河出書房新社
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文庫・新書
アメリカ人はどうしてああなのか
テリー・イーグルトン 著 大橋 洋一/吉岡 範武 訳
あまりにブラック、そして痛快。抱腹絶倒、滑稽話の波状攻撃。イギリス屈指の毒舌批評家が、アメリカ人とアメリカという国、ひいては現代世界全体を鋭くえぐる。文庫化にあたり新しい序文を収録。
定価935円(本体850円)
×品切・重版未定
タラウマラ
アントナン・アルトー 著 宇野 邦一 訳
メキシコのタラウマラ族と出会いペヨトルの儀式に参加したアルトーがその衝撃を刻印したテクスト群を集成、苛烈な実験により「器官なき身体」への覚醒をよびさまし世界への新たな闘いを告げる奇跡的名著。
定価880円(本体800円)
ハイファに戻って/太陽の男たち
ガッサーン・カナファーニー 著 黒田 寿郎/奴田原 睦明 訳
二十年ぶりに再会した息子は別の家族に育てられていた――時代の苦悩を凝縮させた「ハイファに戻って」、密入国を試みる難民たちのおそるべき末路を描いた「太陽の男たち」など、不滅の光を放つ名作群。
定価1,078円(本体980円)
○在庫あり
楽園への道
マリオ・バルガス=リョサ 著 田村 さと子 訳
ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。飽くことなく自由への道を求め続けた二人の反逆者の激動の生涯を、異なる時空を見事につなぎながら壮大な物語として描いたノーベル賞作家の代表作。
定価1,540円(本体1,400円)
リプリーをまねた少年
パトリシア・ハイスミス 著 柿沼 瑛子 訳
犯罪者にして自由人、トム・リプリーのもとにやってきた家出少年フランク。トムを慕う少年は、父親を殺した過去を告白する……二人の奇妙な絆を美しく描き切る、リプリー・シリーズ第四作。
定価1,320円(本体1,200円)
脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ
デイヴィッド・J・リンデン 著 夏目 大 訳
脳はその場しのぎの、場当たり的な進化によってもたらされた! 性格や知能は氏か育ちか、男女の脳の違いとは何か、などの身近な疑問を説明し、脳にまつわる常識を覆す! 東京大学教授池谷裕二さん推薦!
デカメロン 下
ボッカッチョ 著 平川 祐弘 訳
「百の物語には天然自然の生命力がみなぎっていて、読者の五感を楽しませるが、心の琴線にもふれる。一つとして退屈な話はない」(解説より)。物語文学の最高傑作の全訳決定版、完結編。
△3週間~
服従
ミシェル・ウエルベック 著 大塚 桃 訳
二○二二年フランス大統領選で同時多発テロ発生。極右国民戦線のマリーヌ・ルペンと、穏健イスラーム政党党首が決選投票に挑む。世界の激動を予言したベストセラー。
定価1,012円(本体920円)
デカメロン 中
ボッティチェリの名画でも有名なナスタージョ・デリ・オネスティの物語をはじめ、不幸な事件を経てめでたく終わる男女の話、機転で危機を回避した話など四十話を収めた中巻。無類の面白さを誇る物語集。
デカメロン 上
ペストが蔓延する十四世紀フィレンツェ。郊外に逃れた男女十人が面白おかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、十日のあいだ語りあう百の物語。最高の名訳でおくる不滅の大古典。全訳決定版、第一弾。
植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち
ダニエル・チャモヴィッツ 著 矢野 真千子 訳
見てもいるし、覚えてもいる! 科学の最前線が解き明かす驚異の能力! 視覚、聴覚、嗅覚、位置感覚、そして記憶――多くの感覚を駆使して高度に生きる植物たちの「知られざる世界」。
黄色い雨
フリオ・リャマサーレス 著 木村 榮一 訳
沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう――スペイン山奥の廃村で朽ちゆく男を描く、圧倒的死の予感に満ちた表題作に加え、傑作短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の二篇を収録。
定価968円(本体880円)
チョコレートの歴史
ソフィー・D・コウ/マイケル・D・コウ 著 樋口 幸子 訳
遥か三千年前に誕生し、マヤ・アステカ文明に育まれたチョコレートは、神々の聖なる「飲み物」として壮大な歴史を歩んできた。香料、薬効、滋養など不思議な力の魅力とは……。決定版名著!
定価1,430円(本体1,300円)
「雲」の楽しみ方
ギャヴィン・プレイター=ピニー 著 桃井 緑美子 訳
来る日も来る日も青一色の空だったら人生は退屈だ、と著者は言う。豊富な写真と図版で、世界のあらゆる雲を紹介する。英国はじめ各国でベストセラーになったユーモラスな科学読み物。
哲学史講義 Ⅳ
G・W・F・ヘーゲル 著 長谷川 宏 訳
デカルト、スピノザ、ライプニッツ、そしてカント……など。近代の哲学者たちはいかに世界と格闘したのか。批判やユーモアとともに哲学のドラマをダイナミックに描き出すヘーゲル版哲学史、ついに完結。
定価1,760円(本体1,600円)
哲学史講義 Ⅲ
揺籠期を過ぎた西洋哲学は、ストア派、新プラトン派を経て中世へと進む。エピクロス、フィロン、トマス・アクィナス……。哲学者たちの苦闘の軌跡をたどる感動的名著・名訳の第三巻。
定価1,650円(本体1,500円)
アメリカの友人
パトリシア・ハイスミス 著 佐宗 鈴夫 訳
哲学史講義 Ⅱ
自然とはなにか、人間とはなにか、いかに生きるべきか――二千数百年におよぶ西洋哲学を一望する不朽の名著、名訳決定版第二巻。ソフィスト、ソクラテス、プラトン、アリストテレスらを収録。
さすらう者たち
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
文化大革命後の中国。一人の若い女性が政治犯として処刑された。物語はこの事件に否応なく巻き込まれた市井の人々の迷いや苦しみを丹念に紡ぎ、庶民の心を歪めてしまった中国の歴史の闇を描き出す。
哲学史講義 Ⅰ
最大の哲学者、ヘーゲルによる哲学史の決定的名著がついに文庫化。大河のように律動、変遷する哲学のドラマ、全四巻改訳決定版。哲学史とは何か、東洋、古代ギリシアの哲学を収録した第一巻。