河出書房新社
河出の本を探す
3180件中 1281~1300件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
古井由吉自撰作品【全8巻】
古井由吉自撰作品 八
古井 由吉 著
著者自身が厳選した待望の著作集。その最終巻。全八巻ここに完結! 最近作から円熟の3作品、「野川」「辻」「やすみしほどを」。年譜・著書目録。解説=町田康。書下し「半自叙伝」8
定価3,960円(本体3,600円)
○在庫あり
自殺の国
柳 美里 著
ネットの掲示板に飛び交う「自殺」「逝きたい」の文字。携帯電話を手にその画面を見つめる少女。彼女は「品川発・伊東行き」の電車に乗り「その場所」へ向かうが……。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
完全版 平凡パンチの三島由紀夫
椎根 和 著
「平凡パンチ」で三島は若者のアイドルとなっていた。番記者として自決までの3年間を濃密に過ごし、文豪の素顔に迫った傑作ノンフィクション。関係年表・新原稿等大幅増頁の完全版。
定価3,080円(本体2,800円)
×品切
アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン
大野 左紀子 著
「これマジでアートだね!」……やたらと「アート」がもてはやされる時代=「一億総アーティスト」時代。アート礼賛を疑い、ひっくり返すべく、歴史・教育・ビジネスから「アート」を問う。
定価1,650円(本体1,500円)
すみれノオト 松田瓊子コレクション
松田 瓊子 著 早川 茉莉 編
わずか23歳で世を去った松田瓊子、珠玉の作品集。可憐で清楚な作品は美智子皇后が女学生時代に愛読されたことでも有名。もう読むことのできない小説、日記、小品を満載。
定価3,520円(本体3,200円)
文藝別冊
瀬戸内寂聴 文学まんだら、晴美から寂聴まで
2012年90歳を迎えた瀬戸内寂聴の、小説の読み手・書き手としての魅力に迫る特集本。対談・執筆=秋山駿、平野啓一郎、田中慎弥、藤原新也、森まゆみほか。作品コレクションも多数収録。
定価1,320円(本体1,200円)
戦力外捜査官 姫デカ・海月千波
似鳥 鶏 著
警視庁捜査一課配属たった2日で戦力外通告!? 連続放火、女子大生殺人、消えた大量の毒ガス兵器……ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役の若手エース・設楽は無事に事件を解決できるのか?
古井由吉自撰作品 三
初期長篇3部作の第2部、女の狂気の発端を濃密に描く「栖」と、人間の関係の迷路をめぐって、生と性の深々とした闇を描く短編集「椋鳥」を収録。解説=角田光代。書下し「半自叙伝」7
傷だらけの果実
新堂 冬樹 著
わたし、誰よりも綺麗になりたい――菊池緑、18歳。大学1年生。クラスで「ボロ雑巾」と呼ばれている少女。彼女の全身改造計画が、今、始まった。青春&狂気の極上エンターテインメント!
定価1,760円(本体1,600円)
芸術・芸能
気仙川
畠山 直哉 著
陸前高田市気仙町出身の写真家による、津波におそわれる前と後のふるさとの写真80点と、あの日をめぐるエッセイで構成された迫真のドキュメント。2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
屍者の帝国
伊藤 計劃/円城 塔 著
フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、英国政府機関の密命を受け、秘密諜報員ワトソンの冒険がいま始まる。早逝の天才・伊藤の未完の絶筆を盟友・円城が完成させた超大作。
定価1,980円(本体1,800円)
一日一言366日 日めくり歴史名言集
出久根 達郎 著
エイプリル・フールの普及には、勝海舟が一役買っていた? たわいない嘘から、大逆事件という国家レベルの虚偽へ。日めくり形式でたどる、366人が紡ぐ歴史の証言。
定価1,870円(本体1,700円)
古井由吉自撰作品 二
初の実験的な短篇連作「水」と、性の奈落と愛の成就を描いた初期の傑作長篇「櫛の火」を収録。性愛の極北に踏み込んだ圧倒的な愛の物語。解説=平野啓一郎。書下し「半自叙伝」6
内と外からの夏目漱石
平川 祐弘 著
19世紀末から20世紀初頭にかけて、漱石は世界に誇る知識人だった。漱石の師マードックから魯迅まで外国人との関係性など〈内と外〉とに視野を広げ、比較文学的に国民作家を読み解く。
定価4,180円(本体3,800円)
晰子の君の諸問題
佐々木 中 著
届かないかもしれない、君への手紙が、君を傷つけるとしたら――。 緻密な哲学的思索と果てしない詩情を両立させる初の恋愛小説。類例を見ない文体の超絶技巧が冴え渡る、俊傑・佐々木中の小説第3作!
東海道寄り道紀行
種村 季弘 著
ドイツ文学者、評論家にして温泉マニアでもある著者による貴重な単行本未収録紀行文集。東海道周辺から、奥飛騨、山陽方面まで。お湯、鉄道、民俗の旅。
14歳の世渡り術
本を味方につける本 自分が変わる読書術
永江 朗 著
探さなくていい、バラバラにしていい、忘れていい、歯磨きをしながら読んでもいい……本読みのプロが本とうまく付き合い、手なずけるコツを大公開。本さえ読んでりゃ、なんとかなるさ。
人生讃歌
小檜山 博 著
北の原野での幼少時代、苦悩と挫折の日々、作家という見果てぬ夢。極貧の絶望にあっても懸命に生きた。老いて振り返れば、苦難の道もすべて輝く。生きる希望が湧いてくる感動のエッセイ!
キシャツー
小路 幸也 著
うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントに住む男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり広がる、それぞれの成長物語。
冥土めぐり
鹿島田 真希 著
裕福だった過去に執着する母と弟。家族から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。だがそれは、奇跡のような幸運だった。夫とめぐる失われた過去への旅を描く著者最高傑作。