河出書房新社
河出の本を探す
222件中 141~160件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 みちのくの古布の世界
田中 忠三郎 著
東北の地では、小さな布切れでも大切にとっておき、継ぎを当て、刺繍し、織物に使った。こうして育まれた津軽のこぎん、南部の菱刺しなど、布を大切に美しく装う文化を紹介する。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
歴史・地理・民俗
遠野奇談
佐々木 喜善 著 石井 正己 編
柳田国男に『遠野物語』を語り伝えた佐々木喜善が、自ら集め自ら綴った、遠野周辺の不思議な話。天狗や河童の伝承、猟師や郵便局員の体験談、偽汽車の話といった新たな伝説も集める。
定価1,540円(本体1,400円)
芸術・芸能
遠野昨日物語 浦田穂一写真集
浦田 穂一 著
民俗学の故郷・遠野の地で、人びと、農家の暮らし、生活の中で息づいていた信仰や伝統行事などを撮り続けた。それは変わらぬ世界と変わりゆく世界を写真に刻み込んだ時代の記録である。
定価2,640円(本体2,400円)
アフリカのことば アフリカ/言語ノート集成
西江 雅之 著
アフリカと言語をめぐる世界的な碩学にして、名エッセイストと知られる著者が、50年にわたるその研究をはじめて本に。人間と文化に関心をもつすべての人々に贈る記念碑的な偉業。
定価5,720円(本体5,200円)
名山の民俗史
高橋 千劔破 著
北海道から九州まで、日本人と深く関わってきた30山を収録。ふるさとの山に秘められた歴史とは? 名山の歴史と文化と民俗を掘り起こした名山シリーズ3部作、百名山がついに完結!
定価3,080円(本体2,800円)
賤民の異神と芸能 山人・浮浪人・非人
谷川 健一 著
原始より、国家からこぼれ落ちた放浪者がカミと出会い、芸能を生んだ。信仰と芸能の起源と展開を追う、『季刊東北学』好評連載「民間信仰史研究序説」ここに完結。谷川民俗学の到達点。
氏神事典 あなたの神さま・あなたの神社
戸矢 学 著
佐藤さん、鈴木さん、田中さん、渡辺さん、といった多い姓を中心に100姓を選び、どの苗字の人はどの神社を参拝し、どの神さまを拝めばよいかを丁寧に解説。主要神社の住所も付す。
定価1,320円(本体1,200円)
蘇る巨人 喜田貞吉と部落問題
塩見 鮮一郎 著
日本の先史、古代史、民俗学、部落問題に巨大な足跡を記した独自な学者の業績を追う。喜田学の核心である先住民族と賤民の研究を中心に、水平社と対立した融和思想の両義性をも再検討する。
定価2,200円(本体2,000円)
日本原住民と被差別部落 菊池山哉考古民俗学傑作選
菊池 山哉 著 前田 速夫 編
直観力と徹底したフィールド調査で、被差別部落研究に圧倒的な足跡を残した在野の碩学の、考古学、民俗学、宗教学を結ぶエッセンス。別所、白山神社、雑色村などの起源に迫る。前田速夫編。
闇の摩多羅神 変幻する異神の謎を追う
川村 湊 著
天台宗系の寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である摩多羅神。この大陸由来の、秦氏と深く関わる、申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に本格的に迫る。
定価2,420円(本体2,200円)
絵引 民具の事典
岩井 宏實 監修 工藤 員功 編 中林 啓治 画
日常の必要から工夫を重ねて作り出された道具の数々を、約1500点のイラストで紹介し、用途・構造・歴史・地域による違いなどを簡潔に解説。伝統的な「もの」の文化を集大成した一冊。
定価7,150円(本体6,500円)
差別の根源を考える
喜田 貞吉 著
差別をなくすにはよく理解し、まじりあっていかねばならないとする「融和促進」、そこから差別の起源を考察する講演、在野の僧形の被差別者・俗法師の研究から被差別部落を考える。
定価1,760円(本体1,600円)
お祭りと祝祭が出会うとき 日韓のまつり文化を比較して
小倉 紀蔵/金 容雲 監修 松岡 正剛/池 明観/小倉 和夫 著
日韓のまつり文化の源流を探り、両国の相互理解を試みる“まつりアンソロジー”。小倉紀蔵、松岡正剛、池明観、小倉和夫、金容雲らが、日本と韓国のまつりを語り尽す!
憑き物耳袋
倉光 清六 著
なぜ憑き物筋と差別されるのか。狐憑き、犬神憑き、トウビョウ、外道、餓鬼憑きまで、〈魔の呪力〉とはなにか、日本人の精神史の裏面を掘り下げる、憑霊信仰民俗学の名著。解説=小松和彦
賤民とは何か
古代の陵戸に始まり、墓守や弊牛馬の処理をした者、放浪者、竹細工師、芸能民などが賤視されてきた。後世、エタ、非人、雑種賤民と称された人々に対する差別の構造とその歴史を考察する。
被差別部落とは何か
被差別部落研究の泰斗・喜田の個人誌「民族と歴史」の「特殊部落研究号」の喜田執筆部分の完全復刻。現在の部落問題研究にも欠かせない、被差別部落の成立過程を克明に描いた記念碑的著作。
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉 著 礫川 全次 編
歴史学と民俗学の博捜する知見と鋭い洞察力を駆使して、先住土着民と差別の問題を追究した文章の集大成。国栖、手長足長、蝦夷から、くぐつ、サンカ、憑き物、人柱まで。差別の根源に遡る。
名山の文化史
なぜ名山から寺院が消えたのか? 近代アルピニズム以前の日本の山々の文化と歴史を、山男であり歴史・文芸評論家である著者が渾身の力をこめ名文で綴る。恐山、八海山、天城山等30篇を収録。
定価2,750円(本体2,500円)
なつかしい話 歴史と風土の民俗学
宮本 常一 著
生誕100年を迎えた民俗学者の対談集。古代の海人族の活躍、中世の語りの場「座」の意義、柳田没後の民俗学の可能性、いろり端での昔話や民話の魅力など、失われた日本の豊かさを語る。
ツクヨミ 秘された神
記紀に描かれた3大神様のなかで、アマテラス、スサノヲは大きく扱われ、研究も進んでいるのだが、ツクヨミ(月読命)だけはほとんど記述がなく、謎に包まれている。その謎を解明する。
定価1,870円(本体1,700円)