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12/23 SHOJI UEDA Photo Exibition"砂丘の風"関連イベント「飯沢耕太郎(写真評論家)×金子 隆一(写真史家)トークセッション」】

現在ラカグで開催している日本人写真家、植田正治のPhoto Exibition「砂丘の風」関
連イベントとして、この度、初の決定版写真集となる「植田正治作品集」(河出書房新
社)の監修者である
写真評論家・飯沢耕太郎氏と写真史家・金子隆一氏をお招きしてトークセッションを開
催いたします。


【写真評論家・飯沢耕太郎氏、写真史家・金子隆一氏トークセッション】
日時:12月23日(金・祝) 19:00~20:20
場所:la kagu2F soko
入場料:無料(事前申込み不要)
http://lakagu.tumblr.com/


【SHOJI UEDA Photo Exibition"砂丘の風"】
日程:2016年11月26日(土)~2017年1月15日(日)
場所:la kagu2F

世界で最も注目された写真界の巨匠である日本人写真家、故・植田正治の
Photo Exhibitionを開催しております。

1983年70歳を迎えてからファッション写真を手がけ、
砂丘を背景にファッション写真の枠組みを自由に飛び越えた作品は大きな反響をもっ
て迎えられ、

新たに植田正治の名を世に知らしめる契機となり、すでに植田正治を知るものにとっ
ても、
戦前からアマチュアリズムを貫いていた植田正治が、ファッション写真を撮影したこ
とに対する驚きは相当なものでした。

ファッション写真を中心に展示しておりますので、ラカグにてキュレーションされた
作品をぜひお楽しみください。

【PROFILE】
植田正治(うえだ・しょうじ)
写真界の巨匠・故・植田正治は、世界で最も注目された日本人写真家。
生地(鳥取県境港市)を離れず、山陰の空・地平線・そして砂丘を背景として、
被写体をまるでオブジェのように配置した植田正治の演出写真は、
写真誕生の地フランスで日本語表記そのままにUeda-cho(植田調)という言葉で広く紹
介されています。
もちろん、植田正治の作品はこのような作品ばかりではなく、
70年近くに及ぶ作業活動を通して、我々に常に斬新で多彩なイメージを掲示していま
す。
アマチュア精神を抱き続けた偉大な写真家の軌跡は、まるで日本の写真史そのものの
様です。

飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家・きのこ文学研究家。1954年宮城県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科博
士課程修了。
おもな著書に『写真美術館へようこそ』『デジグラフィ』『写真的思考』『深読み!日
本写真の超名作100』などがある。

金子隆一(かねこ・りゅういち)
写真史家。1948年東京生まれ。立正大学文学部卒業。
おもな著書に『日本写真集史 1956-1986』『日本近代写真の成立』(共著)、
『インディペンデント・フォトグラファーズ・イン・ジャパン1976~83』(共著)など。
展覧会キュレーション多数。
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植田正治作品集関連トークイベント.jpg

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