河出書房新社
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2016年2月に発売された商品のご紹介です。
日本文学
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 1
坂元 裕二 著
幼い頃母を亡くし北海道で養父母に育てられた杉原音。ある日、盗まれた音の財布を手に東京から男が現れる――。東京を舞台に、苦しく切ない思いを抱いて生きる若者たちを描くラブストーリー。
定価1,650円(本体1,500円)
×品切
外国文学
たんぽぽ殺し
アルフレート・デーブリーン 著 粂田 文/山本 浩司 訳
『ベルリン・アレクサンダー広場』の作家がその才能と実験性を大胆に展開した短編を集成。グロテスクでポップな魅力と狂気をたたえた多様で今日的な作品世界。
定価3,520円(本体3,200円)
×品切・重版未定
奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島
ユーディット・シャランスキー 著 鈴木 仁子 訳
島は天国だ。地獄でもある――古今東西、かくも風変わりなエピソードをもつ島々を史実に基づいて綴り、美しい地図とともに収録。「ドイツのもっとも美しい本」賞受賞。各国で絶賛を博した書。
定価3,190円(本体2,900円)
スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー
ジョナサン・コット 著 木幡 和枝 訳
乳がんと私、マリファナと思索、パンク音楽と世界文学……世界的批評家と編集者による、オープンで、重層的で、複雑な会話には、難しい時代を生きるためのヒントが溢れている。
定価2,420円(本体2,200円)
歴史・地理・民俗
大学入試問題から学びなおす日本史
河合 敦 著
名門大学の入試問題から良問をピックアップ、解説&解答しながら現代ともつながる歴史のダイナミズムを河合流に読みとく。古代~近現代までの日本史が「流れ」で理解できる、大人の教養本!
定価1,540円(本体1,400円)
戦争と一人の作家 坂口安吾論
佐々木 中 著
安吾を徹底的に読み直すことでその限界をあきらかにしながら、あらゆる安吾論を葬りさり、文学と思想の本質にせまる決定的な論考。
○在庫あり
自然科学・医学
おいしさの人類史 人類初のひと噛みから「うまみ革命」まで
ジョン・マッケイド 著 中里 京子 訳
人類の祖先による最初のひと噛みから、遺伝学や脳科学に基づく最新研究、そして現在進行中の「グルメ」革命まで。あなたが味わっているにもかかわらず知らなかった、〈味覚〉5億年の壮大な歴史。
定価2,640円(本体2,400円)
コミック
総特集 坂田靖子 ふしぎの国のマンガ描き
坂田 靖子 著
漫画家・坂田靖子のデビュー40周年記念特集号。1万6千字に及ぶ貴重なロングインタビュー、萩尾望都とのスペシャル対談、マンガ9本など多数収録。カラーイラストも70点以上掲載。
定価1,980円(本体1,800円)
政治・経済・社会
河出ブックス
1980年代
斎藤 美奈子/成田 龍一 編著
戦後日本の転換点にして、〈いま〉の源流とも言える80年代。記憶だけで語るにはもはや遠く、歴史と呼ぶにはまだ近いこの時代を、鼎談・論考・コラムを組み合わせながら多角的に問い直す。
ストレンジ・フィクション
ロデリック (または若き機械の教育)
ジョン・スラデック 著 柳下 毅一郎 訳
捨てられてしまった幼いロボット「ロデリック」の冒険を描く、スラップスティックなコミック・ノベル! 20世紀最後の天才作家スラデックが遺した、究極のロボットSFがついに邦訳。
定価3,300円(本体3,000円)
上司は「顧客」だと思いなさい 出世する人はじつは会社に雇用されてない!
加谷 珪一 著
出世に消極的なビジネスパーソンが増えているが、やはり、経済的・精神的に自立するために「出世」は必須の要素。社内を巧みに立ち回りながら、“稼げる自分”をつくるための方法論を公開!
邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇
ジョイス・キャロル・オーツ 著 栩木 玲子 訳
著名な舞台芸術家と結婚したマリアナの元を、最初の妻と姪が訪れる。先妻の失われた眼は何を意味するのか。表題作の他、ダークな想像力が花開く、ノーベル賞候補作家の中篇集。
知らない人は後悔する最新情報 保険はこの5つから選びなさい
長尾 義弘 著
8割の人が加入する生命保険。しかし、現実にはムダな保険に加入している人がじつに多い。本当に価値ある保険を実名で5つあげ、他の商品がなぜダメなのか、見直すべき理由を明快に解説!
趣味・実用・芸術
可愛いハンガリー刺しゅう 増補新版 はじめてでも楽しめる伝統ある手仕事
筒井 はるみ 著
マチョー、カロチャ、ベレグの3種類の伝統的な刺しゅうの図案を紹介。よく見かけるあの花柄の図案(バラ、チューリップ、カモミール、スミレなど)が初めてでもかわいく刺しゅうできます。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の歴史
図説 長崎の教会堂 風景のなかの建築
木方 十根/山田 由香里 著
浜辺や丘、木立のなかにひっそりとたたずむ個性的な魅力にあふれる教会堂を紹介。建築を、歴史と地理との関係から読み解く初の本格的ガイド!
定価2,090円(本体1,900円)
哲学・思想・宗教
哲学のメガネ 哲学の眼で〈世界〉を見るための7つの授業
三好 由紀彦 著
プラトン、カント、ニーチェ、ハイデガー……あの哲学者になって〈世界〉を見てみると、何の変哲もない日常も全く違って見えてくる!? 哲学者の眼を追体験する、全く新しい体験型哲学入門。
文藝別冊
イエス
河出書房新社編集部 編
プログレッシブ・ロックの偉大なる伝説・イエスの魅力にせまる総特集。片山伸×岩本晃市郎、立川芳雄、巽孝之、椹木野衣、小沼純一、林浩平、武田砂鉄他。
定価1,430円(本体1,300円)
震災編集者 東北のちいさな出版社〈荒蝦夷〉の5年間
土方 正志 著
「だからこそ、続けなければ」――自宅全壊、仮設事務所での営業再開、そして数々の励まし……社員2名のちいさな出版社が、東北の声を編み、〈被災〉の記憶を記録し、発信しつづけた5年間の軌跡。
定価1,760円(本体1,600円)
ビジュアル版 日本の昔話百科
石井 正己 著
浦島太郎、かちかち山、桃太郎、猿蟹合戦、花咲か爺……古くから日本人が親しんできた昔話絵本の世界をビジュアルたっぷりに紹介。総ルビで読みやすい。室町~明治時代の貴重な図版多数。
定価3,080円(本体2,800円)
フランシス・ベーコン 感覚の論理学
ジル・ドゥルーズ 著 宇野 邦一 訳
ドゥルーズが美術を論じた唯一の書にして80年代で最も重要な著作のひとつが新訳で復活。「器官なき身体」の画家としてのベーコンとともに新たな哲学をつくりあげる名著。
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