河出書房新社
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日本文学
きつねのつき
北野 勇作 著
人に化けた者たちが徘徊する町で、天井に貼りつく妻と、娘の春子と3人で静かに暮らす。それが正しいことかはわからない。私がそう決めたのだ……。切ない感動に満ちた再生の物語。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
清水アリカ全集
清水 アリカ 著
2010年、46歳で逝去した伝説的な作家のすべて。生前の作品、未刊行作品、遺稿、創作ノート収録。作家の新たな姿をあきらかにしつつ、もうひとつの文学の可能性を示す。解説・椹木野衣
定価3,850円(本体3,500円)
たとえば好き たとえば嫌い 安井かずみアンソロジー
安井 かずみ 著 近代 ナリコ 編
名作詞家、安井かずみ。時代の気分をたくみに表し、読む者を惹きつける言葉。独自の人生哲学に貫かれた視点がとらえたエピソード。繊細で気品あふれる珠玉のエッセイ集。
寿フォーエバー
山本 幸久 著
結婚式場で他人の幸せのために働く靖子。しかしカップルの破局の危機や近隣にライバル出現など、毎日難題続きで……。結婚式の舞台裏を描いた、笑いあり涙ありのハッピーお仕事小説!
何処やらに、井上井月 伊那の放浪乞食俳人
瓜生 卓造 著
幕末・明治に、信州伊那をさすらった乞食俳人・井上井月のルポ。武士を棄て漂泊を生き、つげ義春に描かれた人生。2011年秋、映画「ほかいびと」公開(主演・田中泯)。
定価2,640円(本体2,400円)
私の小さなたからもの
石井 好子 著
「お気に入りのフライパン」「ハンブルグの絵皿」「バラのコサージ」「パリとパルファン」……人生の節目節目に出会った大切な物たちについてエッセイの名手が綴った極上のコレクション。
定価1,650円(本体1,500円)
わたしの生活手帖
山口 瞳 著
山口瞳の単行本未収録エッセイ集。人付き合い、趣味、衣食住、生きること全般への、さまざまな角度からの観察感想にうならされる。ヒトミ節全開。
ニキの屈辱
山崎 ナオコーラ 著
人気写真家ニキのアシスタントになったオレ。1歳下の傲慢な彼女に、心ひかれたオレだが、公私ともに振り回されることになり……。恋がもたらした痛恨の一撃を描く、待望の恋愛小説!
定価1,430円(本体1,300円)
黄昏国
銀色 夏生 著
伝説のデビュー作が、新作の詩やイラストを多数加え装幀も新たに甦る。心震わせる恋や美しくも悲しい孤独……黄昏色に染まってどこまでも静かな言葉の世界に一緒に旅立ってみませんか。
三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代
山内 由紀人 著
一見、真逆の立場に見える両者。だが、幕末から大戦、戦後の不毛に対して、問題意識を共有していた。細かく2人の交錯を追い、日本とは何かを探る。
歴史・地理・民俗
KAWADEルネサンス
東京空襲
一色 次郎 著
名著復刊。戦争文学の記念碑的傑作。家族の葛藤と、スパイ容疑の恐怖と闘いながら、東京空襲の実態を書き残した、唯一のドキュメンタリー。
定価2,200円(本体2,000円)
郷愁の喫茶を訪ねて 東京ノスタルジック喫茶店2
塩沢 槙 著
東京の町の盛り場に、裏通りの商店街に、ひっそりとたたずむ人生そのもののような、なつかしの喫茶店を訪ね歩くフォトドキュメント。美味しい珈琲と昭和の薫りする古い喫茶店を愛する人へ。
酒井大岳と読む 金子みすゞの詩
酒井 大岳 著 金子 みすゞ 詩
金子みすゞの詩500篇余から「こだまでしょうか」他40篇を厳選。禅の僧侶として名高い、また俳人としても知られる著者が、その詩のこころを、誰にでもわかりやすく語る。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切
氷塊 大久保利通
秋山 香乃 著
明治の元勲、大久保利通。国難の時代、日本を近代国家たらしめたのは、大久保の意志と構想と実行力であった。逆境の人を初めて描ききった評伝小説。
定価1,980円(本体1,800円)
KAWADE道の手帖
作家と戦争 太平洋戦争70年
太平洋戦争開戦70年。作家と戦争の関わりを、文学者の戦争責任問題を中心に総合的に考える入門編。対談は、川村湊×成田龍一「3.11から遡る」。論考と戦争関連小説など。
履歴書代わりに
吉村 昭 著
単行本未収録エッセイ集。吉村昭の履歴がうかがえる読みごたえのあるエッセイを集める。人生のその都度その都度の感慨と、作家のこだわりを伝える一冊。
11 eleven
津原 泰水 著
業界を震撼させた『綺譚集』から7年、津原泰水が贈る、待望にして究極の作品集がついに刊行。著者ベスト短篇との声も上がっている「五色の舟」を筆頭に、「11」の異界の扉が開かれる。
定価1,870円(本体1,700円)
寒月の下に 架田仁緒 処女詩集
架田 仁緒 著
長く実業界で働くかたわら詩作を続けてきた架田仁緒(本名・高田邦雄)の処女詩集。深い人生経験と処女詩集の初々しさが同居する、人生の滋味の深さを感じさせる詩集。解説・伊藤桂一。
野良猫ケンさん
村松 友視 著
一緒に暮らせそうもない、ケンカ三昧の極道野良に作家は魅入られていった。愛猫アブサンの死から15年、勝手気ままに村松家を訪れる野良猫ケンさんとの交流を温かく描く感動の書き下ろし!
定価1,540円(本体1,400円)
東京で何してる?
豊田 道倫 著
それぞれの夢を追い、あるいは夢を持っていたことも忘れて、街の片すみに生きる人々……ミュージシャン・豊田道倫がおくる、やさしくも強暴な初の小説集。角田光代氏、佐々木敦氏絶賛!