河出書房新社
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外国文学
最後に見たパリ
エリオット・ポール 著 吉田 暁子 訳
吉田健一が激賞した名編初訳。1920年代、パリの下町に住み始めた著者が、暗い時代へ向かう都市とその人々を愛情こめて描き出す。民衆の息遣いとともに良きパリを甦させる。堀江敏幸氏推薦。
定価3,190円(本体2,900円)
×品切・重版未定
クラウド・アトラス 上
デイヴィッド・ミッチェル 著 中川 千帆 訳
クローン、映画、原発、音楽、伝染病……時代を超えた6つの物語が展開する。SF、ミステリ、コメディなど、ジャンルを横断する驚異のSF超大作。映画化。
定価2,090円(本体1,900円)
クラウド・アトラス 下
身体のどこかに彗星のあざを持つ主人公たち。1970年代のアメリカ西海岸、近未来のソウル、遠い未来のハワイなど、世界を舞台に描かれる文明と暴力と抑圧のマトリョーシカ大巨編。
アップダイクと私 アップダイク・エッセイ傑作選
ジョン・アップダイク 著 若島 正 編訳 森 慎一郎 訳
野球、ゴルフ、ポーカーから、文学、漫画、映画、ミュージカルまで、何を書いても面白い稀代の文筆家のエッセイ26本を精選。カルヴィーノ、谷崎潤一郎、村上春樹などの長文書評も収録。
定価2,640円(本体2,400円)
ストレンジ・フィクション
ほかの惑星への気楽な旅
テッド・ムーニイ 著 中村 融 訳
「情報病」が蔓延し、南極の領土問題で緊張状態にある異様な世界。女性科学者とイルカの禁断の愛が、その世界の危ういバランスを壊しはじめる。〈ストレンジ・フィクション〉第4回配本。
アヴィニョン五重奏【全5巻】
アヴィニョン五重奏I ムッシュー あるいは闇の君主
ロレンス・ダレル 著 藤井 光 訳
『ユリシーズ』に始まるモダニズム文学最後の超大作全5巻が遂に刊行開始。南仏プロヴァンスの都市を舞台に、友の自殺をきっかけとして謎が謎を呼ぶ壮大な物語の迷宮が幕を開ける。
定価2,750円(本体2,500円)
食べることも愛することも、耕すことから始まる 脱ニューヨーカーのとんでもなく汚くて、ありえないほど美味しい生活
クリスティン・キンボール 著 小梨 直 訳
土地を変えようとすればするほど、自分も変わる。農は人を変える――ハーバード大卒のジャーナリストが「最先端」の完全自給型農場を始めて見つけたスローでもエコでもない新しい生活!
政治・経済・社会
ほんとうの中国の話をしよう
余 華 著 飯塚 容 訳
最も過激な中国人作家が、「人民」「領袖」「草の根」など、10のキーワードで綴った体験的中国論。文革から天安門事件を経て現在に至る中国社会の悲喜劇をユーモラスに描いたエッセイ。
定価2,420円(本体2,200円)
デカメロン
ボッカッチョ 著 平川 祐弘 訳
ペストが蔓延する14世紀フィレンツェ。郊外に逃れた男女10人がおもしろおかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、10日のあいだ語りあう100の物語。不滅の大古典、新訳決定版。
定価7,260円(本体6,600円)
話してあげて、戦や王さま、象の話を
マティアス・エナール 著 関口 涼子 訳
トルコのスルタンから橋の設計を依頼されたミケランジェロが異国の街イスタンブールで見たものは──史実を基に芸術家の内面と愛の神秘を描き、「高校生が選ぶゴンクール賞」に輝いた傑作。
定価1,980円(本体1,800円)
バビロンの魔女
D・J・マッキントッシュ 著 宮崎 晴美 訳
古代史を揺るがす謎を秘めた「ナホムの石板」を巡り陰謀が画策され、危険な冒険が繰り広げられる。刊行前に世界15ヵ国で出版が決まった第一級の考古学冒険ミステリー!
定価2,200円(本体2,000円)
シスター
ロザムンド・ラプトン 著 笹山 裕子 訳
あなたは何処にいるの? 行方不明の妹を探し、やがて恐ろしい真実に直面する姉。読み出したら止まらない、めまいと驚愕の中に投げ込まれる、心を揺さぶるサスペンス。世界的ベストセラー。
エアヘッド! 売れっ子モデルになっちゃった!?
メグ・キャボット 著 代田 亜香子 訳
NYのオタク女子高生のエムが、売れっ子モデルのニッキーの体と入れ代った!? モデルの頭はからっぽ(エアヘッド)だなんて嘘、セレブ生活は大変だし大好きなクリストファーとはどうなる?
定価1,760円(本体1,600円)
青い脂
ウラジーミル・ソローキン 著 望月 哲男/松下 隆志 訳
7体の文学クローンから採取された不思議な物質「青い脂」が、ヒトラーとスターリンがヨーロッパを支配するもう一つの世界に送り込まれる。現代文学の怪物によるSF巨編。
定価3,850円(本体3,500円)
パライソ・トラベル
ホルヘ・フランコ 著 田村 さと子 訳
ラテンアメリカ文学新世代を代表する作家のアドベンチャー・ラブストーリー。故国コロンビアを捨てアメリカに密入国した若者が、はぐれてしまった恋人を探しながら経験する過酷な旅路。
小犬を連れた男 【シムノン本格小説選】
ジョルジュ・シムノン 著 長島 良三 訳
傑作シリーズの第9弾。パリの冬の雨の夜、一人の男が死んだ。後には、2冊の日記と小犬のビブだけが残された。孤独な中年男の数奇な人生とそれを支えたプードルの愛の物語。
終わりの日 黙示録の預言
スコット・マリアーニ 著 高野 由美 訳
エーゲ海で行方不明となった女性考古学者の捜索を頼まれたベンは陰謀渦巻くエルサレムの国際的な大事件へと巻き込まれていった。待望のベン・ホープ・シリーズ第3弾!
犬と狼のはざまで
サーシャ・ソコロフ 著 東海 晃久 訳
現代ロシアの最前衛ソコロフの『馬鹿たちの学校』をこえる壮絶な実験。さまざまなモノローグ、詩などによって描かれるヴォルガ川の一夜の出来事とともに究極の文学が魂を震撼させる。
定価4,180円(本体3,800円)
黄金の少年、エメラルドの少女
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
短篇の名手が『千年の祈り』(映画化)に続いて放つ最新作品集。O・ヘンリー賞受賞作2篇収録。代理母をテーマにした衝撃の話題作「獄」、愛と孤独を静かに描く表題作など珠玉の9篇。
KAWADEルネサンス
ベルリン・アレクサンダー広場
アルフレート・デーブリーン 著 早崎 守俊 訳
『ユリシーズ』『特性のない男』等と並ぶ20世紀前半の前衛文学の伝説的名作が40年ぶりに復活。20年代ベルリンのある男の彷徨とともに都市と人間の相克を実験的に描く巨編。
定価5,170円(本体4,700円)