河出書房新社
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1050件中 221~240件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
日本人の恋びと
イサベル・アジェンデ 著 木村 裕美 訳
『精霊たちの家』で鮮烈なデビュー、世界中に読者を持つアジェンデの新作。高齢者向け養護施設を舞台にした現代版「嵐が丘」。ミステリ仕立ての極上恋愛小説!
定価3,190円(本体2,900円)
×品切・重版未定
コミック
スピン
ティリー・ウォルデン 著 有澤 真庭 訳
21歳にして各賞総なめ、グラフィック・ノベルの新たな才能! スケートの練習に明け暮れ、いじめや親との関係に悩みながら、同性愛者である自分を受け入れていく少女をリリカルに描く。
定価1,760円(本体1,600円)
キュレーションの方法 オブリストは語る
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト 著 中野 勉 訳
英「アートレビュー」誌「現代アートの最も影響力を持つ100人」で第1位に選ばれたトップ・キュレーターが、自身の活動を振り返り、現代アートを含む芸術文化の過去と未来を語り尽くす!
定価2,970円(本体2,700円)
○在庫あり
ハウスキーピング
マリリン・ロビンソン 著 篠森 ゆりこ 訳
両親のいない姉妹と、放浪生活を営んできた奔放な叔母との奇妙な三人暮らし。拠り所となる家(ハウス)の喪失の悲しみを詩情豊かにつづる、ピュリツァー賞・全米批評家賞作家のデビュー作。
定価2,640円(本体2,400円)
硬きこと水のごとし
閻 連科 著 谷川 毅 訳
文化大革命の嵐が吹き荒れる中、革命の夢を抱く二人の男女が旧勢力と対峙する。権力と愛の狂気の行方にあるのは悲劇なのか。ノーベル賞候補と目される中国作家の魔術的リアリズム巨篇。
定価3,300円(本体3,000円)
テルリア
ウラジーミル・ソローキン 著 松下 隆志 訳
21世紀中葉、近代国家が崩壊し、イスラムの脅威にさらされる人々は、謎の物質テルルに救いを求める。異形の者たちが跋扈する「新しい中世」を多様なスタイルで描く予言的長篇。
AM/PM
アメリア・グレイ 著 松田 青子 訳
このアンバランスな世界で見つけた、私だけの孤独――AMからPMへ、時間ごとに奇妙にずれていく120の物語。いまもっとも注目を浴びる新たな才能の鮮烈デビュー作を、松田青子が翻訳!
フィリップ・K・ディックの世界
ポール・ウィリアムズ 著 小川 隆 訳
何がほんとうだったのか? PKDの生涯の秘密、創作の背景――フィルの盟友ウィリアムズが長年の取材と鋭く深い洞察でフィル独自の世界観に迫った唯一無二のロング・インタビュー。
定価3,080円(本体2,800円)
2084 世界の終わり
ブアレム・サンサル 著 中村 佳子 訳
2084年、核爆弾が世界を滅ぼした後、偉大な神への服従を強いられる国で、役人アティは様々な人と出会い謎の国境を目指す。アカデミーフランセーズ大賞受賞のディストピア長篇。
パリに終わりはこない
エンリーケ・ビラ=マタス 著 木村 榮一 訳
ヘミングウェイを夢見てパリで作家修行をする「私」は、マルグリット・デュラスの家に下宿しながら処女作を書きあぐねる――世界文学に新しい地平を切り拓くビラ=マタスの代表作。
政治・経済・社会
中国では書けない中国の話
余 華 著 飯塚 容 訳
現代中国を代表する作家が、『ニューヨーク・タイムズ』など海外メディアに発表した社会批評を集成。中国社会やネット空間のリアルを知りたい人に最適の1冊。日本オリジナル編集。
シュレーディンガーの猫を追って
フィリップ・フォレスト 著 澤田 直/小黒 昌文 訳
夜の庭にふいに現れた一匹の猫。壁を抜けて出現と消失を繰り返す猫はパラレル・ワールドを自在に行き来しているのか。愛娘を失った痛みに対峙しつつ、量子力学と文学との接点を紡ぐ傑作。
定価3,520円(本体3,200円)
ユリシーズ航海記 『ユリシーズ』を読むための本
柳瀬 尚紀 著
天才翻訳家が遺した『ユリシーズ』に関する文章を集成。第12章の発犬伝をはじめ、1922年のパリ、音楽、競馬、13-18章の試訳など、ジョイスフルな言葉に満ちたファン待望の一冊。
河出ブックス
シンデレラの謎 なぜ時代を超えて世界中に拡がったのか
浜本 隆志 著
誰もが知っているシンデレラの話は、実は古代エジプトから日本まで地域、時代を超えて世界中に広がっていた。その伝搬の謎を、太古の人類大移動にまで遡りながら解明する知的な冒険。
定価1,650円(本体1,500円)
異形の愛
キャサリン・ダン 著 柳下 毅一郎 訳
巡業サーカスの団長の父と母、天才アザラシ少年の兄、美しいシャム双子の姉、特別な力をもつ弟。やがて来る崩壊の日。いまからわが家の話をしよう……偏愛される伝説の名作。
人みな眠りて
カート・ヴォネガット 著 大森 望 訳
ヴォネガット、最後の短編集! 冷蔵庫型の彼女と旅する天才科学者、殺人犯からメッセージを受けた女性事務員、消えた聖人像事件に遭遇した新聞記者……没後に初公開された珠玉の短編16篇。
定価2,200円(本体2,000円)
とるにたらないちいさないきちがい
アントニオ・タブッキ 著 和田 忠彦 訳
一人の女性を愛した男3人の法廷での再会──表題作のほか、魔法の儀式、不治の病、スパイ、戦争……。『インド夜想曲』につづいて発表された幻想とめまいに満ちた11の短篇集。
定価2,420円(本体2,200円)
男も女もみんなフェミニストでなきゃ
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ 訳
わたしはハッピー・フェミニスト! ディオールが同名ロゴTシャツを作り、ビヨンセを始め全米が称賛したTEDスピーチ、待望の邦訳。フェミニズムを理解するための最適の1冊。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切
約束
イジー・クラトフヴィル 著 阿部 賢一 訳
独占領下ブルノで鉤十字型のナチ邸宅を建てた建築家。戦後は秘密警察に狙われ、最愛の妹を失う。復讐を誓い、犯人を地下に監禁するも……。グロテスクな衝撃のチェコ・ノワールついに解禁!
定価2,860円(本体2,600円)
こびとが打ち上げた小さなボール
チョ・セヒ 著 斎藤 真理子 訳
70年代ソウル――急速な都市開発を巡り、極限まで虐げられた者たちの千年の怒りが渦巻く祈りの物語。四半世紀にわたり韓国で最も読まれた不朽の名作がついに邦訳。解説=四方田犬彦
定価2,090円(本体1,900円)