河出書房新社
河出の本を探す
1055件中 701~720件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
アリとニノ
クルバン・サイード 著 松本 みどり 訳
第一次大戦とロシア革命の激動の時代、アジア文化の中で育った名門貴族の青年アリと、ヨーロッパ文化の中で育った王女ニノが、中央アジアを舞台に繰り広げる壮大な悲恋物語。
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
喜びは永遠に残る
ジャン・ジオノ 著 山本 省 訳
『木を植えた男』の出発点ともいえる長篇小説。自然の営みの中で人間はいかに生きるか、いかに人を癒し、希望と喜びを持つのか、という生の奥深くへ問いかける初期の驚くべき名作。
定価3,080円(本体2,800円)
リルケ――オルフォイスへのソネット
田口 義弘 著
『マルテの手記』で世界を驚かせたリルケ晩年の名詩『オルフォイスへのソネット』は、輝かしい金字塔として彼の名声を不動にした。生の無常と不安――その全訳と註解を収めた白眉の書。
オリンピア・プレス物語 ある出版社のエロティックな旅
ジョン・ディ・セイント・ジョア 著 青木 日出夫 訳
ポルノ本の帝王にして前衛文学の守護神。一攫千金の山師にして一文無しの反逆者。『ロリータ』『裸のランチ』『O嬢の物語』を検閲に抗して出版した出版界の風雲児の栄光と悲惨を描く。
定価3,740円(本体3,400円)
プロになるための文章術 なぜ没なのか
ノア・リュークマン 著 池 央耿 訳
“文章は技術”である。ベストセラー作家を見つけ出し育てたアメリカの有名なエージェントが語る、プロになるためのヒント。異色の文章読本として、国際ビジネスマン、翻訳者にも役立つ。
定価1,980円(本体1,800円)
おまえはケダモノだ、ヴィスコヴィッツ
アレッサンドロ・ボッファ 著 中山 悦子 訳
主人公ヴィスコは様々なケダモノに変身して愛の勝利と敗北を経験する。カルヴィーノの再来と話題をよんだ著者は生物学者。アイロニーとペシミズムに彩られた魅力的な物語を繰広げる。
デュラス、あなたは僕を(本当に)愛していたのですか。
ヤン・アンドレア 著 村上 香住子 訳
デュラスの最後の愛人であり、晩年の十数年をともに生活した著者がつづる、出会いからその死による別れまでを描き切った迫真のドキュメント小説。作家のその創作の秘密が白日のもとに。
定価2,640円(本体2,400円)
ビューティフル・ボーイ
トニー・パーソンズ 著 小田島 恒志/小田島 則子 訳
30歳を目前にハリーの世界は突如変貌。同僚と一夜を共にし、妻に出て行かれ、失業、シングルファザーに――。真の愛を見つけるための感動の物語。イギリス中が泣いて笑った大ベストセラー。
定価1,760円(本体1,600円)
臨死 ラ・トラヴェルセ
フィリップ・ラブロ 著 長島 良三 訳
60歳の著者はある日、細菌性の浮腫によって呼吸困難におちいり臨死体験に遭遇する。ここ(病室)から彼方(緑の樹林や死者たちとの交歓)の世界に不断に往き来する中で、生の意味を知る。
定価2,420円(本体2,200円)
内なる殺人者
J・トンプスン 著 村田 勝彦 訳
そうそうたる作家・監督が口を揃えてたたえる、ノワール(暴力と犯罪の小説)の巨匠トンプスンの代表作。邪悪な人の闇を、不気味なユーモアを混ぜ描いた、狂気の傑作。幻の古典!
定価1,540円(本体1,400円)
テクスチュアル・ハラスメント
ジョアナ・ラス 著 小谷 真理 訳
文章による性的嫌がらせ=テクスチュアル・ハラスメント。《テクハラ》とは何か、いまなぜ《テクハラ》の視点が必要とされるのかについて、フェミニズム的視点から論じる。
定価3,960円(本体3,600円)
夢へのレクイエム
H・セルビーJr 著 宮本 陽吉 訳
TV出演に驚喜し、ダイエットにはまるサラ。ヘロインにのめり込む息子ハリー。中毒を主人公とした、『ブルックリン最終出口』の著者の戦慄の名作。「π」の監督アロノフスキーにより映画化。
ナボコフ夫人を訪ねて 現代英米文化の旅
マーティン・エイミス 著 大熊 榮/西垣 学 訳
イギリス文壇きっての才人の異色エッセイ集。グレアム・グリーン、アップダイク、サルマン・ルシュディなどの作家のみならず、スポーツや芸能まで論じた縦横無尽のスーパー・エッセイ集。
南仏プロヴァンスの昼下り
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
うれしいことに4年ぶりのプロヴァンスは静かで変わっていなかった。南仏へ帰還したピーター・メイルの最新エッセイ集。『12か月』『木陰から』につづく、プロヴァンス・エッセイ3部作完結!
墓地に建つ館
シェリダン・レ・ファニュ 編 榊 優子 訳
ある雨の降る5月の夜更け、教会墓地から奇妙な穴が穿たれた頭蓋骨が出土する。ここから、錯綜した恐怖にみちた過去の事件が掘り起こされる……。ジョイスに霊感を与えた怪奇小説の傑作。
定価5,390円(本体4,900円)
嘘をついた男
エマニュエル・カレール 著 田中 千春 訳
ジュネーヴに近いフランスの高級住宅地で、ある医者が妻と幼い子供達を殺害し、自宅に火を放った。実は偽医者で18年間も周囲を欺き通していた。二重人格、虚言症?人間の心の闇に迫る傑作。
シェイクスピアの謎を解く
イアン・ウィルソン 著 安西 徹雄 訳
古今東西、最も愛され読みつがれてきたシェイクスピアの戯曲。だがその作者の謎はあまりに多い。ミステリーのように真実の彼を追いつつ、作品とその生涯に迫る。
定価6,380円(本体5,800円)
ガール・クレイジー
ジェン・バンブリィ 著 小西 未来 訳
ジルはL.A.の古本屋でバイトしてる女の子。ある日謎の男から稀覯本をタダ同然で買い取り、トラブル&アドベンチャーが始まった! 本に隠された秘密と、旅路の末に得たものは?
旅を書く ベスト・トラベル・エッセイ
ガブリエル・ガルシア=マルケス/リシャルト・カプシチンスキ/ビル・ブライソン 著 池 央耿 訳 C・サブロン 著
G・ガルシア=マルケス、ビル・ブライソンなど一流の書き手がつづる異色の旅の記録・エッセイ傑作集。イギリスのグランタ・ブックスが精選した“ベスト・トラベル・ライティング”。
〈関係〉の詩学
エドゥアール・グリッサン 著 管 啓次郎 訳
1991年ロジェ・カイヨワ賞受賞作。クレオール最大の作家グリッサンの代表作の一つであり〈クレオール〉とは何かが明確に語られる文学・思想論集。クレオールブームを深化させリードする著作。
定価4,070円(本体3,700円)