人、家族、友人、敵……人間関係の内奥にひそむ感情の本質を、異端の精神科医が詩のことばへと昇華する。数多のサブカルチャーに霊感を与えつづける伝説の書、復刊。
定価891円(本体810円)
千年の祈り
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
個人とその背後にある中国の歴史、文化、神話、政治が交差し、驚くほど豊かな10編の物語を紡ぎ出す。デビュー作にしてフランク・オコナー国際短篇賞ほか、名だたる賞を数々受賞した傑作短編集。
定価1,210円(本体1,100円)
死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
ドニー・アイカー 著 安原 和見 訳
一九五九年冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム9名はテントから離れた場所で凄惨な死に様で発見された。米国人ドキュメンタリー作家の執拗な取材から明らかになった驚くべき結末とは…
トルコ怪獣記
高野 秀行 著
トルコ東部ワン湖に棲む巨大生物ジャナワール、それは本物かフェイクか?目撃情報が多発する村に辿り着くと、イスラム復興主義やクルド問題に絡む陰謀が浮上し……。興奮と笑いが渦巻くノンフィクション。