河出書房新社
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2025件中 581~600件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
華やかな食物誌
澁澤 龍彦 著
古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちの表題作ほか、十八のエッセイを収録。没後三十年を機に新装版で再登場。
定価770円(本体700円)
○在庫あり
神聖受胎
反社会、テロ、スキャンダル、ユートピアの恐怖と魅惑など、わいせつ罪に問われた「サド裁判」当時に書かれた時評含みのエッセイ集。若き澁澤の真髄。没後三十年を機に新装版で再登場。
定価814円(本体740円)
エロスの解剖
母性の女神に対する愛の女神を貞操帯から語る「女神の帯について」ほか、乳房コンプレックス、サド=マゾヒズムなど、エロスについての十六のエッセイ集。没後三十年を機に新装版で再登場。
その時までサヨナラ
山田 悠介 著
ヒットメーカーが切り拓く感動大作! 列車事故で亡くなった妻が結婚指輪に託した想いとは? スピンオフ「その後の物語」を収録。誰もが涙した百万部突破の大ベストセラー決定版。
定価660円(本体600円)
チャイとミーミー
谷村 志穂 著
いかないでよ、チャイ。頼むから、そばにいて――。縁あって出会った二匹の猫、チャイとミーミー。かけがえのない家族として寄り添う日々を描く感動作。チャイとの別れを描いた、文庫版書き下ろし収録。
定価748円(本体680円)
彼女の人生は間違いじゃない
廣木 隆一 著
震災後、恋人とうまく付き合えなくなった市役所職員のみゆき。彼女は週末、上京してデリヘルを始める……福島-東京の往還がもたらす、哀しみから光への軌跡。廣木隆一監督が自身の初小説を映画化!
定価605円(本体550円)
正直
松浦 弥太郎 著
成功の反対は、失敗ではなく何もしないこと。前「暮しの手帖」編集長が四十九歳を迎え、自ら編集長を辞し新天地に向かう最中に綴った、自叙伝的ベストセラーエッセイ! あたたかな人生の教科書。
定価638円(本体580円)
極楽鳥とカタツムリ
澁澤没後三十年を機に、著者の全小説とエッセイから「動物」をテーマに最も面白い作品を集めた「奇妙な動物たちの物語集」。ジュゴン、バク、ラクダから鳥や魚や貝、昆虫までの驚異の動物園。
定価968円(本体880円)
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
二十世紀鉄仮面
小栗 虫太郎 著
九州某所に幽閉された「鉄仮面」とは何者か、私立探偵法水麟太郎は、死の商人・瀬高十八郎から、彼を救い出せるのか。帝都に大流行したペストの陰の大陰謀が絡む、ペダンチック冒険ミステリ。
定価880円(本体800円)
×品切・重版未定
どつぼ超然
町田 康 著
「余」という一人称には、すべてを乗りこえて問題にしない感じがある。これでいこう――爆発する自意識。海辺の温泉町を舞台に、人間として、超然者として「成長してゆく」余の姿を活写した傑作長編。
定価869円(本体790円)
ぼくの宝物絵本
穂村 弘 著
忘れていた懐かしい絵本や未知の輝きをもった絵本に出会い、買って買って買いまくるのは夢のように楽しい……戦前のレトロな絵本から最新絵本まで、名作絵本の魅力を紹介。オールカラー。
小川洋子の陶酔短篇箱
小川 洋子 編著
河童、猫、牧神、鮫……そして人間たち。彼らの気配が新たな声となって響く。川上弘美「河童玉」、泉鏡花「外科室」など魅惑の短篇小説十六篇と小川洋子のエッセイが奏でる極上のアンソロジー。
定価1,034円(本体940円)
とむらい師たち 野坂昭如ベスト・コレクション
野坂 昭如 著
死者の顔が持つ迫力に魅了された男・ガンめん。葬儀の産業化に狂奔する男・ジャッカン。大阪を舞台に、とむらい師たちの愚行と奮闘を通じ「生」の根源を描く表題作のほか、初期代表作を収録。
定価990円(本体900円)
日本の悪霊
高橋 和巳 著
特攻隊の生き残りの刑事・落合は、強盗容疑者・村瀬を調べ始める。八年前の火炎瓶闘争にもかかわった村瀬の過去を探る刑事の胸に、いつしか奇妙な共感が……〝罪と罰〟の根源を問う、代表長篇!
定価1,540円(本体1,400円)
家光は、なぜ「鎖国」をしたのか
山本 博文 著
東アジア情勢、貿易摩擦、宗教問題、特異な為政者──徳川家光政権時に「鎖国」に至った道筋は、現在の状況によく似ている。世界的にも「内向き」傾向の今、その歴史の流れをつかむ。
定価924円(本体840円)
ザーッと降って、からりと晴れて
秦 建日子 著
「人生は、間違えられるからこそ、素晴らしい」リストラ間近の中年男、駆け出し脚本家、離婚目前の主婦、本命になれないOL――不器用な人たちが起こす小さな奇跡が連鎖する、感動の連作小説。
定価704円(本体640円)
A
中村 文則 著
風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家……。中村文則が贈る十三の「生」の物語。
はじめての聖書
橋爪 大三郎 著
羊、クリスマス、十字架、ノア、モーセ、イエス、罪、愛、最後の審判……聖書の重要ポイントをきわめて平易に説き直す。世界標準の基礎知識への道案内。ほんものの聖書を読むための「予告編」。
カネと暴力の系譜学
萱野 稔人 著
生きるためにはカネが必要だ。この明快な事実から国家と暴力と労働のシステムをとらえなおして社会の見方を根本から変えた、斬新にしてあざやかな理論の誕生。
蟇屋敷の殺人
甲賀 三郎 著
車から首なしの遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。謎の美女、怪人物、化け物が配される中、探偵作家と警部が犯人を追う。秀逸なプロットが連続する傑作。