河出書房新社
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日本文学
風草
増田 みず子 著
誰よりも近くにいるはずなのに、心のなかについては何ひとつ知らない――わたしの家族。第二十回川端賞候補となった表題作ほか四篇。肉親への錯綜した思いをとらえる短篇集。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
青のカーティスクリーク
陽光と影、清冽でいさぎよい川の流れとそこに生きる魚たち?。フライフィッシングを通じて、ひとは圧倒的な自然のエネルギーを感じ、蓄積する。待望のヒューマン・ネイチャー・エッセイ。
定価1,923円(本体1,748円)
どれみそら 書いて創って歌って聴いて
阪田 寛夫 著
子供が友達を誘ったりするときのフシはドレミソラの5音に限られる。日本人の心の底を流れるドレミソラ感覚をてがかりに、わらべうた、童謡、唱歌から現代の子どもの歌まで、縦横に語る。
現代美女双六
中村 真一郎 著
東京、パリ、ニューヨーク、ローマ――。世界を舞台に繰り広げられるめくるめく美女たちとのロマンス! 永遠のドン・ファンが描く、洒落たエスプリ漂うエッセイ48篇。
日影丈吉選集【全5巻】
かむなぎうた
日影 丈吉 著 種村 季弘 編
かむなぎうた/匂う女/飾燈/鵺の来歴/ねじれた輪/時代/異邦の人/ふかい穴他
定価2,670円(本体2,427円)
鹿の王 菩薩本生譚(ぼさつほんしょうたん)
三田 誠広 著
生とは、死とは何か? 釈迦の悟りとは何か? 仏教創始以来二千五百年の歴史的な謎に深く分け入り、輪廻転生による釈迦の前世を探る、画期的な連作小説!
ワインの涙 男の物語
村松 友視 著
何気ないひとつのエピソードに、男はふと立ちどまり、人生を想う――。哀愁漂う都会を舞台に、男たちのダンディズムにあふれる生き方を描く10の物語。『桃のシャンパン』に続く第二弾。
定価1,708円(本体1,553円)
にぎにぎ
市井の人々の日常に見る哀歓を味わい深い筆致で描き出す八篇。女生徒に淡い想いをよせる校長、戦争未亡人との再会に大童の親戚一同等、ユーモアとペーソスに満ちた人間模様を浮彫りにする。
オペラ・オペラシオネル
蓮實 重彦 著
最後の任務についた老諜報員の前にあらわれたなぞの女・その時甦る大戦の記憶――冒頭の一行から読む者もめくるめく迷宮へさそい込む驚くべき小説の冒険。
定価1,282円(本体1,165円)
飼猫ボタ子の生活と意見
曾野 綾子 著
私は猫。小説家夫婦の家に飼われています。人間たちが織り成す素晴らしいドラマを皆様にお見せしましょう──。猫の目を通して見た、人生の哀歓を爽やかに描き出す感動の長篇小説。
定価1,388円(本体1,262円)
新文芸読本
性の文学 2 フレンチ・セックス・アピール
河出書房新社編集部 編
すべての文学作品は性的動機によって創られたという観点から、T・ゴーチエ、P・ルイス、F・ソレルス等の性を主題にした小説・評論・回想記などを集める。他にアリーナ・レイエス・インタヴュー等。
運命の女たち 旅をする女
海野 弘 著
あの女たちの人生を一緒に旅してみませんか? バルカンの女王への道、メキシコの王冠の夢、タイピストからパイロットへ――。様々な人生を生きた、強くしたたかな運命の女たちの列伝。
ふりむけば日本
在日韓国人二世として日本国に生を享け、日本国の伝統詩型である短歌を表現手段とする著者の第1エッセイ集。また、再刊の声が多い第1歌集『鳳仙花のうた』を全歌、併録する。
笙野頼子初期作品集
極楽
笙野 頼子 著
芥川賞、三島賞を受賞した、最も注目される作家の群像新人賞受賞のデビュー作「極楽」はじめ最初期の“幻の作品群”。世界へのラディカルな闘争の開始を刻印した記念碑的作品集。
定価2,563円(本体2,330円)
夢の死体
90年代文学の旗手が、80年代後半に発表した作品群。世界への格闘を透明な幻視に結晶させた連作の他、奇蹟的な名著「虚空人魚」等を集めて、笙野文学の原型を驚くべき姿で開示する作品群。
定価2,350円(本体2,136円)
銀河電燈譜
長野 まゆみ 著
妹・としの魂を求め花巻駅を旅立った賢治の心の旅を降霊感覚で描く。賢治と妹の魂、死者たちの兄妹の因果を、銀河鉄道に同乗した一人の少年にチャネリングした、異色最高作!
花形みつるの「こどもの事情」講座
花形 みつる 著
「子どもと心を通わせたい人は、この本を読むといい。」(毛利子来氏)。朝日新聞に大好評連載された「こどもの事情」他、“いまどきのこども”の全てがわかる本!
原宿エクスプレス
原宿でお花を教えて25年。街や教室での笑わずにはいられない出来事。新宿二丁目の男どもの勉強ぶりを描く「男の習い事」、超高価な宝石を身につける策略を明かした「香港の怪人、怪女」等。
夢窓疎石
土岐 信吉 著
今に遺る名庭園、西芳寺・瑞泉寺などを作庭、北条高時・後醍醐天皇・足利尊氏ら敵対するいずれの側からも帰依を受けた乱世のキイパーソン禅僧疎石の凄絶な生涯を描く初の伝記小説。
定価2,136円(本体1,942円)
妖精のように生きてみたい
妖精は自由気まま、わがまま、楽しく暮らすのが仕事。死ぬと、ぱっと消えてしまいます。なんて無意味で優雅な人生! 本書は自分が妖精なのを忘れている、すべての大人たちへの提案書です。