河出書房新社
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文庫・新書
若き日に薔薇を摘め
瀬戸内 寂聴/藤原 新也 著
傷を恐れず、さあ、薔薇を摘みなさい――愛と孤独、老いと若さ、恋、仕事、家族、無縁社会、そして生と死。来し方行く末に思いを馳せつつ交わされた、二人の作家による29通の往復書簡。
定価1,045円(本体950円)
○在庫あり
40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた
デイヴィッド・J・リンデン 編著 岩坂 彰 訳
科学界のエンターテイナー、リンデン教授率いる神経科学者のドリームチームが研究の一番面白いところを語る。10代の脳、双子の謎、知覚の不思議、性的指向、AIと心…脳を揺さぶる37話
定価1,397円(本体1,270円)
哲学はこんなふうに
アンドレ・コント=スポンヴィル 著 木田 元/小須田 健/コリーヌ・カンタン 訳
哲学するとは自分で考えることである。しかしどのように学べばよいのか。道徳、愛、自由、叡智など12のテーマからその道へと誘う、現代フランスを代表する哲学者による手ほどき。
定価990円(本体900円)
世界怪談名作集 信号手・貸家ほか五篇
岡本 綺堂 編訳
綺堂の名訳で贈る、古今東西の名作怪談短篇集。ディッケンズ「信号手」、リットン「貸家」、ゴーチェ「クラリモンド」、ホーソーン「ラッパチーニの娘」他全七篇。『世界怪談名作集 上』の改題復刊。
世界怪談名作集 北極星号の船長ほか九篇
綺堂の名訳で贈る、古今東西の名作怪談短篇集。ホフマン「廃宅」、クラウフォード「上床」、モーパッサン「幽霊」、マクドナルド「鏡中の美女」他全十篇。『世界怪談名作集 下』の改題復刊。
こぽこぽ、珈琲 おいしい文藝
湊 かなえ/星野 博美 著
人気シリーズ「おいしい文藝」文庫化開始! 珠玉の珈琲エッセイ31篇を収録。珈琲を傍らに読む贅沢な時間。豊かな香りと珈琲を淹れる音まで感じられるひとときをお愉しみください。
定価880円(本体800円)
感情教育
中山 可穂 著
出産直後に母に捨てられた那智と、父に捨てられた理緒。時を経て、母になった那智と、ライターとして活躍する理緒が出会う時、至高の恋が燃え上がる。『白い薔薇の淵まで』と並ぶ著者最高傑作が遂に復刊!
夢も見ずに眠った。
絲山 秋子 著
夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。夫婦であっても共有しえない孤独と優しさを抱えた二人は次第にすれ違い、離別を選ぶことになったが……。
草を褥に 小説牧野富太郎
大原 富枝 著
全財産を植物研究に捧げた希代の植物学者・牧野富太郎を支えるために妻・寿衛子は厳しい生活に耐え抜き、子どもを育てた。二人の書簡を多数引用して、これまで描かれなかった二人の素顔に迫る評伝風小説。
定価979円(本体890円)
菊帝悲歌 小説後鳥羽院
塚本 邦雄 著
帝王のかく閑かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを――新古今和歌集の撰者、菊御作の太刀の主、そして承久の乱の首謀者。野望と和歌に身を捧げ隠岐に果てた後鳥羽院の生涯を描く、傑作歴史長篇。
定価968円(本体880円)
死について! 上 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
スタッズ・ターケル 著 金原 瑞人/野沢 佳織/築地 誠子 訳
ピューリッツァー賞作家にしてオーラルヒストリーの名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊。看護師・刑事・元死刑冤罪者・原爆被爆者・戦争退役軍人・牧師・物理学者など多様な人々が死について語る
死について! 下 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
ピューリッツァー賞作家にしてオーラルヒストリーの名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊。歌手・HIV感染者・元麻薬常用者・元司書・医師・コメディアン・葬儀屋など多様な人々が死について語る
これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く
ダグラス・アダムス/マーク・カーワディン/リチャード・ドーキンス 著 安原 和見 訳
カカポ、キタシロサイ、アイアイ、マウンテンゴリラ……。『銀河ヒッチハイク・ガイド』の著者たちが、世界の絶滅危惧種に会いに旅に出た! 自然がますます愛おしくなる、紀行文の大傑作!
定価1,430円(本体1,300円)
サード・キッチン
白尾 悠 著
留学先のアメリカで孤独な日々をおくる19歳の尚美を救ったのは、多様な生徒が自ら運営する学生食堂〈サード・キッチン〉との出会いだった……仲間に支えられ成長していく姿に共感、感涙必至の青春小説!
さよならの儀式
宮部 みゆき 著
親子の救済、老人の覚醒、30年前の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ、無差別殺傷事件の真相、別の人生の模索……淡く美しい希望が灯る。宮部みゆきがおくる少し不思議なSF作品集。
定価858円(本体780円)
不定形の思想
鶴見 俊輔 著
鶴見俊輔の原点にして主著ともいえる前期-中期の名アンソロジー、初めての文庫化。鶴見自身が自身の全作品のなかで最も気に入っていたという論考「かるた」を収録。
定価1,793円(本体1,630円)
史疑 徳川家康
榛葉 英治 著
徳川家康は、若い頃に別人の願人坊主がすり替わった、という説は根強い。その嚆矢となる説を初めて唱えた村岡素一郎の著作を現代語訳。
風俗 江戸東京物語
岡本 綺堂 著
軽妙な語り口で、深い江戸知識をまとめ上げた『風俗江戸物語』、明治の東京を描いた『風俗明治東京物語』を合本。未だに時代小説の資料としても活用される、江戸を知るための必読書が新装版として復刊。
鉄腕アトム 初単行本版 1
手塚 治虫 著
漫画の神様・手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』。雑誌連載版から複数の単行本まで様々なバージョンがある中で、ひとつの頂点ともいえる1956年刊行の光文社版をカラー頁もそのままに文庫サイズで復刻。
定価1,210円(本体1,100円)
鉄腕アトム 初単行本版 2
手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』のひとつの頂点、光文社刊行の初単行本版をカラー頁もそのままに文庫サイズで復刻。巻末資料も充実。第2巻は「ZZZ総統」「ゲルニカ」「冷凍人間」「コバルト」を収録。