河出書房新社
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1066件中 721~740件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
臨死 ラ・トラヴェルセ
フィリップ・ラブロ 著 長島 良三 訳
60歳の著者はある日、細菌性の浮腫によって呼吸困難におちいり臨死体験に遭遇する。ここ(病室)から彼方(緑の樹林や死者たちとの交歓)の世界に不断に往き来する中で、生の意味を知る。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
内なる殺人者
J・トンプスン 著 村田 勝彦 訳
そうそうたる作家・監督が口を揃えてたたえる、ノワール(暴力と犯罪の小説)の巨匠トンプスンの代表作。邪悪な人の闇を、不気味なユーモアを混ぜ描いた、狂気の傑作。幻の古典!
定価1,540円(本体1,400円)
テクスチュアル・ハラスメント
ジョアナ・ラス 著 小谷 真理 訳
文章による性的嫌がらせ=テクスチュアル・ハラスメント。《テクハラ》とは何か、いまなぜ《テクハラ》の視点が必要とされるのかについて、フェミニズム的視点から論じる。
定価3,960円(本体3,600円)
夢へのレクイエム
H・セルビーJr 著 宮本 陽吉 訳
TV出演に驚喜し、ダイエットにはまるサラ。ヘロインにのめり込む息子ハリー。中毒を主人公とした、『ブルックリン最終出口』の著者の戦慄の名作。「π」の監督アロノフスキーにより映画化。
定価2,640円(本体2,400円)
ナボコフ夫人を訪ねて 現代英米文化の旅
マーティン・エイミス 著 大熊 榮/西垣 学 訳
イギリス文壇きっての才人の異色エッセイ集。グレアム・グリーン、アップダイク、サルマン・ルシュディなどの作家のみならず、スポーツや芸能まで論じた縦横無尽のスーパー・エッセイ集。
定価3,080円(本体2,800円)
南仏プロヴァンスの昼下り
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
うれしいことに4年ぶりのプロヴァンスは静かで変わっていなかった。南仏へ帰還したピーター・メイルの最新エッセイ集。『12か月』『木陰から』につづく、プロヴァンス・エッセイ3部作完結!
定価1,760円(本体1,600円)
墓地に建つ館
シェリダン・レ・ファニュ 編 榊 優子 訳
ある雨の降る5月の夜更け、教会墓地から奇妙な穴が穿たれた頭蓋骨が出土する。ここから、錯綜した恐怖にみちた過去の事件が掘り起こされる……。ジョイスに霊感を与えた怪奇小説の傑作。
定価5,390円(本体4,900円)
嘘をついた男
エマニュエル・カレール 著 田中 千春 訳
ジュネーヴに近いフランスの高級住宅地で、ある医者が妻と幼い子供達を殺害し、自宅に火を放った。実は偽医者で18年間も周囲を欺き通していた。二重人格、虚言症?人間の心の闇に迫る傑作。
定価1,980円(本体1,800円)
シェイクスピアの謎を解く
イアン・ウィルソン 著 安西 徹雄 訳
古今東西、最も愛され読みつがれてきたシェイクスピアの戯曲。だがその作者の謎はあまりに多い。ミステリーのように真実の彼を追いつつ、作品とその生涯に迫る。
定価6,380円(本体5,800円)
ガール・クレイジー
ジェン・バンブリィ 著 小西 未来 訳
ジルはL.A.の古本屋でバイトしてる女の子。ある日謎の男から稀覯本をタダ同然で買い取り、トラブル&アドベンチャーが始まった! 本に隠された秘密と、旅路の末に得たものは?
旅を書く ベスト・トラベル・エッセイ
ガブリエル・ガルシア=マルケス/リシャルト・カプシチンスキ/ビル・ブライソン 著 池 央耿 訳 C・サブロン 著
G・ガルシア=マルケス、ビル・ブライソンなど一流の書き手がつづる異色の旅の記録・エッセイ傑作集。イギリスのグランタ・ブックスが精選した“ベスト・トラベル・ライティング”。
定価2,200円(本体2,000円)
〈関係〉の詩学
エドゥアール・グリッサン 著 管 啓次郎 訳
1991年ロジェ・カイヨワ賞受賞作。クレオール最大の作家グリッサンの代表作の一つであり〈クレオール〉とは何かが明確に語られる文学・思想論集。クレオールブームを深化させリードする著作。
定価4,070円(本体3,700円)
ブコウスキー伝 飲んで書いて愛して
ハワード・スーンズ 著 中川 五郎 編
負け犬が逆境に打勝ち、世界的に有名な作家に! アメリカ文学の異色のカルト作家の赤裸々な伝記。家族、友人、愛人、作家たちに取材し、未発表の書簡など貴重な資料。写真多数。
定価3,300円(本体3,000円)
マルコ・ポーロの見えない都市
イタロ・カルヴィーノ 著 米川 良夫 訳
メルヘンの香り漂う空想都市から現代の巨大都市まで――幻想の旅を行くマルコ・ポーロが、憂い顔の皇帝フビライ汗に語る55の都市の変奏曲。イタリア文壇の鬼才の傑作小説。
私はトスカーナの城で育った
キンタ・ビーヴァー 著 持田 鋼一郎 訳
戦火を逃れ、5歳の私はイギリスからフローレンス近郊の城に移り住んだ。トスカーナの生き生きとした自然、人々との交情、料理や作物についての豊かなエピソードに満ちた、美しい回想録。
ダンテの地獄を読む
平川 祐弘 著
ダンテの名訳者がつづる『神曲』を読む楽しさ。『神曲』地獄篇を世界文学の傑作として考える著者の、秀逸で熱情あふれるダンテ論。『中世の四季――ダンテとその周辺』の姉妹篇。
定価4,290円(本体3,900円)
ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり
ダニエル・ウォレス 著 小梨 直 訳
父さんは、大物(ビッグフィッシュ)だった! 死にゆく父親をどうにか理解しようと、息子は語りはじめるのだが――おかしくて悲しくて、切なくて愉快。ティム・バートンが映画化した愛すべき一冊。
燃える図書館 ベスト・エッセイ:70s-90s
エドマンド・ホワイト 著 柿沼 瑛子 訳
アメリカでもっとも卓越したゲイ作家・ホワイトの初のエッセイ集。ゲイの抑圧と解放を身をもって生きた“証人”としての発言には重みがある。1970~90年代アメリカの文化・文明論でもある。
定価4,180円(本体3,800円)
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて』の開かれた世界
牛場 暁夫 著
『ユリシーズ』『城』と並んで今世紀文学の最高峰といわれるプルースト『失われた時を求めて』の生成過程を、従来の定説をくつがえし、当時の社会や文化、風俗との関係でとらえ直す。
定価5,280円(本体4,800円)
動物なぜなにものがたり
ヘニング・ヴィースナー/ヴァリ・ミュラー 著 ギュンター・マタイ 鈴木 仁子 訳
ニワトリは笑いますか? ラクダはキャメルを吸いますか?――南ドイツの動物園園長先生が動物の謎と秘密にみーんな答えてくれた! オールカラーのユニークな挿画も入ったとっておきの一冊。