河出書房新社
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文庫・新書
ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所 長く暗い魂のティータイム
ダグラス・アダムス 著 安原 和見 訳
奇想ミステリー「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」シリーズ第二弾! 今回、史上もっともうさんくさい私立探偵ダーク・ジェントリーが謎解きを挑むのは……なんと「神」です。
定価1,012円(本体920円)
○在庫あり
島とクジラと女をめぐる断片
アントニオ・タブッキ 著 須賀 敦子 訳
居酒屋の歌い手がある美しい女性の記憶を語る「ピム港の女」のほか、クジラと捕鯨手の関係や歴史的考察、ユーモラスなスケッチなど、夢とうつつの間を漂う<島々>の物語。
定価814円(本体740円)
闘争領域の拡大
ミシェル・ウエルベック 著 中村 佳子 訳
自由の名の下に、人々が闘争を繰り広げていく現代社会。愛を得られぬ若者二人が出口のない欲望の迷路に陥っていく。現実と欲望の間で引き裂かれる人間の矛盾を真正面から描く著者の小説第一作。
定価990円(本体900円)
△3週間~
戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった
イシメール・ベア 著 忠平 美幸 訳
ほくの現実はいつも「殺すか殺されるかだった」。十二歳から十五歳までシエラレオネの激しい内戦を戦った少年兵士が、ついに立ち直るまでの衝撃的な体験を世界で初めて書いた感動の物語。
定価1,078円(本体980円)
×品切・重版未定
海を渡った人類の遥かな歴史 古代海洋民の航海
ブライアン・フェイガン 著 東郷 えりか 訳
かつて誰も書いたことのない画期的な野心作! 世界中の名もなき古代の海洋民たちは、いかに航海したのか? 祖先たちはなぜ舟をつくり、なぜ海に乗りだしたのかを解き明かす人類の物語。
定価1,320円(本体1,200円)
孤独の科学 人はなぜ寂しくなるのか
ジョン・T・カシオポ/ウィリアム・パトリック 著 柴田 裕之 訳
その孤独感には理由がある! 脳と心のしくみ、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景……「つながり」を求める動物としての人間――第一人者が様々な角度からその本性に迫る。
定価1,485円(本体1,350円)
とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢
ジョイス・キャロル・オーツ 著 栩木 玲子 訳
金髪女子中学生の誘拐、双子の兄弟の葛藤、猫の魔力、美容整形の闇など、不穏な現実をスリリングに描く著者自選のホラー・ミステリ短篇集。世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞受賞。
定価1,430円(本体1,300円)
偉人たちのあんまりな死に方 ツタンカーメンからアインシュタインまで
ジョージア・ブラッグ 著 梶山 あゆみ 訳
あまりにも悲惨、あまりにもみじめ……。医学が未発達な時代に、あの世界の偉人たちはどんな最期を遂げたのか? 思わず同情したくなる、知られざる事実や驚きいっぱいの異色偉人伝!
定価748円(本体680円)
ザッヘル=マゾッホ紹介 冷淡なものと残酷なもの
ジル・ドゥルーズ 著 堀 千晶 訳
サドに隠れていたマゾッホを全く新たな視点で甦らせながら、マゾッホの現代性をあきらかにしつつ「死の本能」を核心とするドゥルーズ哲学の骨格をつたえる重要な著作。気鋭が四十五年目に新訳。
定価1,100円(本体1,000円)
ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
お待たせしました! 伝説の英国コメディSF「銀河ヒッチハイク・ガイド」の故ダグラス・アダムスが遺した、もうひとつの傑作シリーズがついに邦訳。前代未聞の奇想ミステリー。
有罪者 無神学大全
ジョルジュ・バタイユ 著 江澤 健一郎 訳
「夜の思想家」バタイユの代表作である破格の書物が五十年目に新訳で復活。鋭利な文体と最新研究をふまえた膨大な訳注でよみがえるおそるべき断章群が「神なき神秘」を到来させる。
定価1,540円(本体1,400円)
感染地図 歴史を変えた未知の病原体
スティーヴン・ジョンソン 著 矢野 真千子 訳
百五十年前のロンドンを「見えない敵」が襲った! 大疫病禍の感染源究明に挑む壮大で壮絶な実験は、やがて独創的な「地図」に結実する。スリルあふれる医学=歴史ノンフィクション。
オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」
ジョン・ファーンドン 著 小田島 恒志/小田島 則子 訳
世界トップ10に入る英エリート校の入試問題はなぜ特別なのか。さあ、あなたならどう答える? どうしたら合格できる? 難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな一冊!
定価957円(本体870円)
見知らぬ乗客
パトリシア・ハイスミス 著 白石 朗 訳
妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?……ハイスミスの第一長編、新訳決定版。
定価968円(本体880円)
人類が絶滅する6のシナリオ
フレッド・グテル 著 夏目 大 訳
明日、人類はこうして絶滅する! スーパーウイルス、気候変動、大量絶滅、食糧危機、バイオテロ、コンピュータの暴走……人類はどうすれば絶滅の危機から逃れられるのか?
ほんとうの中国の話をしよう
余 華 著 飯塚 容 訳
最も過激な中国作家が十のキーワードで読み解く体験的中国論。毛沢東、文化大革命、天安門事件から、魯迅、格差、コピー品まで。国内発禁! 三十年の激動が冷静に綴られたエッセイ集。
パタゴニア
ブルース・チャトウィン 著 芹沢 真理子 訳
黄金の都市、マゼランが見た巨人、アメリカ人の強盗団、世界各地からの移住者たち……。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶をもとに綴られる見果てぬ夢の物語。紀行文学の新たな古典。
ラテンアメリカ怪談集
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 著 鼓 直 編
巨匠ボルヘスをはじめ、コルタサル、パスなど、錚々たる作家たちが贈る恐ろしい15の短篇小説集。ラテンアメリカ特有の「幻想小説」を底流に、怪奇、魔術、宗教など強烈な個性が色濃く滲む作品集。
精霊たちの家 上
イサベル・アジェンデ 著 木村 榮一 訳
予知能力を持つクラーラは、毒殺された姉ローサの死体解剖を目にしてから誰とも口をきかなくなる――神話的世界を描いた、マルケス『百年の孤独』に匹敵するラテンアメリカ文学の傑作。
定価1,210円(本体1,100円)
精霊たちの家 下
精霊たちが見守る館で始まった女たちの神話的物語は、チリの血塗られた歴史へと至る。軍事クーデターで暗殺されたアジェンデ大統領の姪が、軍政下の迫害のもと描き上げた衝撃の傑作。