河出書房新社
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歴史・地理・民俗
サンカとともに 大地に生きる
清水 精一 著
名家に生まれたが社会に疑問を抱き、禅僧修行を経て天王寺周辺のサンカ乞食の集落に身を沈め、サンカを内部から体験した唯一の記録。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
海と日本人の歴史
高橋 千劔破 著
太古より地球上のあらゆる生命を育んできた海。その神秘と未知の世界を描きつつ、遣唐使から最後の海軍大将まで、海と日本人との秘められた歴史を格調高い文章で綴る渾身の書、36篇!
定価2,860円(本体2,600円)
ニギハヤヒ 『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神
戸矢 学 著
記紀は神武の建国神話を完成させながら、なぜ禅譲したニギハヤヒを残したのか? 再評価著しい『先代旧事本紀』を解読することで解き明かす。
定価1,870円(本体1,700円)
隠語の民俗学 差別とアイデンティティ
礫川 全次 著
泥棒などの反社会的集団や、漂泊民・芸能民の間で使われていた隠語は、全く別の流通をしたのではないことをつきとめる、初めての隠語の民俗学。
新・忘れられた日本人 辺界の人と土地
筒井 功 著
消え去りゆく人と土地の、記憶と記録の民俗学。日本各地に残された人びとの生きた姿を刻み込むルポルタージュ。サンカの村から被差別部落まで。
河出ブックス
解放令の明治維新 賤称廃止をめぐって
塩見 鮮一郎 著
明治4年、一片の太政官布告で、穢多非人ら賤民は解放された。しかし本当に解放されたのか。解放令以前以後の、血と涙、努力と思惑の社会政治学。
定価1,430円(本体1,300円)
江戸の食彩 春夏秋冬
寿司、天ぷら、蕎麦、鰻。江戸時代に誕生した優れた食文化。四季折々の旬の食材を創意工夫して楽しんだ江戸の人々。その歴史や伝説、名前の由来、漁法や栽培法にも触れた日本人の食の世界!
文藝別冊
梅棹忠夫 地球時代の知の巨人
民族学・文明学に新たな視野を拓いた知の巨人。著作集未収録原稿ほか、幻の「世界の歴史 人類の未来」目次を紹介。知的生産の現場・梅棹研究室をイラストで再現。梅棹忠夫論、対談も多数。
定価1,320円(本体1,200円)
KAWADEルネサンス
完本 天の蛇 ニコライ・ネフスキーの生涯
加藤 九祚 著
日本民俗学の草創期に活躍し、故郷ロシアで殺された天才言語学者の生涯を追った大佛次郎賞受賞のノンフィクション。死の真相の解明を増補し、完本として復刊する。
定価3,080円(本体2,800円)
日本の地名 60の謎の地名を追って
意味不明なものだらけの地名の森に分け入り、難読地名を中心に、朝鮮語やアイヌ語に安易に寄りかからず、地形などを重視して、その語源と分布状況を探る。
カルト・陰謀・秘密結社 大事典
アーサー・ゴールドワグ 著 住友 進 訳
人間はなぜ不可解な考えにとらわれるのか? 悪魔教からオウム真理教、エリア51、フリーメイソン、世界経済フォーラムまで、世界の裏側にうごめく集団妄想から世界と人間を読み解く!
ヒルコ 棄てられた謎の神
ヒルコは、イザナギ・イザナミの最初の子でありながら、葦舟に乗せて棄てられた神である。神武以前の建国神話の鍵を握るヒルコとは誰だったのか?
定価1,760円(本体1,600円)
いれずみの文化誌
小野 友道 著
自分を守る。他者から外敵から、厳しい労働から。古代から現代に到る究極の表現行為の歴史と文化人類学。皮膚科の権威による世界のいれずみをめぐる30の物語。
葬儀の民俗学 古代人の霊魂信仰
各地に大島という名の「小さい」島がある。なぜか。「青島」がなまったもので、「アオ・アウ・アワ」は埋葬地を意味する。「霊」を探る踏査行をへて葬制に到る、賤と穢れの民俗学。
定価2,200円(本体2,000円)
怨霊の古代史 蘇我・物部の抹殺
怨霊信仰は平安時代に始まるのではなく、飛鳥時代に遡る。三輪君逆、穴穂部皇子、物部守屋、蘇我蝦夷・入鹿ら。叛逆の連鎖で葬られ、怨霊が御霊となって祀られる構造とは。
破戒という奇跡 再刊本とは何だったのか
藤村の『破戒』は部落問題を扱った文学の金字塔だが、生前、ある圧力によって改訂を進め、戦後、初刊本に戻る時も一悶着あった。その間の「事情」と作品の魅力を掘り下げる。
定価2,090円(本体1,900円)
近江古事風物誌 さざなみの回廊めぐり
高橋 真名子 著
古い都の地でもある琵琶湖の里には、懐かしい古の習俗と、仏像たちが今も静かに息づいている。十一面観音から白山の女神、オコナイさん、左義長祭、シコブチ神社へ到る、歴史民俗探訪紀行。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 みちのくの古布の世界
田中 忠三郎 著
東北の地では、小さな布切れでも大切にとっておき、継ぎを当て、刺繍し、織物に使った。こうして育まれた津軽のこぎん、南部の菱刺しなど、布を大切に美しく装う文化を紹介する。
○在庫あり
遠野奇談
佐々木 喜善 著 石井 正己 編
柳田国男に『遠野物語』を語り伝えた佐々木喜善が、自ら集め自ら綴った、遠野周辺の不思議な話。天狗や河童の伝承、猟師や郵便局員の体験談、偽汽車の話といった新たな伝説も集める。
定価1,540円(本体1,400円)
芸術・芸能
遠野昨日物語 浦田穂一写真集
浦田 穂一 著
民俗学の故郷・遠野の地で、人びと、農家の暮らし、生活の中で息づいていた信仰や伝統行事などを撮り続けた。それは変わらぬ世界と変わりゆく世界を写真に刻み込んだ時代の記録である。
定価2,640円(本体2,400円)