河出書房新社
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日本文学
同時代の女性歌集
あした、また
佐伯 裕子 短歌
〈婚とはそも何なりけるか定位置に阿片吸いたる昼顔の夢〉 母として、妻として、そして“世界”を恋うるものとして、鮮烈に現在を生きる女性の心の震えが生む現代を代表する待望の歌集。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
月食
橋本 治 著
僕の生きる道はどこに。愛と真実を求めて二人の少年は旅立つ。一人はブッダのもとへ、一人は娼婦の館へ。橋本の贈る熱き青春文学の白眉。
履き忘れたもう片方の靴
大石 圭 著
「覚えている限り、僕は今日まで、怖いと思ったことは一度もない」ペニスを残したまま豊胸する〈シーメール〉の肉体を選ぶ青年たち。男の性の孤独と哀しみに初めて迫る。
定価1,282円(本体1,165円)
DMAC
小竹 陽一朗 著
ランダムな記憶の反復の果てにあらわれる、性と死をこえた眩暈の波動とポストヒューマン時代を預言する、サイバー・アポカリプス。驚くべき実験性で小説を解体する。
親、まあ
中沢 けい 著
少女は女になり母となる――18歳の快作「海を感じる時」で鮮烈なデビューをしてから15年、いつの間にか二児の母になっていました――涙と笑いと諷刺にあふれる必読の育児エッセイ。
定価1,708円(本体1,553円)
日本文学における「私」
「私」という観念は近代のみのものではない。古典から現代まで文学において「私」はどのように考えられ、表現されてきたかを追究する論文集。
定価4,806円(本体4,369円)
千年の山の太子 北条幻庵青春伝
海野 弘 著
隠された闇の歴史と正史を結ぶ幻庵とは何者か?北条早雲の末子であった名将の、謎の青春遍歴を探りながら、古代から脈々と続く漂泊民の系譜と夢を掘り起す、異才の伝奇歴史ロマン!
定価2,030円(本体1,845円)
オーロラを見たよ
坂田 おさむ 著
NHK「おかあさんといっしょ」で8年間“うたのお兄さん”をつとめた著者が、番組や出演者、そして自分の幼い頃を心あたたまる筆致でつづります。これからお母さんになる人も必読。
定価1,388円(本体1,262円)
新文芸読本
高橋鐵
河出書房新社編集部 編
100万部のベストセラー『あるす・あまとりあ』で戦後の性解放をリードした高橋鐵――。性解放の戦いに生涯を捧げた性科学者の知られざる素顔を、性資料・コレクションとともに紹介。
マリア
すべての女は僕の聖母(マリア)だ──。謎の女・秋恵に体を売りつつ、心は亡き母に似た少女に魅かれていく卓美、16歳。思春期の少年の性を描く、文藝賞作家待望の受賞第一作書きおろし!
定価1,495円(本体1,359円)
私はクラゲになりたい
チチ 松村 著
クラゲに人生のすべてを見た男・チチ松村が贈る「クラゲ観察日記」。クラゲとともに暮らし、悩みながらもついにクラゲの域に達するまでをつづる愛と感動の書。一緒にクラゲになろう!
定価1,430円(本体1,300円)
京都・きもの暮し
永田 萌 著
京の北山に秋風が吹きはじめる10月から、遅咲きの御室の桜が散る4月の終りまで、できるだけきものを着ようと決めた萌さんの、きものにまつわるいい話。京都はきものが似合います!
伝説 夏の朝、幻の岸辺で
テロ、アナーキズム、三島由紀夫、そしてE・ユンガー──まやかしを燃やし尽くす作家が凛麗な文体で描く官能と知と暴力。孤高の世紀末文学!
定価2,136円(本体1,942円)
元禄蘇民伝 犬公方異聞
天下の奇法「生類憐みの令」には恐るべき秘密が隠されていた。ソの民=蘇民将来の子孫は一族の存亡を賭けて幕府隠密軍団と死闘を繰り広げる。史実に基づく奇想で描く驚異の伝奇ロマン。
定価1,923円(本体1,748円)
奥野健男文芸時評 上 1976~1983
奥野 健男 著
『太宰治論』で画期的なデビューを果して以来、常に多彩な評論活動を続ける氏の、15年半にわたる文芸時評。日本文学史に残る激動と混迷の時代を確実にとらえた記念すべき書!
定価5,233円(本体4,757円)
奥野健男文芸時評 下 1984~1992
八幡太郎義家
谷 恒生 著
"前九年の役、後三年の役のヒーローとして、王朝貴族体制を震憾させ、武士勢力台頭の""さきがけ""となった伝説的巨人の、弓馬と女性を愛した痛快無類の生涯を初めて描く鬼才の傑作!"
定価1,815円(本体1,650円)
親指Pの修業時代 上
松浦 理英子 著
ある朝、めざめると少女の右足の親指はペニスになっていた! 驚くべき奇想とともにかつてない性の遍歴の旅がはじまる──90年代の文学的記念碑と絶賛を浴びる異色の長篇小説。
親指Pの修業時代 下
モーツァルトの電話帳
永井 陽子 短歌
〈るるるる――と呼べどもいづれかの国へ出かけてモーツァルトは不在〉 日本語の音楽性を自在に駆使し、遥かな“ゆうさりの光”の世界と交響する、現代短歌のあざやかな結晶。