河出書房新社
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日本文学
ママに捧げる殺人
和田 はつ子 著
美しい肢体への憧れ――女子大生の間に流行するダイエットに潜む拒食症の陥穽。猟奇連続殺人の謎が暴く家庭崩壊という現代の病巣。女流新人の衝撃のサイコミステリー! 新保博久氏推賞。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
雨更紗
長野 まゆみ 著
夏越しの雨に濡れる児手山の屋敷。哉と伶という二人の人格を揺れ動く少年をめぐって明滅する百鬼夜行。徘徊するのは幽霊か、それとも狂者たちの妄想なのか?
定価1,175円(本体1,068円)
白鳥
丹羽 正 著
生きとし生けるものの本源である女のいのちへのいとおしみを謳う「白鳥」、座敷牢の女と少年との交流を描く「飛天抄」、磁味あふれる異色の名作2篇を収録。
柳田國男と短歌 続・森のふくろう
なぜ、柳田国男は“新派和歌”を終生否定し続けたのか? 評判の前著『森のふくろう』から十余年、新発掘資料が明かす民俗学の大家の短歌観。現代歌人に大きな示唆を与える好著!
定価2,990円(本体2,718円)
荒涼館に招かれた男
日本最大規模を誇る東京の福祉法人病院の立て直しに招かれた医師を待ち受ける驚くべき陰謀――現実の事件を基に福祉法人の腐敗とスキャンダルを暴く衝撃のノンフィクション・ノベル。
定価2,030円(本体1,845円)
森のふくろう 柳田国男の短歌
日本民俗学の出発点『遠野物語』に結実した柳田国男の詩心。“恋の詩人”と謳われた青春時代の短歌を掘り起し、初期柳田民俗学と詩歌との関連を初めて解明した注目の名著・新装版!
悲惨鑑賞団
山口 泉 著
真に恐ろしいのは滅びてゆくことではなく、この醜悪な世界に生き延びてしまうことかもしれない――豊饒な小説言語を駆使しつつリアリティの境界線を超えんとする俊英の、待望の連作集!
定価1,923円(本体1,748円)
Green Bench
柳 美里 著
離婚した家族の母娘(おやこ)、息子、そして母の若い恋人。真夏のテニスコートを舞台に、少しずつ、確実に狂っていく人間関係。芥川賞作家、柳美里の原点でもある瞠目の戯曲。
定価1,606円(本体1,460円)
恋の手本 曾根崎心中論
なぜ近松門左衛門は五十にしてベストセラー戯曲が書けたのか。時代の中で「受ける」ことをテーマに、近代初頭に「恋」の解放を心中事件をきっかけに世に出た天才の手法に迫る。
夢や、むかしの
昭和の初期、忍び寄る軍国主義の影とも無縁に、優雅な日々を送る大阪船場の美しい姉妹たち――現役実業家が、実母の初恋と一族の浮沈を、愛惜こめて艶やかに描き出した純愛小説!
湾岸戦争論 詩と現代
1991年1月に開戦した湾岸戦争。日本の文学者による反対声明に呼応した著者は戦争を迴っての論争に巻込まれる。この戦争を誰もが忘れたかに見える今あえて論争の意味を問う。
危うい女
私が愛した人は一体ナニであったの? 中国旅行で偶然知り会った妻子ある中年男との恋。愛に飢えた女と恋に不向きな男との運命的な出会いと必然的な別れを哀しく描く書下ろし秀作。
定価1,388円(本体1,262円)
魔法の眼鏡
種村 季弘 著
ドラゴン、メルヘン、魔法、錬金術、奇人たちなどをめぐって書かれたエッセイに、フリードニヒ二世の『魔の書』に関するエッセイを加えた久々のエッセイ集。
定価2,136円(本体1,942円)
この部屋に友だちはいますか?
三浦 俊彦 著
だから何もかも友だちのおかげだ──恋愛より大切な究極の愛を求めて、友情道をきわめる友者たち。会員制友だち相談所を舞台に繰り広げられるアヴァン・ポップ・ノベル第2弾。
筒井康隆の文芸時評
筒井 康隆 著
断筆宣言にいたる激動の93年、「文藝」に連載された話題騒然の時評。小説を愛し、あっと驚く面白さで小説を語り、断筆への最後の軌跡を描いた最初で最後の「筒井康隆の文芸時評」!
レストレス・ドリーム
笙野 頼子 著
悪夢の中の都市・スプラッタシティを彷徨する〈私〉の分身の途方もない闘い。ポスト・フェミニズム時代の最大の異才が放つ、今世紀最後にして最も果敢な文学のバトルロイヤル。
闇のなかの黒い馬
埴谷 雄高 著
暗黒の闇が支配する宇宙の極限的な茫漠さと、そこでも厳密に肉眼視される宇宙の細部。黒い世界から光芒を発する白いイメージを結晶させた短編連作。文学史の極北に聳える不滅の名著。
定価2,090円(本体1,900円)
幸福の小さな扉
木崎 さと子 著
名作文学に登場するヒロイン達は、どのような人生を歩んだのだろう? 彼女たちの生き方を通して、人生という素晴らしい物語を、細やかな筆致で味わう珠玉のエッセイ集。
定価1,708円(本体1,553円)
都づくし旅物語 京都・大阪・神戸の旅
いつか旅立つ妖しのニッポンへ、かつて旅した懐かしの三都へ――。JR西日本の「三都物語」の広報誌、Hanakoの広告に連載された、旅に新たな魅力を発見する短篇小説集。
定価1,282円(本体1,165円)
絶対文藝時評宣言
蓮實 重彦 著
絶対文藝時評はなぜ絶対か──今、小説を書き、読むことの倫理を問い「文藝」連載中から圧倒的な反響を呼んだ究極の文藝時評、ついに刊行。現代文学論の危険な決定版。