河出書房新社
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外国文学
海底バール
ステファノ・ベンニ 著 石田 聖子 訳
海の底にある不思議なバールで怪しい面々が語り聞かせる、世にも奇妙な物語の数々。U・エーコ、A・タブッキと並び、現代イタリアを代表する人気作家の最高傑作。
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
エドワーディアンズ 英国貴族の日々
ヴィタ・サックヴィル=ウエスト 著 村上 リコ 訳
ヴィタの最高傑作、初の邦訳! 男爵家令嬢として上流社会に育った著者が、貴族の生態を活写。失われつつあった社会をノスタルジーとユーモアを込めてこまやかに描いた実録小説。
世界を回せ 上
コラム・マッキャン 著 小山 太一/宮本 朋子 訳
全米図書賞受賞作。J・J・エイブラムスにより映画化。倒壊前の世界貿易センタービル間で綱渡りを決行した男を狂言回しに描かれる、悲しみに彩られたささやかな日常に起こった奇跡の物語。
定価2,090円(本体1,900円)
世界を回せ 下
全米図書賞・国際IMPACダブリン賞。J・J・エイブラムス映画化。110階のビル間の綱渡りと同時進行で描く無名の人々の喪失と救いの物語。最初の偉大な9・11小説と言われる傑作。
奇想コレクション
たんぽぽ娘
ロバート・F・ヤング 著 伊藤 典夫 編
たんぽぽ色の髪が風に舞う、未来から来た女に会った。「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」……甘く美しい永遠の名作を、伊藤典夫の名訳で収録する待望のヤング傑作選。
神童のための童話集
シギズムント・クルジジャノフスキィ/東海 晃久 著
長く歴史に埋もれ、近年、再評価がすすむ1920/30年代ロシアの異才クルジジャノフスキィがその可能性を凝縮させた初期作品集。円城塔氏、推薦。驚くべき奇想と哲学の融合。
定価3,080円(本体2,800円)
アヴィニョン五重奏【全5巻】
アヴィニョン五重奏II リヴィア あるいは生きながら埋められて
ロレンス・ダレル 著 藤井 光 訳
名著『アレクサンドリア四重奏』につづく5部作の第2巻。ナチズムの台頭と近づきつつある戦争が時代に暗い影を落とすなか、作家ブランフォードがたどる若き日の淡く苦い愛の思い出。
定価2,860円(本体2,600円)
クマのプーさん 世界一有名なテディ・ベアのおはなし
シャーリー・ハリソン 著 小田島 則子 訳
世界中で愛され続けているクマのプーさんは実在する! プーさんのモデルとなったテディ・ベアのぬいぐるみの数奇な運命を詳細に描いた、初の「クマのプーさん伝」図版多数収録。
定価1,980円(本体1,800円)
赤毛のアン スクラップブック
モンゴメリー/モンゴメリ/エリザベス・R・エパリー 著 川端 有子 編著
『赤毛のアン』の作者モンゴメリが遺したスクラップブックが日本初公開! プリンスエドワード島で執筆する傍らつくられたブックは、アイデアの源。カラー図版50点、詳細な解説付の保存版。
ノンフィクション
大病院
ジュリー・サラモン 著 山村 朋子 訳
巨大総合病院を対象に一年間、前代未聞の密着取材を行い、医師、看護師から患者まであらゆる関係者を多角的にとりあげて医療現場の実態を描く。病院の中は人間ドラマに満ちている。
ふくろうの本
ふくろうの本/世界の文化
図説 赤毛のアン
奥田 実紀 著
永遠のベストセラー、アン・ブックス。プリンス・エドワード島で暮らした著書が、〈アンの魅力〉に迫る一冊。モンゴメリ自身が写した写真など未発表資料満載! アンの世界がさらに深まる!!
不浄の血 アイザック・バシェヴィス・シンガー傑作選
アイザック・バシェヴィス・シンガー 著 西 成彦 訳
悪魔や魑魅魍魎が跋扈するノーベル賞作家の傑作短篇を精選。怪奇と超自然、エロスとタナトス渦巻く濃密な世界が、めくるめくようなストーリーで展開される。イディッシュ語原典から初邦訳。
血を売る男
余 華 著 飯塚 容 訳
貧しい一家を支えるため、売血で金を稼ぐ男が遭遇する理不尽な出来事の数々。『兄弟』『ほんとうの中国の話をしよう』など、現代中国社会の矛盾を鋭くえぐる著者による笑いと涙の一代記。
もうひとつの街
ミハル・アイヴァス 著 阿部 賢一 訳
見知らぬ文字で書かれた本を発見した「私」が、入り込んだ「もうひとつの街」には異界が広がっていた。世界が注目するチェコ作家がおくる、シュールな幻想とSF的想像力に満ちた大傑作。
とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 ジョイス・キャロル・オーツ傑作選
ジョイス・キャロル・オーツ 著 栩木 玲子 訳
有名私立中学生が一学年下の美しい少女を誘拐する表題作のほか、「化石の兄弟」(世界幻想文学大賞)、「タマゴテングタケ」、「頭の穴」など著者自選の悪夢的短篇7篇を収録。
孤独な天使たち
ニッコロ・アンマニーティ 著 中山 エツコ 訳
周囲となじめず心を閉ざした少年と麻薬に侵された義姉との地下室での一週間。巨匠ベルトルッチにより映画化。彼は本書と出会って10年の沈黙を破ったといわれる。2013年GW日本公開。
定価1,760円(本体1,600円)
最後に見たパリ
エリオット・ポール 著 吉田 暁子 訳
吉田健一が激賞した名編初訳。1920年代、パリの下町に住み始めた著者が、暗い時代へ向かう都市とその人々を愛情こめて描き出す。民衆の息遣いとともに良きパリを甦させる。堀江敏幸氏推薦。
定価3,190円(本体2,900円)
クラウド・アトラス 上
デイヴィッド・ミッチェル 著 中川 千帆 訳
クローン、映画、原発、音楽、伝染病……時代を超えた6つの物語が展開する。SF、ミステリ、コメディなど、ジャンルを横断する驚異のSF超大作。映画化。
クラウド・アトラス 下
身体のどこかに彗星のあざを持つ主人公たち。1970年代のアメリカ西海岸、近未来のソウル、遠い未来のハワイなど、世界を舞台に描かれる文明と暴力と抑圧のマトリョーシカ大巨編。
アップダイクと私 アップダイク・エッセイ傑作選
ジョン・アップダイク 著 若島 正 編訳 森 慎一郎 訳
野球、ゴルフ、ポーカーから、文学、漫画、映画、ミュージカルまで、何を書いても面白い稀代の文筆家のエッセイ26本を精選。カルヴィーノ、谷崎潤一郎、村上春樹などの長文書評も収録。