河出書房新社
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文庫・新書
内地へよろしく
久生 十蘭 著
久生十蘭の全集でしか読めなかった傑作長篇の初文庫化。南洋の報道班員の従軍小説。戦況をつぶさに記述、内地との往還。戦後七十年記念企画。
定価836円(本体760円)
×品切・重版未定
ニューヨークより不思議
四方田 犬彦 著
一九八七年と二〇一五年、二七年の時を経たニューヨークへの旅。どこにも帰属できない者たちが集まる都市の歓喜と幻滅。みずみずしさと情動にあふれた文体でつづる長篇エッセイ。
定価1,210円(本体1,100円)
大日本帝国最後の四か月 終戦内閣“懐刀”の証言
迫水 久常 著
昭和二〇年四月鈴木貫太郎内閣発足。それは八・一五に至る激動の四か月の始まりだった――。対ソ和平工作、ポツダム宣言受諾、終戦の詔勅草案作成、近衛兵クーデター……内閣書記官長が克明に綴った終戦。
定価1,078円(本体980円)
風のかたみ
福永 武彦 著
叔母の忘れ形見の姫を恋い慕う若者。蔵人の少将に惹かれる姫。若者を好う笛師の娘。都を跋扈する盗賊。法術を操る陰陽師。綾なす恋の行方は……今昔物語に材を得た王朝ロマンの名作。
火口のふたり
白石 一文 著
私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ――挙式を控えながら、どうしても忘れられない従兄賢治と一夜を過ごした直子。出口のない男女の行きつく先は? 不確実な世界の極限の愛を描く恋愛小説。
定価649円(本体590円)
○在庫あり
巴里ひとりある記
高峰 秀子 著
一九五一年、二七歳、高峰秀子は突然パリに旅立った。女優から解放され、パリでひとり暮らし、自己を見つめる、エッセイスト誕生を告げる第一作の初文庫化。
定価770円(本体700円)
江口寿史の正直日記
江口 寿史 著
「江口さんには心底あきれました」(山上たつひこ)。「クズの日記だこれは」(日記本文より)。日記文学の最低作「正直日記」、実録マンガ「金沢日記」、描き下ろしの新作マンガ「金沢日記2」収録。
定価990円(本体900円)
カフカ式練習帳
保坂 和志 著
友人、猫やカラス、家、夢、記憶、文章の欠片……日常の中、唐突に訪れる小説の断片たち――保坂和志によって奏でられる小説の即興演奏。これは断片か長篇か? あなたは世界に、そして生に秘密はあるか?
定価913円(本体830円)
大不況には本を読む
橋本 治 著
明治維新を成功させ、一億総中流を実現させた日本近代の一五十年は、もはや過去となった。いま日本人はいかにして生きていくべきか。その答えを探すため、貧しても鈍する前に、本を読む。
定価704円(本体640円)
タレント文化人200人斬り 上 日本をダメにする100人
佐高 信 著
こんな日本に誰がした! 何者もおそれることなく体制翼賛文化人、迎合文化人をなで斬りにするように痛快に批判する「たたかう評論家」佐高信の代表作。九〇年代の文化人を総叩き。
定価957円(本体870円)
日本の童貞
澁谷 知美 著
かつて「童貞」が、男子の美徳とされた時代があった!? 気鋭の社会学者が、近代における童貞へのイメージ遍歴をラディカルに読みとき、現代ニッポンの性を浮かびあがらせる。
定価935円(本体850円)
△3週間~
人生の収穫
曾野 綾子 著
定価605円(本体550円)
野良猫ケンさん
村松 友視 著
ケンカ三昧の極道野良に、作家はこよなく魅入られていった。愛猫アブサンの死から十五年。作家の庭には、外猫たちが訪れるようになった。猫たちとの交流を通し、生と老いを見据える感動のエッセイ!
定価726円(本体660円)
自分はバカかもしれないと思ったときに読む本
竹内 薫 著
バカがいるのではない、バカはつくられるのだ! 人気サイエンス作家が、バカをこじらせないための秘訣を伝授。学生にも社会人にも効果テキメン! カタいアタマをときほぐす、やわらか思考問題付き。
定価737円(本体670円)
科学を生きる 湯川秀樹エッセイ集
湯川 秀樹 著 池内 了 編
〝物理学界の詩人〟とうたわれ、平易な言葉で自然の姿から現代物理学の物質観までを詩情豊かに綴った湯川秀樹。「詩と科学」「思考とイメージ」など文人の素質にあふれた魅力を堪能できる二十八篇を収録。
定価858円(本体780円)
文楽の落語藝談 長生きするのも芸のうち
桂 文楽/暉峻 康隆 著
古典落語の達人、八代目・文楽師匠。その生い立ち、人生、芸談、寄席評……を、古典研究の第一人者がじっくり聞き出す。見事な話芸に酔いしれる。
落語を歩く 鑑賞三十一話
矢野 誠一 著
「蔵前駕籠」「船徳」「品川心中」……古典落語の傑作三十一話の舞台を訪ね、往時を偲びながら、落語の聞きどころ、味わいどころをたっぷり鑑賞する。
問題のあるレストラン 2
坂元 裕二 著
問題だらけでスタートしたビストロフーだったが、各々が抱える問題を共に乗り越えるうち、女7人にも仲間意識が生まれ、店も軌道にのり始める。そして遂に、最大の敵・雨木との直接対決の時を迎え……。
定価880円(本体800円)
河出文庫 南方熊楠コレクション【全5巻】
南方マンダラ
南方 熊楠 著 中沢 新一 編
日本人の可能性の極限を拓いた巨人・南方熊楠。中沢新一による詳細な解題を手がかりに、その奥深い森へと分け入る《南方熊楠コレクション》第一弾は、熊楠の中心思想=南方マンダラを解き明かす。
定価1,430円(本体1,300円)
南方民俗学
近代人類学に対抗し、独力で切り拓いた野生の思考の奇蹟。ライバル柳田國男への書簡と「燕石考」などの論文を中心に、現代の構造人類学にも通ずる、地球的規模で輝きを増しはじめた具体の学をまとめる。
定価1,562円(本体1,420円)