河出書房新社
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外国文学
安魂
周 大新 著 谷川 毅 訳
難病で息子を亡くした父と、死後の息子の魂の往還。後悔と懺悔、寛容と慰めに満ちた感動の物語。やがて息子は古今東西の賢人から大切な教えを得る。映画化。
定価3,630円(本体3,300円)
○在庫あり
最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集
キム・チョヨプ/デュナ/チョン・ソヨン/キム・イファン/ペ・ミョンフン/イ・ジョンサン 著
ヒト、機械、鯨、ドローン、虫、ウイルス……現実を転覆する韓国SFの、めくるめく想像力による「新しい時代の、新しい未来」。星々に生きるものたちの6つの物語。
定価2,145円(本体1,950円)
デカメロン・プロジェクト パンデミックから生まれた29の物語
ニューヨーク・タイムズ・マガジン 編 マーガレット・アトウッド 著 藤井 光 訳
コロナ禍の世界でなにが起きていたのか。アトウッド、ケレット、イーユン・リー、チャールズ・ユウなど、錚々たる作家の声が国境や人種を越えて響きあう、空前絶後のアンソロジー。
定価3,135円(本体2,850円)
昏乱
トーマス・ベルンハルト 著 池田 信雄 訳
山村の医師である父と鉱山学を専攻する息子は特異な病と狂気を病む住人たちと出会っていく。その中でも侯爵の狂気は果てしもなかった。この世界の暗黒を極めるベルンハルトの名作。
定価3,190円(本体2,900円)
打ちのめされた心は
フランソワーズ・サガン 著 河野 万里子 訳
冷めきった心がすれ違う大富豪クレソン家。一人の女性の来訪で、屋敷は愛とエゴの渦に呑まれていく──。奇跡的に発見されフランスを揺るがした、フランソワーズ・サガン幻の未発表長編。
定価2,112円(本体1,920円)
星のせいにして
エマ・ドナヒュー 著 吉田 育未 訳
スペイン風邪が猛威を振るう1918年ダブリン。小さな産婦人科病室で、彼女たちは「生命」を守るために闘った――。「今」を突き刺す、痛切で強靭なパンデミック・ケアギバー小説の金字塔。
定価2,750円(本体2,500円)
まだまだという言葉
クォン・ヨソン 著 斎藤 真理子 訳
貯金を持ち逃げた家族を思い借金を返す娘。正規職員と非正規職員の板挟みになった教師……。社会の歪みを彷徨う人々の、絶望とかすかな希望を描き出す、韓国リアリズムの極北をなす作品集。
定価2,475円(本体2,250円)
ヌマヌマ はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選
ミハイル・シーシキン 著 沼野 充義/沼野 恭子 編訳
恋愛、叙情、恐怖、SFなど、多様な作家の個性が響きあうアンソロジー。ビートフ、エロフェーエフ、トルスタヤ、ペレーヴィンら、現代ロシア文学紹介の第一人者たちが厳選した12の短篇。
定価3,520円(本体3,200円)
雨の島
呉 明益 著 及川 茜 訳
ごく近い未来を舞台に、ウイルスプログラム「裂け目」から送られる親しい人々の記憶と、台湾の自然、動植物をモチーフとして描かれる美しい6つの短篇集。著者自作のカラー博物画6点収録。
定価2,640円(本体2,400円)
だれも死なない日
ジョゼ・サラマーゴ 著 雨沢 泰 訳
ある年の元旦、突然人が死ななくなる。瀕死の皇太后、危篤の患者、交通事故者……やがて人々は、不死の不自由に戸惑いはじめ、死神が現れる。『白の闇』のノーベル賞作家が遺した傑作長篇。
推敲
トーマス・ベルンハルト 著 飯島 雄太郎 訳
自殺した友人の遺稿を整理するために動物剥製師宅の屋根裏部屋にこもった主人公が見出したものはなにか。三つの狂気が交錯し交響する戦慄的なカオス。ベルンハルト中期の長篇、ついに邦訳。
定価3,960円(本体3,600円)
サワー・ハート
ジェニー・ザン 著 小澤 身和子 翻訳
毎朝起きるとゴキブリまみれ、残飯を求めゴミ箱に飛び込む──。注目のアジア系アメリカ作家が描く、上海からニューヨークへ移住した極貧一家で育つ少女のダークでコミカルな連作短編集。
定価3,245円(本体2,950円)
小説ムッソリーニ 世紀の落とし子 上
アントニオ・スクラーティ 著 栗原 俊秀 訳
イタリアの独裁者ムッソリーニを主人公として書かれたイタリア文学史上初めての小説。すでに国内だけで50万部のベストセラーとなり41カ国で版権売れ。ファシズムをえぐる話題の小説。
小説ムッソリーニ 世紀の落とし子 下
心経
閻 連科 著 飯塚 容 訳
五大宗教研修センターで学ぶ純真無垢な若い尼僧が、恋やお金に翻弄されながら世の真実を知る。老子や菩薩も登場するまったく新しい宗教小説。ノーベル賞候補と目される発禁作家の新境地。
土にまみれた旗
ウィリアム・フォークナー 著 諏訪部 浩一 訳
「サートリス家の人間が、他の人みたいに普通の死に方をしたなんて話、聞いたためしがあるかい?」あらゆる者が苛烈に生き滅びゆく、20世紀最大の物語のはじまりの書にして記念碑的大作が、初の邦訳。
定価5,390円(本体4,900円)
蛇の言葉を話した男
アンドルス・キヴィラフク 著 関口 涼子 訳
これがどんな本かって? トールキン、ベケット、M.トウェイン、宮崎駿が世界の終わりに一緒に酒を呑みながら最後の焚き火を囲んで語ってる、そんな話さ。エストニア発壮大なファンタジー。
ふくろうの本
ふくろうの本/世界の文化
新装版 図説 不思議の国のアリス
桑原 茂夫 著
写真機の発明に恐竜の発見等、ヴィクトリア朝の魅力的な文化がワンダーランドを支えていた! おかしな住人の紳士録から舞台裏まで、アリスが迷い込んだ不思議の国の完全ガイド。新装版。
真訳シェイクスピア四大悲劇 ハムレット・オセロー・リア王・マクベス
ウィリアム・シェイクスピア 著 石井 美樹子 訳
イギリス史、文化への深い理解と資料を駆使して、シェイクスピア作品の背景にある史実や風俗を読み解き、その真の意図に迫る、初の歴史研究者による新訳!
定価5,060円(本体4,600円)
エルサレム
ゴンサロ・M・タヴァレス 著 木下 眞穂 訳
5月の真夜中、死病を抱えたミリアは痛みから外へ駆け出した。ときを同じくして、狂気と焦燥に駆られた男女が通りをさまよう……。現代ポルトガルの最重要作家による圧倒的代表作。