河出書房新社
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歴史・地理・民俗
KAWADEルネサンス
完本 天の蛇 ニコライ・ネフスキーの生涯
加藤 九祚 著
日本民俗学の草創期に活躍し、故郷ロシアで殺された天才言語学者の生涯を追った大佛次郎賞受賞のノンフィクション。死の真相の解明を増補し、完本として復刊する。
定価3,080円(本体2,800円)
×品切・重版未定
日本の地名 60の謎の地名を追って
筒井 功 著
意味不明なものだらけの地名の森に分け入り、難読地名を中心に、朝鮮語やアイヌ語に安易に寄りかからず、地形などを重視して、その語源と分布状況を探る。
定価1,980円(本体1,800円)
カルト・陰謀・秘密結社 大事典
アーサー・ゴールドワグ 著 住友 進 訳
人間はなぜ不可解な考えにとらわれるのか? 悪魔教からオウム真理教、エリア51、フリーメイソン、世界経済フォーラムまで、世界の裏側にうごめく集団妄想から世界と人間を読み解く!
ヒルコ 棄てられた謎の神
戸矢 学 著
ヒルコは、イザナギ・イザナミの最初の子でありながら、葦舟に乗せて棄てられた神である。神武以前の建国神話の鍵を握るヒルコとは誰だったのか?
定価1,760円(本体1,600円)
いれずみの文化誌
小野 友道 著
自分を守る。他者から外敵から、厳しい労働から。古代から現代に到る究極の表現行為の歴史と文化人類学。皮膚科の権威による世界のいれずみをめぐる30の物語。
葬儀の民俗学 古代人の霊魂信仰
各地に大島という名の「小さい」島がある。なぜか。「青島」がなまったもので、「アオ・アウ・アワ」は埋葬地を意味する。「霊」を探る踏査行をへて葬制に到る、賤と穢れの民俗学。
定価2,200円(本体2,000円)
怨霊の古代史 蘇我・物部の抹殺
怨霊信仰は平安時代に始まるのではなく、飛鳥時代に遡る。三輪君逆、穴穂部皇子、物部守屋、蘇我蝦夷・入鹿ら。叛逆の連鎖で葬られ、怨霊が御霊となって祀られる構造とは。
破戒という奇跡 再刊本とは何だったのか
塩見 鮮一郎 著
藤村の『破戒』は部落問題を扱った文学の金字塔だが、生前、ある圧力によって改訂を進め、戦後、初刊本に戻る時も一悶着あった。その間の「事情」と作品の魅力を掘り下げる。
定価2,090円(本体1,900円)
近江古事風物誌 さざなみの回廊めぐり
高橋 真名子 著
古い都の地でもある琵琶湖の里には、懐かしい古の習俗と、仏像たちが今も静かに息づいている。十一面観音から白山の女神、オコナイさん、左義長祭、シコブチ神社へ到る、歴史民俗探訪紀行。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 みちのくの古布の世界
田中 忠三郎 著
東北の地では、小さな布切れでも大切にとっておき、継ぎを当て、刺繍し、織物に使った。こうして育まれた津軽のこぎん、南部の菱刺しなど、布を大切に美しく装う文化を紹介する。
遠野奇談
佐々木 喜善 著 石井 正己 編
柳田国男に『遠野物語』を語り伝えた佐々木喜善が、自ら集め自ら綴った、遠野周辺の不思議な話。天狗や河童の伝承、猟師や郵便局員の体験談、偽汽車の話といった新たな伝説も集める。
定価1,540円(本体1,400円)
芸術・芸能
遠野昨日物語 浦田穂一写真集
浦田 穂一 著
民俗学の故郷・遠野の地で、人びと、農家の暮らし、生活の中で息づいていた信仰や伝統行事などを撮り続けた。それは変わらぬ世界と変わりゆく世界を写真に刻み込んだ時代の記録である。
定価2,640円(本体2,400円)
アフリカのことば アフリカ/言語ノート集成
西江 雅之 著
アフリカと言語をめぐる世界的な碩学にして、名エッセイストと知られる著者が、50年にわたるその研究をはじめて本に。人間と文化に関心をもつすべての人々に贈る記念碑的な偉業。
定価5,720円(本体5,200円)
名山の民俗史
高橋 千劔破 著
北海道から九州まで、日本人と深く関わってきた30山を収録。ふるさとの山に秘められた歴史とは? 名山の歴史と文化と民俗を掘り起こした名山シリーズ3部作、百名山がついに完結!
賤民の異神と芸能 山人・浮浪人・非人
谷川 健一 著
原始より、国家からこぼれ落ちた放浪者がカミと出会い、芸能を生んだ。信仰と芸能の起源と展開を追う、『季刊東北学』好評連載「民間信仰史研究序説」ここに完結。谷川民俗学の到達点。
氏神事典 あなたの神さま・あなたの神社
佐藤さん、鈴木さん、田中さん、渡辺さん、といった多い姓を中心に100姓を選び、どの苗字の人はどの神社を参拝し、どの神さまを拝めばよいかを丁寧に解説。主要神社の住所も付す。
定価1,320円(本体1,200円)
蘇る巨人 喜田貞吉と部落問題
日本の先史、古代史、民俗学、部落問題に巨大な足跡を記した独自な学者の業績を追う。喜田学の核心である先住民族と賤民の研究を中心に、水平社と対立した融和思想の両義性をも再検討する。
日本原住民と被差別部落 菊池山哉考古民俗学傑作選
菊池 山哉 著 前田 速夫 編
直観力と徹底したフィールド調査で、被差別部落研究に圧倒的な足跡を残した在野の碩学の、考古学、民俗学、宗教学を結ぶエッセンス。別所、白山神社、雑色村などの起源に迫る。前田速夫編。
闇の摩多羅神 変幻する異神の謎を追う
川村 湊 著
天台宗系の寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である摩多羅神。この大陸由来の、秦氏と深く関わる、申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に本格的に迫る。
定価2,420円(本体2,200円)
絵引 民具の事典
岩井 宏實 監修 工藤 員功 編 中林 啓治 画
日常の必要から工夫を重ねて作り出された道具の数々を、約1500点のイラストで紹介し、用途・構造・歴史・地域による違いなどを簡潔に解説。伝統的な「もの」の文化を集大成した一冊。
定価7,150円(本体6,500円)