河出書房新社
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文庫・新書
満州帝国
太平洋戦争研究会 編著
清朝の廃帝溥儀を擁して日本が中国東北の地に築いた巨大国家、満州帝国。「王道楽士・五族共和」の旗印の下に展開された野望と悲劇の四十年。前史から崩壊に至る全史を克明に描いた決定版。図版多数収録。
定価792円(本体720円)
×品切・重版未定
インストール
綿矢 りさ 著
女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた<オトナの世界>とは!? 最年少芥川賞受賞作家のデビュー作。第38回文藝賞受賞作。
定価660円(本体600円)
○在庫あり
リレキショ
中村 航 著
“姉さん”に拾われて“半沢良”になった僕。ある日届いた一通の招待状をきっかけに、いつもと少しだけ違う世界がひっそりと動き出す。第三十九回文藝賞受賞作。
東京ゲスト・ハウス
角田 光代 著
半年のアジア放浪から帰った僕は、あてもなく、旅で知り合った女性の一軒家に間借りする。そこはまるで旅の続きのゲスト・ハウスのような場所だった。旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説。
定価495円(本体450円)
△3週間~
私の話
鷺沢 萠 著
家庭の経済崩壊、父の死、結婚の破綻、母の病……何があってもダイジョーブ。波乱の半生をユーモラスに語り涙を誘う、著者初の私小説。急逝した著者が記念作品と呼んだ最高傑作。
定価528円(本体480円)
美女と野球
リリー・フランキー 著
小説、イラスト、写真、マンガ、俳優と、ジャンルを超えて活躍する著者の最高傑作と名高い、コク深くて笑いに満ちた、愛と哀しみのエッセイ集。「とっても思い入れのある本です」――リリー・フランキー。
定価770円(本体700円)
△重版中
血と薔薇コレクション 1
澁澤 龍彦 責任編集
一九六八年に創刊された、澁澤龍彦責任編集「血と薔薇」は、三島由紀夫や稲垣足穂、植草甚一らを迎え、当時の最先端かつ過激な作品発表の場となった。伝説の雑誌、初の文庫化!
定価1,320円(本体1,200円)
現代語訳 日本書紀
福永 武彦 訳
日本人なら誰もが知っている『古事記』と『日本書紀』。最も分かりやすい現代語訳として親しまれてきた福永武彦訳の名著。好評の『古事記』に続いて待望の文庫化。『古事記』と比較しながら読む楽しみ。
定価1,100円(本体1,000円)
英霊の聲
三島 由紀夫 著
定価891円(本体810円)
べけんや わが師、桂文楽
柳家 小満ん 著
落語家・八代目桂文楽に“一目ぼれ”、芸の世界へ飛び込んだ筆者が、師匠への深い愛情をもって描く、名人の素顔。落語黄金時代の高座やお座敷、なつかしい落語家たちも多数登場。落語ファン必携の一冊。
定価825円(本体750円)
上陸 田中小実昌初期短篇集
田中 小実昌 著
飄々とした作風で知られる作家、田中小実昌の同人誌時代の作品、遂に発見! 後の作品の原型となるものから、現在のイメージからは思いもよらないようなお宝的作品まで、さまざまなコミさんが楽しめます。
志ん朝のあまから暦
古今亭 志ん朝/齋藤 明 著
「松がさね」「七草爪」「時雨うつり」……。今では日常から消えた、四季折々の行事や季語の世界へ、粋とユーモアあふれる高座の語り口そのままに、ご存じ古今亭志ん朝がご案内。日本人なら必携の一冊。
黒い花びら
村松 友視 著
ブッダの生涯
安田 治樹 著 大村 次郷 写真
生誕から出家、苦行、悟り、布教、そして入寂まで、釈尊の生涯を仏伝のなかにたどり、アジャンターの壁画をはじめとする仏教芸術、ゆかりの地を訪ねてその写真とともに紹介する。カラー口絵十六ページ。
定価715円(本体650円)
東京裁判の全貌
太平洋戦争研究会 編 平塚 柾緒 著
現代に至るまでの日本人の戦争観と歴史意識の原点にもなった極東国際軍事裁判。絞首刑七名、終身禁固刑十六名という判決において何がどのように裁かれたのか、その全経過を克明に解き明かす。
定価748円(本体680円)
新編 百物語
志村 有弘 編訳
怪奇アンソロジーの第一人者が、平安から江戸時代に及ぶさまざまな恐い話を百本集めて、巧みな現代語にした怪談集成。「今昔物語集」「古今著聞集」「伽婢子」「耳袋」など出典も豊富でマニア必携。
小説 圓朝
正岡 容 著
定価968円(本体880円)
父が消えた
尾辻 克彦 著
父の遺骨を納める墓地を見に出かけた「私」の目に映るもの、頭をよぎることどもの間に、父の思い出が滑り込む……。芥川賞受賞作「父が消えた」など、初期作品五篇を収録した傑作短篇集。
〔忍法帖シリーズ〕
忍者月影抄
山田 風太郎 著
定価935円(本体850円)
絵本 徒然草 上
橋本 治 著 田中 靖夫 絵