河出書房新社
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歴史・地理・民俗
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉 著 礫川 全次 編
歴史学と民俗学の博捜する知見と鋭い洞察力を駆使して、先住土着民と差別の問題を追究した文章の集大成。国栖、手長足長、蝦夷から、くぐつ、サンカ、憑き物、人柱まで。差別の根源に遡る。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
名山の文化史
高橋 千劔破 著
なぜ名山から寺院が消えたのか? 近代アルピニズム以前の日本の山々の文化と歴史を、山男であり歴史・文芸評論家である著者が渾身の力をこめ名文で綴る。恐山、八海山、天城山等30篇を収録。
定価2,750円(本体2,500円)
なつかしい話 歴史と風土の民俗学
宮本 常一 著
生誕100年を迎えた民俗学者の対談集。古代の海人族の活躍、中世の語りの場「座」の意義、柳田没後の民俗学の可能性、いろり端での昔話や民話の魅力など、失われた日本の豊かさを語る。
定価2,200円(本体2,000円)
ツクヨミ 秘された神
戸矢 学 著
記紀に描かれた3大神様のなかで、アマテラス、スサノヲは大きく扱われ、研究も進んでいるのだが、ツクヨミ(月読命)だけはほとんど記述がなく、謎に包まれている。その謎を解明する。
定価1,870円(本体1,700円)
タブーに挑む民俗学 中山太郎土俗学エッセイ集成
中山 太郎 著 礫川 全次 編
柳田国男門下でありながら、常民の民俗学の枠をはみだし、物的なテーマにも大胆に取り組んだ中山の論考が今に蘇る。人柱伝説に切り込んだ「田植に女を殺す土俗」「本朝変態葬礼史」等傑作17本。
少年少女通販広告博覧会
串間 努 著
昭和の少年少女向け雑誌の通販広告。背が高くなる器械、頭のよくなるヘアバンド、睡眠学習器、――摩訶不思議なキャッチコピー、爆笑商品! 昭和レトロ商品収集の第一人者が全貌を明らかに!!
定価1,760円(本体1,600円)
旅の民俗学
旅する巨人・宮本常一の旅に関するきわめつけ対談集。テーマは、日本人の起源、旅と伝説、道の文化史、海と日本人、漁村と港町、観光資源など。メンバーは、丸谷才一ほか。
定価1,980円(本体1,800円)
乞胸 江戸の辻芸人
塩見 鮮一郎 著
「ごうむね」とは、江戸初期、戦乱がおさまって失職した武士で、乞食に身を落として大道芸をなりわいとした被差別民のこと。弾左衛門、車善七の支配を受けた彼らの生態をまざまざと活写。
定価2,090円(本体1,900円)
白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って
前田 速夫 著
全国の、特に被差別部落に多く分布する白山神社。その謎に包まれた白山信仰の実際を追って、探求の手は留まるところがない。民俗学の神秘の空白部分に迫る、スリリングな書き下ろし。
四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って
谷川 健一 著
聖徳太子が起請した四天王寺には、なぜ太子が蘇我氏とともに滅した物部守屋が祀られているのか――そのテーマに触発されて、物部一族と、深い関係のあった帰化人・秦氏のその後を追う。
定価2,860円(本体2,600円)
「君の名は」の民俗学
岩井 宏實 著
名前を尋ねるのはどのような意味があるのだろうか、名付けや襲名・改名に込められた願い、名前についての礼儀作法、道具に名前を書くのはなぜかなど、名前をめぐるフォークロア。
定価1,320円(本体1,200円)
異端の民俗学 差別と境界をめぐって
礫川 全次 著
稲作以外の境界で暮らす差別された人々を研究してきた、喜田貞吉、中山太郎らの先駆的民俗学者の業績に今日的な光をあて、柳田民俗学の盲点を補強する、画期的な試み。
日本人を考える 歴史・民俗・文化
旅する巨人・民俗学者で座談の名手だった宮本常一がさまざまな日本の歴史・民俗・文化を考える。テーマは、差別、庶民生活、子育て、旅など。対談相手は安岡章太郎、野間宏、大宅壮一、速水融など。
『忘れられた日本人』の舞台を旅する 宮本常一の軌跡
木村 哲也 著
宮本常一の名作『忘れられた日本人』。宮本が戦前戦後に訪ねた土地を、若き研究家がたどり直し、宮本が出会った人の遺族を訪ねる旅の記録。変貌する風土の中、変わらない心を探る民俗ルポ。
南の島を開拓した人々
台湾で精糖事業を興した中川虎之助、出稼ぎ女性に尽くした村岡伊平治、南方交易史研究の菅沼貞風、麻園を経営した太田恭三郎、漁場の開拓者、原兄弟ら……。近代日本苦難の南方開拓物語。
辺境を歩いた人々
江戸時代から明治にかけて、積極的に日本の辺境を歩き、風俗地誌を研究した民俗学の先駆者の4人――近藤富蔵・松浦武四郎・菅江真澄・笹森儀助――の事跡をわかりやすく紹介・追体験する。
イレズミの世界
山本 芳美 著
文化人類学的には身体加工として、独自の美意識を生んできたイレズミ。東京、横浜、沖縄、台湾、NYなどを縦断しつつ、現代タトゥーをも学術的に俯瞰し、「近代日本」の姿を浮き彫りにする。
定価3,080円(本体2,800円)
遊女歌舞伎
高野 敏夫 著
なぜ「遊女歌舞伎」は歌舞伎史の中で無視されたか。大流行した遊女歌舞伎の謎とその本質に迫り、近世に登場した大衆という観客と、遊女文化史の観点から新たに初期歌舞伎史を書き直す。
定価2,640円(本体2,400円)
江戸の妖怪革命
香川 雅信 著
18世紀後半の江戸では妖怪手品や妖怪玩具が大流行した。突如として怪談から商品へと妖怪観が転換した意味を日本人の世界観の変容とともに論じた画期的妖怪論。小松和彦推薦!
日本幻獣図説
湯本 豪一 著
河童や人魚、鬼、龍のような不可思議な生き物、それが幻獣である。雷獣、予言獣など知られざる幻獣を含むその実態を図像、ミイラ、報道された記事により明らかにする。