河出書房新社
河出の本を探す
3166件中 2081~2100件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
マスカットフィルム 新・アイドルを探せ
濱田 順子 著
空虚ですらない時代の果てにたたずむように生きる三人の“青春”。文藝賞受賞作、芥川賞候補作『Tiny,tiny』でデビューした話題の著者が、ダークでクールな生の感覚をきざむ。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
少年の日に
木下 順一 著
結核が不治の病だった昭和の初め、小学校1年のとき、結核菌に冒された右脚を大腿部から切断した。片脚を失った少年は、厳しい戦時下でどのように成長したか。その軌跡をたどった自伝小説。
定価1,650円(本体1,500円)
アブサンの置土産
村松 友視 著
“アブサン、時には降りて来て、俺と遊んでくれていいんだぜ”。書庫に漂うアブサンの匂い、外ネコとの交流。アブサンの死から5年、著者と愛猫を結ぶ新たな出来事を綴る感動の書き下ろし!
定価1,430円(本体1,300円)
文楽 歌謡曲春夏秋冬
阿久 悠 著
「東京」「殺人」「心中」……。歌謡曲に使われた言葉は時代の中でどう歌われ、役割を変えてきたのか。稀代のヒットメイカーが実例を挙げ、作詞法に触れつつ言葉と時代を興味深く描出する集大成。
定価1,980円(本体1,800円)
ゾマホン、大いに泣く みなさま心よりありがとう
ゾマホン・ルフィン 著
母国ベナンの未来を創る子供たちに教育と学校を! 様々な困難を乗り越えながら、小学校開校に至るまでの奮闘の日々を、純粋な気持ちで応援してくれる人々に向けて綴った感動の書。
定価1,100円(本体1,000円)
大づち小づち
内海 隆一郎 著
荒れた心をもつ少年・中井剛、15歳。母のすすめで、いやいやながら川島工務店を訪ねる。そこは離婚した腕の良い父がかつて働いていた所だった。一人前の大工として成長していく過程を描く。
安永蕗子全歌集 全一巻(二分冊)
安永 蕗子 著
不世出の大歌人、安永蕗子の作歌45年記念出版。塚本邦雄をして〈肥後の魔女〉と言わしめた妖艶、華麗な歌人。数々の歌壇の賞に輝く氏の全作品及び初句索引、年譜・安永論を収録。
定価10,780円(本体9,800円)
文学再生計画
石川 忠司/神山 修一 著
文学シーンをリードする批評界のドゥルーズ=ガタリ、石川=神山が、時にFUNKYに、時にPUNKにいまの文学をガイドする、泣けて笑えるクールなガイド。
レギオンの花嫁
鹿島田 真希 著
神がかった痙攣とわずかな言葉のみを持つ愚かな末の息子。彼は少女まりんと出会い、自分の言葉を教え、彼女を支配していく快感に目覚める。笙野頼子、松浦理英子氏絶賛の文藝賞受賞第一作。
児童書
酪農家族 2 牧場の猫
立松 和平 著
“いのち”の大切さ、かけがえのなさ、素晴らしさを知ってほしいとの意図から生まれた、牛乳の生まれる現場=牧場を通して酪農一家の生活を、イラストと共に綴る少年少女向け小説。
定価1,045円(本体950円)
齋藤愼爾全句集
齋藤 愼爾 著
〈百日紅死はいちまいの畳かな〉――荊棘定型の戒律に流謫を試み非望の夢を刻んだ時代の射手、齋藤愼爾の全句集。書き下ろし100句に齋藤論、年譜を収録。
定価5,280円(本体4,800円)
永遠の春
山口 泉 著
東京と北欧を舞台に、〈究極の生殖映画〉『永遠の春』の製作計画と、複雑極まりない構成を通じ、現代世界全体のイメージを交響曲的に寓意化した小説。
定価2,200円(本体2,000円)
バースト デイズ
ピスケン 著
猥雑な日常に埋もれながら、不器用にもがき生きる男、女、子ども――。そのただひとつの身になじんだ諦めとしたたかさをあわせもつまなざしが、彼らのうめきと輝ける一瞬を鮮やかに切り取る。
ひろはまかずとしグリーティングブック・シリーズ
心からありがとう
ひろはま かずとし 著
「ありがとう」と「ごめんなさい」は大切な心のストレッチ。くり返すたびに心が柔軟になります。思い立ったらすぐに伝えましょう、“ありがとうの心”を。言葉と共にこの本を添えて。
地上最後のアメリカン・ヒーロー チャック・ノリスの伝説と生涯
高橋 実 著
チャック・ノリスが繰り広げる、東西冷戦構造下のアメリカン・カルチュラルスタディーズ。謎の死を遂げたベトナム戦を闘った同志の復讐に再びベトナムへ、そして――! 壮大な超本格ミステリ。
定価1,870円(本体1,700円)
骨壺の底にゆられて 歌人山崎方代の生涯
江宮 隆之 著
甲州右左口村に生まれ、貧困、病魔、失明――孤独に苦しみ、短歌に生命の埋火を燃やし尽くした伝説の放浪歌人・山崎方代の特異な魅力をあますことなく探る評伝小説。
きょうのできごと
柴崎 友香 著
この惑星のうえではきょうも恋人や友だちがすれ違う――。心をいやすアコースティックな語りが伝える、小さなできごと。J文学ネクストエイジを代表する才能のデビュー作。映画化原作!
子猫が読む乱暴者日記
中原 昌也 著
衝撃のデビュー作『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』と三島賞受賞作『あらゆる場所に花束が……』を繋ぐ、作家中原昌也の本格的誕生と飛躍を記す決定的作品集。無垢なる絶望が笑いと感動へ誘う!
風の組曲
俵 万智 著
〈一冊の絵本の扉をひらくとき扉のむこうを吹く風になる〉――切ない本、わくわくする本、やさしい気持ちになれる本等々、バラエティあふれる本の数々を紹介する、読書の楽しみ。
Tiny、tiny
“わたし”と“ぼく”と“オレ”――三人の高校生のひと夏を描きつつ、この時代の真の絶望を淡々とうたう、第36回文藝賞受賞の傑作。いきなり芥川賞候補になった話題作。