河出書房新社
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政治・経済・社会
河出ブックス
はじまりの戦後日本 激変期をさまよう人々
橋本 健二 著
戦争によって膨大な数の人々が社会的地位を失い、生きるすべを求めてさまよわなければならなかった。個人のミクロな経験と社会のマクロな変化を結びつけ、戦後社会の成立過程を活写する。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
自然科学・医学
和食とうま味のミステリー 国産麹菌オリゼがつむぐ千年の物語
北本 勝ひこ 著
うま味を追求する独特の食文化「和食」はどのように生まれたのか。世界最古のバイオビジネス種麹屋と、日本固有の麹菌オリゼが育んだ日本酒醸造を中心に描く、千年を超える和食進化の物語。
1980年代
斎藤 美奈子/成田 龍一 編著
戦後日本の転換点にして、〈いま〉の源流とも言える80年代。記憶だけで語るにはもはや遠く、歴史と呼ぶにはまだ近いこの時代を、鼎談・論考・コラムを組み合わせながら多角的に問い直す。
定価1,980円(本体1,800円)
○在庫あり
「若者」とは誰か アイデンティティの30年【増補新版】
浅野 智彦 著
どうしてこんなにも「若者」を語りたがるのか――若者たちのリアルと大人たちの視線とが交わってはズレてゆく、80年代からの軌跡。自己の「多元化」の実像をさらに追究する補章を追加。
哲学・思想・宗教
事件! 哲学とは何か
スラヴォイ・ジジェク 著 鈴木 晶 訳
現代政治から、キリスト教、仏教、映画、俳句まで――現代思想界の奇才が、「事件」をキーワードに、読者を思考の冒険に誘うスリリングな哲学入門。日本語版序文「日本的事件とは」収録。
定価1,650円(本体1,500円)
定本 風俗営業取締り 風営法と性・ダンス・カジノを規制するこの国のありかた
永井 良和 著
「悪い遊び」はいかに規制されてきたか。「風営法」の展開を跡づけつつ、社会の変化とともに移りゆく娯楽と権力のありようを活写。「クラブ規制」「カジノ解禁」について増補した決定版。
定価2,035円(本体1,850円)
江戸城のインテリア 本丸御殿を歩く
小粥 祐子 著
徳川幕府の城・江戸城本丸御殿は多くの謎と秘密のベールに包まれていた。遺されている当時の図面や資料から本丸御殿のインテリアを浮かび上がらせ、そこに込められた意味を解明する。
増補新版 法とは何か 法思想史入門
長谷部 恭男 著
人が生きていく上で法はどのような働きをするか。先人の思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う、法思想史入門の決定版。普遍的な道徳と個人の生き方が衝突する場での法解釈を増補。
定価1,540円(本体1,400円)
△3週間~
歴史・地理・民俗
古代エジプト 死者からの声 ナイルに培われたその死生観
大城 道則 著
彼らはこの世における死の後、あの世でも生きた――死者への手紙、ミイラ、ピラミッド、謎めいた装身具……他の文明や日本との比較もまじえながら、その独特な死生観・来世観を読み解く。
定価1,815円(本体1,650円)
趣味・実用・芸術
「旅」の誕生 平安―江戸時代の紀行文学を読む
倉本 一宏 著
辛苦の移動から笑いと好奇心の旅へ! 古記録研究の第一人者が『伊勢物語』から『東海道中膝栗毛』まで、さまざまな紀行文学を読み解き浮かび上がらせる、日本人の「旅」のうつりかわり。
定価1,870円(本体1,700円)
真田幸村と真田丸 大坂の陣の虚像と実像
渡邊 大門 著
数多の戦国武将の中でも絶大な人気を誇る真田幸村(信繁)とその一族。これまで語られてきたその姿は真実のものなのだろうか。後世に粉飾された神秘のベールを剥がすべく、実像を追求する。
戦国の日本語 五百年前の読む・書く・話す
今野 真二 著
激動の戦国時代、いかなる日本語が話され、書かれ、読まれていたのか。武士の連歌、公家の日記、辞書『節用集』、キリシタン版、秀吉の書状……古代語から近代語への過渡期を多面的に描く。
科学の現場 研究者はそこで何をしているのか
坂井 克之 著
輝かしい成果と頭の痛い諸問題。真理追求の純粋さとはうらはらに、きわめて「人間的な」営みでもある科学。さまざまな欲望がうずまく、生々しい現在進行形の現場を活写する。
「世代」の正体 なぜ日本人は世代論が好きなのか
長山 靖生 著
「今どきの若者は……」――なぜ私たちはこんなにも「世代論」を語るのか。大正青年から焼け跡、団塊、バブル、脱ゆとりまで、「世代」をとおして明治後期以降を通覧する画期的日本社会論。
未来の社会学
若林 幹夫 著
「未だ来たらざるもの」を人間はどのように想像し、思考し、時にそれにとりつかれてきたか――。未来の「取り扱い方」と社会のあり方との関係を浮き彫りにする、社会学的冒険の書。
こんにちは、ユダヤ人です
ロジャー・パルバース/四方田 犬彦 著
アメリカに生まれてアメリカを捨てたユダヤ人とイスラエル滞在経験をもつ日本人、博覧強記のふたりがユダヤについて縦横無尽に語り合う、ユダヤと世界への新しい視点をひらく対談による入門。
「地元」の文化力 地域の未来のつくりかた
苅谷 剛彦 編著
フィールドワークと調査データをつうじて、Uターン・Iターンといった人の移動と、地域文化に生きる人びとの実像から、日本の「地方」の現在を活写。未来を考える手がかりを見出す。
誰がタブーをつくるのか?
永江 朗 著
タブーはいかにして、そして誰のために生まれたのか? 「そこそこ自由な国・日本」に生きるぼくたちだからこそ知らなければならない、誰も教えてくれないタブーの正体と無力化する思考法。
ドゥルーズと狂気
小泉 義之 著
ドゥルーズの最重要主題でありながら正面から論じられてこなかった「狂気」を読みとりながら、まったく新たなドゥルーズ像を描き出すとともに、新たな生と狂気のありかたを開く衝撃の書。
定価2,090円(本体1,900円)
思想史の名脇役たち 知られざる知識人群像
合田 正人 著
今となってはあまり語られないが、カミュ、サルトルら20世紀知識人のつなぎ手となった人物たちにこそ日常的な問いへと我々を巻き込む力がある。思想が誕生する場を巡るもうひとつの思想史。