河出書房新社
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1021件中 181~200件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
iPhuck10
ヴィクトル・ペレーヴィン 著 東海 晃久 訳
性交を禁じられた近未来、謎の女にレンタルされたアルゴリズムを主人公に壮大な奇想と哲学が渦巻く暗黒のビジョンをひらくベールイ賞受賞の現代ロシア文学最大の衝撃作。
定価4,730円(本体4,300円)
×品切・重版未定
わたしたちが火の中で失くしたもの
マリアーナ・エンリケス 著 安藤 哲行 訳
秘密の廃屋をめぐる少年少女の物語「アデーラの家」のほか、人間の無意識を見事にえぐり出す悪夢のような12の短篇集。世界20カ国以上で翻訳されている「ホラーのプリンセス」本邦初訳。
定価2,915円(本体2,650円)
○在庫あり
須賀敦子の本棚 池澤夏樹=監修
大司教に死来る
ウィラ・キャザー 著 須賀 敦子 訳
厳しくも美しいニューメキシコの自然の中で、先住民族の魂の豊かさに触れ真の生きがいを見出してゆく神父たちを描く。20世紀米文学を代表するピュリツァー賞作家の名作を瑞々しい翻訳で。
定価2,420円(本体2,200円)
カフカの前にユダヤ預言者現れず ――『或る地域医者』翻訳・注解
樋口 大介 著
「田舎医者」と訳されていたカフカの短編を独自の視点で訳し直し、詳細に分析することで、作品に刻まれた時代の刻印を明らかにし、重層的作品世界と新たなるカフカ像を提示した画期的論攷!
定価2,200円(本体2,000円)
リンカーンとさまよえる霊魂たち
ジョージ・ソーンダーズ 著 上岡 伸雄 訳
南北戦争の最中、急死した愛息の墓を訪ねたリンカーンに接し、霊魂たちが壮大な企てをはじめる。個性豊かな霊魂たちが活躍する全米ベストセラー感動作。2017年ブッカー賞受賞。
定価3,740円(本体3,400円)
“世界の果て”の物語 地上の楽園をめざした34の冒険譚
ドミニク・ラニ 著 鳥取 絹子 訳 キャリン・ドゥリング=フロジェ 絵
「世界」はどのように発見されてきたのか? 神話や伝説、妄想、わずかな情報を元に、希望と欲を原動力に地の果てへと邁進した古代の探検家、歴史家、旅行家たちの摩訶不思議な冒険譚。
定価3,278円(本体2,980円)
神曲 地獄篇 第1歌~第17歌
ダンテ 著 須賀 敦子/藤谷 道夫 訳
亡き師と愛弟子の共同作業が結実した画期的な新訳。須賀訳の魅力と、今や屈指のダンテ学者・藤谷の最新研究による驚くべき新解釈で、大古典の豊かな世界が広がる。巻末エッセイ=池澤夏樹。
定価3,190円(本体2,900円)
呪われた土地の物語 かつて何かが起きた、そしてこれから起こるかもしれない40の場所
オリヴィエ・ル・カレ 著 鳥取 絹子 訳 シビル・ル・カレ イラスト
世界には人々を魅惑する秘境がある一方、誰もが目を背ける「いわくつき」の土地がある。悪魔の棲む館、怪物が出没する海峡、大虐殺が起きた群島……妄想を掻き立て、語り継がれた40の物語。
児童書
世界を変えた100人の女の子の物語
エレナ・ファヴィッリ/フランチェスカ・カヴァッロ 著 芹澤 恵/高里 ひろ 訳
Rebel Girl〈反骨心を持った、勇敢な女の子〉。世界各国で活躍した100人の女性の物語を美しい肖像画と共に紹介。世界を席巻したとびっきりのポジティブストーリーが日本上陸!
定価2,640円(本体2,400円)
野蛮なアリスさん
ファン・ジョンウン 著 斎藤 真理子 訳
私はアリシア、女装ホームレスとして、四つ角に立っている――凶暴な母、老いた父、そして沢山の食用犬……。少年アリシアのたった独りの戦いが始まる。現代韓国最注目の俊英による問題作!
定価1,760円(本体1,600円)
問題だらけの女性たち
ジャッキー・フレミング 著 松田 青子 訳
女の脳は小さい? 女が考えると生殖器がダメになる!? 19世紀の女性たちがいかにバカバカしい迷信と固定観念に苦しめられたか、ユーモアと皮肉炸裂で描くイギリス発ジェンダー絵本!
定価1,320円(本体1,200円)
日本人の恋びと
イサベル・アジェンデ 著 木村 裕美 訳
『精霊たちの家』で鮮烈なデビュー、世界中に読者を持つアジェンデの新作。高齢者向け養護施設を舞台にした現代版「嵐が丘」。ミステリ仕立ての極上恋愛小説!
コミック
スピン
ティリー・ウォルデン 著 有澤 真庭 訳
21歳にして各賞総なめ、グラフィック・ノベルの新たな才能! スケートの練習に明け暮れ、いじめや親との関係に悩みながら、同性愛者である自分を受け入れていく少女をリリカルに描く。
キュレーションの方法 オブリストは語る
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト 著 中野 勉 訳
英「アートレビュー」誌「現代アートの最も影響力を持つ100人」で第1位に選ばれたトップ・キュレーターが、自身の活動を振り返り、現代アートを含む芸術文化の過去と未来を語り尽くす!
定価2,970円(本体2,700円)
ハウスキーピング
マリリン・ロビンソン 著 篠森 ゆりこ 訳
両親のいない姉妹と、放浪生活を営んできた奔放な叔母との奇妙な三人暮らし。拠り所となる家(ハウス)の喪失の悲しみを詩情豊かにつづる、ピュリツァー賞・全米批評家賞作家のデビュー作。
硬きこと水のごとし
閻 連科 著 谷川 毅 訳
文化大革命の嵐が吹き荒れる中、革命の夢を抱く二人の男女が旧勢力と対峙する。権力と愛の狂気の行方にあるのは悲劇なのか。ノーベル賞候補と目される中国作家の魔術的リアリズム巨篇。
定価3,300円(本体3,000円)
テルリア
ウラジーミル・ソローキン 著 松下 隆志 訳
21世紀中葉、近代国家が崩壊し、イスラムの脅威にさらされる人々は、謎の物質テルルに救いを求める。異形の者たちが跋扈する「新しい中世」を多様なスタイルで描く予言的長篇。
AM/PM
アメリア・グレイ 著 松田 青子 訳
このアンバランスな世界で見つけた、私だけの孤独――AMからPMへ、時間ごとに奇妙にずれていく120の物語。いまもっとも注目を浴びる新たな才能の鮮烈デビュー作を、松田青子が翻訳!
フィリップ・K・ディックの世界
ポール・ウィリアムズ 著 小川 隆 訳
何がほんとうだったのか? PKDの生涯の秘密、創作の背景――フィルの盟友ウィリアムズが長年の取材と鋭く深い洞察でフィル独自の世界観に迫った唯一無二のロング・インタビュー。
定価3,080円(本体2,800円)
2084 世界の終わり
ブアレム・サンサル 著 中村 佳子 訳
2084年、核爆弾が世界を滅ぼした後、偉大な神への服従を強いられる国で、役人アティは様々な人と出会い謎の国境を目指す。アカデミーフランセーズ大賞受賞のディストピア長篇。