河出書房新社
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外国文学
あなたの自伝、お書きします
ミュリエル・スパーク 著 木村 政則 訳
作家の卵のフラーは、自伝協会なる組織に雇われた。やがて、なぜか会員たちの言動がフラーの執筆中の小説そっくりになり、ついに彼女の大切な原稿まで消えてしまう。スパークの最高傑作!
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
ゴールドフィンチ 1
ドナ・タート 著 岡 真知子 訳
少年の運命は1枚の名画とともに、どこまでも連れ去られてゆく――名画、喪失、友情をめぐる長編大作。2014年度ピューリッツァー賞受賞、35か国で翻訳、300万部を超える世界的ベストセラー。
定価1,540円(本体1,400円)
イン・アメリカ
スーザン・ソンタグ 著 木幡 和枝 訳
スーザン・ソンタグ、フィクションの代表作。2000年全米図書賞受賞作。19世紀、ロシアを逃れたポーランド人女優はアメリカに渡り……移民たちによるシェイクスピア劇。
定価4,620円(本体4,200円)
×品切
父を想う ある中国作家の自省と回想
閻 連科 著 飯塚 容 訳
中国の黄色い大地で、家族のために働き抜いた父や伯父たち。厳しくも慈愛溢れる彼らの生き様は古き良き中国を体現していた。文革、貧困、戦争……ノーベル賞候補作家による感動のエッセイ。
定価2,420円(本体2,200円)
○在庫あり
アルトー後期集成【全3巻】
アルトー後期集成 2
アントナン・アルトー 著 宇野 邦一/鈴木 創士 監修 管 啓次郎/大原 宣久 訳
世界にも類のない後期アルト-の集成、ついに完結。最後の著書として構想された『手先と責苦』をはじめて全訳。極限の思考と身体が生みだした至高にして残酷なる言葉。
定価5,500円(本体5,000円)
たんぽぽ殺し
アルフレート・デーブリーン 著 粂田 文/山本 浩司 訳
『ベルリン・アレクサンダー広場』の作家がその才能と実験性を大胆に展開した短編を集成。グロテスクでポップな魅力と狂気をたたえた多様で今日的な作品世界。
定価3,520円(本体3,200円)
奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島
ユーディット・シャランスキー 著 鈴木 仁子 訳
島は天国だ。地獄でもある――古今東西、かくも風変わりなエピソードをもつ島々を史実に基づいて綴り、美しい地図とともに収録。「ドイツのもっとも美しい本」賞受賞。各国で絶賛を博した書。
定価3,190円(本体2,900円)
スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー
ジョナサン・コット 著 木幡 和枝 訳
乳がんと私、マリファナと思索、パンク音楽と世界文学……世界的批評家と編集者による、オープンで、重層的で、複雑な会話には、難しい時代を生きるためのヒントが溢れている。
ストレンジ・フィクション
ロデリック (または若き機械の教育)
ジョン・スラデック 著 柳下 毅一郎 訳
捨てられてしまった幼いロボット「ロデリック」の冒険を描く、スラップスティックなコミック・ノベル! 20世紀最後の天才作家スラデックが遺した、究極のロボットSFがついに邦訳。
定価3,300円(本体3,000円)
邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇
ジョイス・キャロル・オーツ 著 栩木 玲子 訳
著名な舞台芸術家と結婚したマリアナの元を、最初の妻と姪が訪れる。先妻の失われた眼は何を意味するのか。表題作の他、ダークな想像力が花開く、ノーベル賞候補作家の中篇集。
まっくらやみで見えたもの 光アレルギーのわたしの奇妙な人生
アンナ・リンジー 著 真田 由美子 訳
ある日突然“光アレルギー”という病に襲われ、仕事を失い、光を失い、暗闇での生活を余儀なくされた一人の女性が綴る、この上なく奇妙で美しい恋と闘病の記録。各国で感動を呼んだ話題書。
定価1,980円(本体1,800円)
ドローンランド
トム・ヒレンブラント 著 赤坂 桃子 訳
さまざまなドローンですべてがデータ化される未来社会。サイバー空間を駆使し、欧州議会議員殺害の謎を追う捜査官が、巨大な陰謀に巻き込まれていく。ドローン国家版『1984』。
定価3,080円(本体2,800円)
レモン畑の吸血鬼
カレン・ラッセル 著 松田 青子 訳
幻想と現実の境界を飛躍する作家、カレン・ラッセル待望の第二短編集。吸血鬼の熟年夫婦の倦怠期が切ない表題作、蚕に変えられ工場で働く少女たちを描く「お国のための糸繰り」ほか全8編。
定価2,970円(本体2,700円)
ドストエフスキー カラマーゾフの預言
河出書房新社編集部 編
『新カラマーゾフの兄弟』刊行を機に不滅の文学者の新しく危うい魅力を多面的にさぐる決定版。亀山郁夫×中村文則、三田誠広、望月哲男、若松英輔、小泉義之他。
つつましい英雄
マリオ・バルガス=リョサ 著 田村 さと子 訳
ノーベル賞作家最新作。マフィアの恐喝に屈せず正面から立ち向かった実在の人物がモデルの章と、大金持ちの老人の破天荒な結婚を巡る大騒動を描く章が交互に展開する、スリリングな話題作。
美について
ゼイディー・スミス 著 堀江 里美 訳
ボストン近郊の大学都市で、価値観の異なる二つの家族が衝突しながら関係を深める。レンブラントやラップ音楽など、多様な要素が交錯する21世紀版『ハワーズ・エンド』。オレンジ賞受賞。
定価4,070円(本体3,700円)
図書館大戦争
ミハイル・エリザーロフ 著 北川 和美 訳
ソ連崩壊後のロシアを舞台に、特別な力を秘めた7冊の奇書をめぐり、その本を収集する「図書館」同士の戦闘が始まる。神話と中世と現代を結ぶ、ロシア・ブッカー賞受賞の傑作。
カドモスとハルモニアの結婚
ロベルト・カラッソ 著 東 暑子 訳
ギリシア神話がほんとうに伝えたかったこととは。アドルノ、ブロツキー、クンデラ、W・フォーサイス……あらゆる表現者に衝撃を与えつづけるイタリアの碩学による代表作。
定価6,050円(本体5,500円)
フランドルの四季暦
マリ・ゲヴェルス 著 宮林 寛 訳
園芸家のバイブルにしてベルギーの秘宝といわれる幻の名著。植物を中心に、四季の移ろいと人々の営みを瑞々しく描く詩的散文集。園芸家・画家の大野八生氏の描き下ろし植物画約70点掲載。
コドモノセカイ
岸本 佐知子 編集
とても孤独で、暗くきらめく、幼いときだけ見えていた、決して忘れられない小さな世界たち。名翻訳者が「子供」をテーマに選りすぐった、アリ・スミス、ステイシー・レヴィーン他12篇。
定価2,090円(本体1,900円)