河出書房新社
河出の本を探す
1985件中 41~60件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
森があふれる
彩瀬 まる 著
小説家の夫に題材にされ赤裸々に書かれることで奪われてきた妻の琉生は、ある日植物の種を飲んで発芽、やがて家も街ものみ込む森と化す──英訳され欧米でも話題の、夫婦の犠牲と呪いに立ち向かった傑作!
定価759円(本体690円)
○在庫あり
連弾
塚本 邦雄 著
未来を失った天才ピアニストをめぐる傑作愛憎劇「連弾」、謎めいた女主人が古鏡の彼方へといざなう幻想文学の名品「かすみあみ」など五篇を収録。全集未収録、伝説の短篇集、初の文庫化!
定価1,177円(本体1,070円)
霊界 五十年の記録
長田 幹彦 著
心霊研究家でもあった作家の、代表作『霊界五十年』の初文庫化。霊に出遭う人であった著者の、子どもの頃からの目撃譚や聞いた話がたんたんと語られる。霊視者や霊能者との貴重な交流の記録もふんだんに。
定価792円(本体720円)
日本怪奇物語
富岡 直方 著
戦前の原著の明治~昭和篇を新字新仮名遣いにして初文庫化。当時の新聞、雑誌、伝聞から、怪談、猟奇事件、不思議話、珍談を収集。時代の諸相を知る、貴重な民俗譚の記録集。
定価990円(本体900円)
シブいビル 高度成長期生まれ・東京レトロビルガイド
鈴木 伸子 著 白川 青史 写真
1964年東京オリンピック前後に建設された、昭和の香りただよう「シブビル」。昔ながらの喫茶店、象が下りた階段、都心にひっそりとある屋上庭園……その魅力と価値を豊富な写真とともに紹介。
古典新訳コレクション
源氏物語 6
角田 光代 訳
ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。『夕霧』から『椎本』までを収録。
定価880円(本体800円)
義経千本桜
いしい しんじ 訳
源平合戦を背景に、平家の復讐と、源義経主従の受難を壮大に描く。平知盛、弁慶、静御前、狐忠信の活躍と、市井の庶民たちの篤き忠義が絡まりあう名作浄瑠璃が、たおやかな日本語で甦る。
宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?
山本 弘 著
SFとオタクから人生は学べるか? 1つのくりまんじゅうが5分ごとに2倍に増えていったら、宇宙はどうなるか? 単行本あとがき等を集成した著者唯一のエッセイ集。山本弘さん追悼文庫化。
定価1,078円(本体980円)
奔る合戦屋 上
北沢 秋 著
希代の合戦屋・石堂一徹はいかにして誕生したのか。豪将・村上義清に仕えていた若き一徹。素晴らしき伴侶と娘に恵まれ順風満帆に見えたが…大ヒット戦国エンターテイメント、始まりの物語!
定価858円(本体780円)
奔る合戦屋 下
豪将・村上義清に仕え、家中で台頭していく一徹。一方、甲斐の武田信虎は徐々に中信濃に侵攻しつつあった。そんな中、主・義清と一徹の関係は微妙に変化していく……血沸き肉躍る下巻!
ニッポンの正体 漂流する戦後史
白井 聡 著
なぜ日本は堕ちていくのか? すべての原因は隠された〈戦後体制〉にあった。気鋭の政治学者が、長く続く腐敗した日本の体制を国内外の政治力学と丁寧に比較し、わかりやすく読み解く。時代の必読書。
枕草子 上
酒井 順子 訳
平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発な筆で綴った傑作随筆集。類聚、随筆、日記などの章段に分類された同書が、エスプリの効いた現代語訳で甦る。全2巻。
枕草子 下
平安中期、中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発の筆で綴った傑作随筆集。エッセイスト酒井順子ならではのエスプリの効いた現代語訳が楽しい。関白道隆の没後を描いた一四三段から完結まで
大阪
岸 政彦/柴崎 友香 著
大阪へ来た人、大阪を出た人──かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。文庫化にあたって書き下ろし収録。解説:西加奈子
定価924円(本体840円)
挑発する少女小説
斎藤 美奈子 著
若草物語、赤毛のアン、あしながおじさん……大人になって読む少女小説は、発見に満ちている。かつて夢中になった人にも、まったく読んだことがない人にも。あの名作はいま、何を教えてくれるのか?
定価946円(本体860円)
リーマントラベラー 週末だけで世界一周
東松 寛文 著
普通のサラリーマンでも、いますぐ人生は変えられる! 週末だけで世界一周を達成した「旅するサラリーマン」が綴った働き方、生き方の選択肢を広げてくれるエッセイ、新章を加えて文庫化。
降るがいい
佐々木 譲 著
本番当日に失踪した舞台女優と数年ぶりに再会した脚本家の心に去来したもの──都会の片隅で生きる人々の埋もれた「真実」が明かされるとき、過去の重みが忍び寄る。佐々木譲が贈る珠玉のサスペンス。
哄う合戦屋
全国の書店員が大絶賛したベストセラー。土豪が割拠する中信濃。その山峡の名もなき城に流れ着いた天才軍師・石堂一徹。まっすぐで不器用な男の痛快な活躍を描く、戦国エンターテイメント!
定価869円(本体790円)
源氏物語 5
栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。
△3週間~
宇治拾遺物語
町田 康 訳
<こぶとりじいさん>こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」、<腰折れ雀>こと「雀が恩義を感じる」など、現在に通じる心の動きと響きを見事に捉えた、おかしくも切ない名訳33篇を収録。