河出書房新社
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日本文学
遠藤周作と劇団樹座の三十年
宮辺 尚 著
遠藤周作が創設した素人劇団「樹座」。そこには市井の人々が一夜だけの舞台に立ち、脚光を浴びるという人生そのものがあった。遠藤とともに劇団を作り上げた著者による、涙と笑いの奮闘記!
定価2,420円(本体2,200円)
○在庫あり
星の嵌め殺し
川野 芽生 著
優美さに内包する痛み、気高く眩い光を放つ言葉の乱反射。第一歌集『Lilith』から4年、いま最も注目される歌人・作家の第二歌集、ついに刊行!
定価2,200円(本体2,000円)
三島由紀夫 政治と革命
河出書房新社編集部 編
自決から半世紀を超え、三島由紀夫にとって政治とは、そして天皇制とは何だったのかを問う。総特集『文藝別冊 三島由紀夫1970』を増補・新装。
定価1,980円(本体1,800円)
下町サイキック
吉本 ばなな 著
サイキック能力を持つ中学生のキヨカと、近所に住む友おじさんの、ささやかだけれどかけがえのない連帯。人がそれぞれの力を発揮して生き抜くための、知恵と哲学が詰まった最新長編!
定価1,870円(本体1,700円)
△3週間~
私の小説
町屋 良平 著
破壊的じゃない「私」の人生はつまんない――? 芥川賞をとってなお自分に自信が持てない作家が、この世界を言葉で立て直す。第48回川端康成文学賞受賞作を含む〈新しい私小説〉連作集。
ほどける骨折り球子
長井 短 著
自分の「弱さ」と「強さ」に後ろめたさを抱く男女の"守りバトル"、その結末は?芸能界でも活躍中の新鋭作家・長井短の傑作小説集! 映画現場の「見えない存在」を描く「存在よ!」併録。
いなくなくならなくならないで
向坂くじら 著
死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。デビュー作にして第171回芥川賞候補作。
定価1,760円(本体1,600円)
あの夏が飽和する。 ―全文朗読付き完全版―
カンザキ イオリ 著
青春サスペンスの傑作、文庫化記念! 人気声優[入野自由、茅野愛衣、梶裕貴]による全文朗読が付いた完全版単行本。千尋は今度こそ愛する人を守れるのか? 13年前の逃避行を描いたスピンオフ初掲載。
定価6,380円(本体5,800円)
瓶の中〈新装版〉
高峰 秀子 著
「暮しのたのしみ」「食べある記」「春愁秋思」の三部構成。「自分の道を歩きはじめた」人による、美の集大成。随筆と愛蔵品のカラー写真を満載した豪華大型本。
定価2,970円(本体2,700円)
京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る
古川 日出男 著
現代京都に現れた冥官・小野篁。紫式部、二島由紀夫と共に、観光名所とご当地グルメを堪能しつつ、「オペラでコロナを倒す」べく、地獄の底へ……奇想天外で壮大な「人類史オペラ」が開演!
笑いあり、しみじみあり シルバー川柳 光るジジババ編
みやぎシルバーネット/河出書房新社編集部 編
累計54万部突破! 全国の60~100歳超のリアル・シルバーがよんだ驚きの川柳傑作選第24弾。爆笑・共感しながら心が元気になる名句怪作が今巻も大集合。毒蝮三太夫氏推薦。
定価1,150円(本体1,045円)
ぬくもりの旋律
岡田 真理 著
それは「未来」へ繋がる小さな一歩――「みんなが我慢しなくていい方法を、ちょっとずつ探していこう」。作家・森沢明夫さん推薦! ある家族を中心に紡がれる、感動のデビュー小説。
Across the Universe
秦 建日子 著
「哀しいな」「え? 私、幸せですよ?」「知ってるよ。俺は、それが哀しいんだ」――人の心を蝕むのは、悪意か、愛か。渋谷爆弾テロ事件から3年。世界は、ついに、変わる……。最新作!
あの空の色がほしい
蟹江 杏 著
お絵描きが大好きなマコは小学四年生。ある日、風変わりな家に住む、近所で変人と噂される芸術家に、絵を習いたいと頼み込むが !? 二人の奇妙な交流を描く落合恵子さん絶賛の感動小説!
ルーマーズ 俗
堂場 瞬一 著
人気俳優、心中か?――衝撃的なニュースが世間を駆け抜けた。白熱するマスコミのスクープ合戦、SNSに溢れる噂話(ルーマーズ)……無法地帯のメディアを舞台に贈る堂場瞬一、最新長編!
マリリン・トールド・ミー
山内 マリコ 著
友達なし、恋人なし、お金なし。上京直後にコロナ禍に見舞われた大学生・瀬戸杏奈。孤独を募らせる彼女のもとに、ある夜、伝説の大女優から電話がかかってきて――。運命突破系青春小説!
あるがままに生きる
吉野 秀雄/山口 瞳 著
小林秀雄を感動させた「短歌百余章」、「前の妻・今の妻」などの名随筆、教え子・山口瞳の「小説・吉野秀雄先生」を収める、あるがままに生きた万葉歌人・吉野秀雄その人の人生に学ぶ。
「私」をどう生きるか
亀井 勝一郎 著
人間はいかにして人間となるか、という永遠のテーマに切り結んだ本音の一冊。青年を含め、自分の人生をみつめる人間に贈る、人生論の旗手による決定版。名著『人間の心得』改題。
老いの贅沢
曾野 綾子 著
悩む時間がもったいない! 老後、残された時間は贅沢品。人生の無駄を捨て、一番大切なものに時間をかける――。日常の悩みに応え、前向きで豊かな老後を楽しむための心強き名言の数々!
定価1,320円(本体1,200円)
木滑さんの言葉 思想 歴史 発言 足跡 そして 記憶
塩澤 幸登 著
戦後雑誌の革命児、マガジンハウスの最高顧問・木滑良久の編集思想に、インタビュー、雑誌記事、発言を通して迫り、その人間性、人生観、社会観、編集技術や雑誌作りの秘訣を伝える。