河出書房新社
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外国文学
素晴らしきソリボ
パトリック・シャモワゾー 著 関口 涼子/パトリック・オノレ 訳
カーニバルの夜、語り部ソリボは言葉に喉を掻き裂かれて死ぬ──クンデラに「ボッカッチョやラブレーにつづく口承文学と記述文学の出会い」と激賞された、クレオール文学の旗手の代表作。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
リュシル 闇のかなたに
デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガン 著 山口 羊子 訳
母は自殺したのか? 国民的スターだった母の謎にみちた過去を、非情なまでに探索した壮絶な作品。仏の文壇を騒然とさせた問題作 ! ゴンクール賞候補作品。U・K・ル=グウィン絶賛!
定価1,760円(本体1,600円)
KANO ―カノ― 1931 海の向こうの甲子園
チェン・チャウェイ/ウェイ・ダーション 脚本
1931年日本統治時代の台湾から甲子園に出場、決勝まで勝ち進んだ野球部があった。台湾映画最大級の製作費をかけた超大作「KANO~1931海の向こうの甲子園~」感動のノベライズ!
定価1,540円(本体1,400円)
×品切
寝ても覚めても夢
ミュリエル・スパーク 著 木村 政則 訳
富も名声も美しい妻も手にした映画監督。事故からようやく復帰した彼を待っていたのは、ブサイクな次女の失踪だった。現実が見えない父とドライな娘が繰り広げる意地の悪さが痛快な家族劇。
定価2,090円(本体1,900円)
ポテト・ブック
マーナ・デイヴィス 著 伊丹 十三 訳 T・カポーティ 序
幻の名著、完全復刻! レシピから、くすりと笑えるエピソード、美容法まで!? ポテトにまつわるすべてを伊丹流の酒脱な訳で。カポーティ=序文、矢吹申彦=復刊エッセイ。ギフトにも最適!
定価2,310円(本体2,100円)
黄金時代
ミハル・アイヴァス 著 阿部 賢一 訳
垂直の滝に建つ町、匂い時計、名を持たぬ住民、そして無限に増殖する〈本〉……驚異の想像力で語られる虚構の島をめぐる滞在記。Amazon.com/SF・ファンタジー部門1位獲得。
定価2,970円(本体2,700円)
アヴィニョン五重奏【全5巻】
アヴィニョン五重奏【全5巻】
ロレンス・ダレル 著 藤井 光 訳
定価14,850円(本体13,500円)
アヴィニョン五重奏V クインクス あるいは暴かれる秘密
これまでの登場人物が宿命の町アヴィニョンで一堂に会す。戦争の混乱を生き延びた彼らのその後は、そしてテンプル騎士団の財宝の行方は? 過去4巻からのエコーが鳴り響く圧巻の最終章。
定価2,860円(本体2,600円)
私はなぜ書くのか
マルグリット・デュラス 著 レオポルディーナ・パッロッタ・デッラ・ト 聞き手 北代 美和子 訳
1987年のインタビュー集。デュラスが自らの生涯と作品をほぼ網羅する形で率直に語り、作家の作家自身による解説書ともいえる貴重な一冊。創作秘話や交友関係のエピソードなども満載。
汝はTなり トルストイ異聞
ヴィクトル・ペレーヴィン 著 東海 晃久 訳
記憶を失って彷徨うT伯爵の前に襲いかかる謎の敵たち。伯爵はトルストイになり、ドストエフスキーと対話しソロヴィヨフに幻惑される……世界最強の文学者の戦慄の巨編。
定価4,290円(本体3,900円)
アイスクリームの皇帝
柴田 元幸 選・訳 きたむら さとし 絵
世界に数多ある名詩の中から、名翻訳者・柴田元幸が厳選した珠玉の名詩をきたむらさとし氏の絵とともに紹介。旧約聖書の一篇から現代詩まで、時代も国境も超えて心に届く全25篇。
ヒロシマ・モナムール
マルグリット・デュラス 著 工藤 庸子 訳
名画「二十四時間の情事」の母胎となったテクストを44年ぶりに新訳。「フクシマ」後のいま、五十数年前のデュラスの「ヒロシマ」、ひと夜の愛の物語が、新たな意味をもって迫ってくる。
定価1,980円(本体1,800円)
愉楽
閻 連科 著 谷川 毅 訳
うだるような夏の暑い日、大雪が降り始める。レーニンの遺体を買い取って記念館を建設するため、村では超絶技巧の見世物団が結成される。笑いと涙の魔術的リアリズム巨編。カフカ賞受賞。
定価3,960円(本体3,600円)
○在庫あり
マルグリット・デュラス 生誕100年 愛と狂気の作家
河出書房新社編集部 編
マルグリット・デュラス生誕100年記念特集。未邦訳小説、エッセイ、対談のほか、金原ひとみによる新訳、保坂和志、吉田喜重、中島京子、五所純子、宇野邦一、清水徹、郷原佳以ほか。
コールド・スナップ
トム・ジョーンズ 著 舞城 王太郎 訳
クソったれのボケってなもんだ。神はどうして私にこんなことしたの? 暴力・痛み・性・死……サノバビッチとジャンキーまみれのファックライフ! 魂が共鳴する舞城初の翻訳書。解説=柴田元幸。
定価2,200円(本体2,000円)
はい、チーズ
カート・ヴォネガット 著 大森 望 訳
待望のヴォネガット未発表作品集。バーで出会った殺人アドバイザー、夫の新発明を試した妻、“見る影もない”上司と新人女性社員……やさしくも皮肉で、おかしくも深い、珠玉の短編14篇。
狼少女たちの聖ルーシー寮
カレン・ラッセル 著 松田 青子 訳
人間に矯正させられる狼少女、ミノタウロスの父と西部を目指す少年、幽霊の見えるゴーグルで死んだ妹を捜す兄弟……。大注目作家による目も眩むほど奇妙で独創的な短篇集を、松田青子が翻訳!
定価2,530円(本体2,300円)
△3週間~
乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺
ラティフェ・テキン 著 宮下 遼 訳
トルコ版『百年の孤独』といわれる中東文学の代表的傑作。郊外のゴミ処理場に住み着く人々と彼らが創りあげる幻想的でグロテスクな異界の物語を、ノーベル賞作家パムクと並ぶ実力派が描く。
死者たちの七日間
余 華 著 飯塚 容 訳
事故で亡くなった一人の男が、住宅の強制立ち退き、嬰児の死体遺棄など、社会の暗部に直面しながら、自らの人生の意味を知ることになる。『兄弟』の著者による透明で哀切で心洗われる傑作。
ジェネレーション〈P〉
ロシアを代表するペレーヴィンが重層的な実験性でこの世界を問う最高傑作。ソ連が崩壊しCMコピーライターとなった主人公とともに展開されるめくるめく悪夢のような世界。
定価3,850円(本体3,500円)