河出書房新社
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歴史・地理・民俗
KAWADE道の手帖
宮本常一 旅する民俗学者
佐野 眞一 責任編集
日本全国津々浦々を歩きぬいた宮本常一の魅力の全貌を、講演や採話などからたどる。対談は、谷川健一×佐野眞一。増補資料は、「土佐源氏」幻のポルノ版「土佐乞食のいろざんげ」。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
猿まわし 被差別の民俗学
筒井 功 著
中世以前、猿は信仰され、馬の守り神でもあったが、猿に関わる人はなぜ差別されるようになったのか、猿まわしからさかのぼり、各地の猿地名と「呪的能力者」から探る。
定価2,090円(本体1,900円)
らんぷの本
少女たちの昭和
小泉 和子 編
「少女」をとおして「昭和」という時代を概観する。都市下層、農村、植民地、また戦時に、少女たちは何を学び、何を楽しみ、どう生きたのか? 貴重写真満載!
定価1,980円(本体1,800円)
日本文学
口語訳 遠野物語
柳田 国男 著 後藤 総一郎 監修 佐藤 誠輔 口語訳 笹村 栄一 挿画 小田 富英 注釈
発刊100年を経過し、いまなお語り継がれ読み続けられている不朽の名作『遠野物語』。柳田国男が言い伝えを採集し簡潔な文語でまとめた原文を、わかりやすく味わい深い現代口語文に。
今和次郎と考現学 暮らしの“今”をとらえた〈目〉と〈手〉
民家研究、バラック装飾社、路上採集……著作集未収録コレクションも。【対談】藤森照信×黒石いずみ【エッセイ他】川添登、南伸坊、井上章一、梅棹忠夫、川端康成、吉阪隆正、荻原正三他
東北の再発見 民衆史から読み直す
色川 大吉 著
宮沢賢治から無名の先人まで、東北で語り継がれてきた人々の姿を軸に、東北土着の歴史を浮かびあがらせる。民衆史の第一人者が、東北復興の思いを込めて編んだ、東北民衆史の決定版。
定価3,080円(本体2,800円)
河出ブックス
いま、柳田国男を読む
石井 正己 著
柳田が生涯をかけて確立した民俗学は何を目指していたのか――。没後50年、古典となりつつある碩学の仕事に、未来を考えるための問いと、現代社会の諸問題と向き合うための知恵を読む。
定価1,650円(本体1,500円)
三種の神器 〈玉・鏡・剣〉が示す天皇の起源
戸矢 学 著
天皇とは何か、神器はなぜ天皇に祟ったのか!? じつはよく知られていない、天皇を天皇たらしめる三種の神器の歴史と実際を掘り下げ、日本の国と民族の根源を解き明かす。
定価1,870円(本体1,700円)
知れば恐ろしい日本人の風習 「夜に口笛を吹いてはならない」の本当の理由とは――
千葉 公慈 著
「なぜ夜に口笛を吹いてはいけないのか」……など、日本に古くから伝わるタブー、風習、行事、童歌、昔話に隠された「恐怖」の謎解きをしながら、日本人のメンタリティを浮かび上がらせる。
定価1,540円(本体1,400円)
モダンガール大図鑑 大正・昭和のおしゃれ女子
生田 誠 著
大正・昭和初期、新しい仕事につき、モダンな洋服姿の女性が街を闊歩した。モダンガール(モガ)の登場である。化粧品、デパート、カフェ 。モガの暮らしも紹介。未発表図版満載!!
武内宿禰の正体 古代史上最もあやしい謎の存在
藤井 耕一郎 著
神功皇后「三韓征伐」の進言者? 渡来人の指導者? 古代史最大の謎を解く鍵は「ウチ」にある。海部の総帥的存在として捉え、壮大なスケールと緻密な考証で挑む。
定価2,640円(本体2,400円)
サンカの起源 クグツの発生から朝鮮半島へ
関東の箕直し集落調査を続けてきた第一人者が、箕と筬を手がかりにクグツに遡り、さらにサンカの起源を朝鮮白丁に到り着く決定的な論考。
サンカとともに 大地に生きる
清水 精一 著
名家に生まれたが社会に疑問を抱き、禅僧修行を経て天王寺周辺のサンカ乞食の集落に身を沈め、サンカを内部から体験した唯一の記録。
海と日本人の歴史
高橋 千劔破 著
太古より地球上のあらゆる生命を育んできた海。その神秘と未知の世界を描きつつ、遣唐使から最後の海軍大将まで、海と日本人との秘められた歴史を格調高い文章で綴る渾身の書、36篇!
定価2,860円(本体2,600円)
ニギハヤヒ 『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神
記紀は神武の建国神話を完成させながら、なぜ禅譲したニギハヤヒを残したのか? 再評価著しい『先代旧事本紀』を解読することで解き明かす。
隠語の民俗学 差別とアイデンティティ
礫川 全次 著
泥棒などの反社会的集団や、漂泊民・芸能民の間で使われていた隠語は、全く別の流通をしたのではないことをつきとめる、初めての隠語の民俗学。
新・忘れられた日本人 辺界の人と土地
消え去りゆく人と土地の、記憶と記録の民俗学。日本各地に残された人びとの生きた姿を刻み込むルポルタージュ。サンカの村から被差別部落まで。
解放令の明治維新 賤称廃止をめぐって
塩見 鮮一郎 著
明治4年、一片の太政官布告で、穢多非人ら賤民は解放された。しかし本当に解放されたのか。解放令以前以後の、血と涙、努力と思惑の社会政治学。
定価1,430円(本体1,300円)
江戸の食彩 春夏秋冬
寿司、天ぷら、蕎麦、鰻。江戸時代に誕生した優れた食文化。四季折々の旬の食材を創意工夫して楽しんだ江戸の人々。その歴史や伝説、名前の由来、漁法や栽培法にも触れた日本人の食の世界!
文藝別冊
梅棹忠夫 地球時代の知の巨人
民族学・文明学に新たな視野を拓いた知の巨人。著作集未収録原稿ほか、幻の「世界の歴史 人類の未来」目次を紹介。知的生産の現場・梅棹研究室をイラストで再現。梅棹忠夫論、対談も多数。
定価1,320円(本体1,200円)