先般刊行された諸星大二郎氏の初画集『不熟』に掲載されている、名作単行本の表紙を飾ったカラーイラストカラーイラストなどの原画約50点を3期にわけて展示します。それぞれ展示される作品の選定を、諸星氏を敬愛し、ご本人たちも唯一無二の作品で人気のマンガ家である高橋葉介氏(「夢幻紳士」シリーズ)と藤田和日郎氏(「うしおととら」)、そして諸星氏自身が行います。
2013年7月の記事一覧
先般刊行された諸星大二郎氏の初画集『不熟』に掲載されている、名作単行本の表紙を飾ったカラーイラストカラーイラストなどの原画約50点を3期にわけて展示します。それぞれ展示される作品の選定を、諸星氏を敬愛し、ご本人たちも唯一無二の作品で人気のマンガ家である高橋葉介氏(「夢幻紳士」シリーズ)と藤田和日郎氏(「うしおととら」)、そして諸星氏自身が行います。
「火星のプリンセスは日本沈没の夢を見るか?」東浩紀×大森望
大森望責任編集『NOVA』シリーズ唯一の連載作品として注目されたSF作家・東浩紀の第2長編『クリュセの魚』がついに単行本化。25世紀の火星で幕を開けた恋と革命と冒険の物語はどう決着したのか。ワームホールゲートの向こうに待つものは? 担当編集者でもある大森望が、作品誕生の背景やSF作家としての意気込みを著者・東浩紀に聞く。加えて、「いまの日本SFは本当に夏なのか?」「"伊藤計劃以後"問題の焦点は?」「ハヤカワSFコンテストの見通しは?」などなど、最新のホットな話題にもガンガン切り込む......はず。乞うご期待。
出演:大森望、東浩紀
開催日時:8月28日 (水) 19:00 - 21:00
会場:ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
料金:前売券2500円/当日券3000円(ワンドリンク付き)
イベント詳細・ご予約は http://t.co/1zzVrQU5uC
開催日時: 8月25日(日)18:30~20:30(開場18:00)
開催場所: MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 7階喫茶コーナー
定員: 40名
入場料: 1000円(1ドリンク付)
お問い合わせ・ご予約は下記まで
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東急百貨店本店7F)
電話:03-5456-2111
営業時間:10:00~21:00
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=1754
《プロフィール》
豊崎由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「本の雑誌」「TVBros.」「文藝」などで書評を多数掲載。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)などがある。最新刊は『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)。 公式HP『書評王の島』
山内マリコ(やまうち・まりこ)
小説家、エッセイスト。1980年、富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「十六歳はセックスの齢」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。2012年、同作を含めた初の作品集『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)を刊行し話題を呼んでいる。雑誌・ネットなど連載多数。
期間:8月23日(金曜日)~25日(日曜日)、10時~18時まで(3日間限定)
場所:北鎌倉の古民家ミュージアム
本に紹介されているハワイアンパンケーキを中心に、メニューを取りそろえ、お待ちしております。
詳しくはこちら↓
http://hawaiian-stencil.com/cgi/event/su2_diary.cgi
8月30日の公開を待ちきれないファンのために、 本書の新訳を手がけた翻訳家・青山南さんをお招きし、 ミニトーク&サイン会を開催いたします。
試写会の様子、映画の出来、また新訳時の秘話など、 スリリングな話題に満ちた小一時間です。
日時:2013年8月22日(木)19:00~
会場:代官山 蔦屋書店 一号館一階 総合インフォメーション
店内でのイベントです。50分ほどのミニトークのあと、サイン会となります。 トークの部は無料ですが参加のご予約を承ります。サイン会は要整理券です。
※詳しいご参加方法・お申込みについては下記サイトをご覧ください。
http://tsite.jp/daikanyama/event/002173.html
ご予約&お問い合わせ:代官山蔦屋書店 03-3770-2525 (営業時間内の問い合わせとなります。朝7:00~深夜26:00)
<プロフィール>
青山南(あおやま・みなみ)
1949年、福島県生まれ。翻訳家。著書に『短編小説のアメリカ52講』『ネットと戦争』 『南の話』など。訳書にボイル『血の雨』、トムキンズ『優雅な生活が最高の復讐で ある』、ディディオン『ベツレヘムに向け、身を屈めて』など
<映画情報> 映画『オン・ザ・ロード』8月30日より全国ロードショー ウォルター・サレス(『モーターサイクル・ダイアリーズ』『セントラル・ステーショ ン』)監督最新作 フランシス・フォード・コッポラ(『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』)製作総指 揮 サム・ライリー、ギャレット・ヘドランド、クリステン・スチュワート主演
第6回 かわくらイベント〈夏休み特別企画〉
柴田元幸が教える
10代のための英語がわかる翻訳教室
柴田先生の魅力的な翻訳を支えているのは、第一に海外でも評価されるほど高いレベルの英語力、第二に物語の根幹を支える日本語力。
そのふたつの力をつける方法を、実際に翻訳しながら柴田先生が教えてくれます。 質問タイムもありますので、日頃英語を勉強するときに疑問に感じていたこと、悩んでいること等々、柴田先生にぶつけてください。
目の前の受験だけに留まらず、これから10代のみなさんがずっと英語と付き合っていくために、大切なことを学べる時間になるはずです。
日時:8月11日(日)15:00~17:00(14:30開場)
会場:東京堂神田神保町本店 (東京都千代田区神田神保町1-17)
応募年齢:15歳~19歳(保護者同伴おひとり様まで可)
参加費:1,500円(当日精算)
定員:25名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)
●お申込みには「かわくら」への会員登録が必要です。ただし今回は、保護者の方の登録でも結構です。 http://www.kawade.co.jp/kawakura/
参加者の方には、柴田先生から出された簡単で楽しい翻訳の宿題を郵送いたします。
7月には『佐藤君と柴田君の逆襲!!』(佐藤良明、柴田元幸 著)も発売!
村岡希美と池谷のぶえが、
素敵な紳士達と、大人のための読み聞かせ。
大好評を博した第1シーズン
「大人のための残酷童話」を経て、
第2シーズンにセレクトしたのは、
倉橋由美子の最後の小説となった「酔郷譚」。
名家の御曹司にして粋人の美青年・慧(けい)くんが、
ベテランバーテンダー・九鬼(くき)さんのつくる
不思議なカクテルで、この世ならざる場所に旅する
ひとときを、極上の言葉で綴った短編集です。
磨き上げられた蒸留酒のようにすっきりと簡潔で、
五感に美しく響く言葉が、村岡、池谷、そしてゲスト
という3人の読み手と音楽によって
全身に行き渡り、聴くうちに、
慧くんと共に艶めく異界をのぞけるはず。
それは、魔界か桃源郷か──。
『夜の入り口』は、ここからが本番です。
厳選した5編の中から3~4編を日替わりで、
どの作品をリーディングするかは、
ご来場になってのお楽しみ。
晩夏の夜のひととき、大人にだけ許されたほろ酔いの
ショートトリップをどうぞご堪能ください。
日時|2013年8月14日(水)16:00~
*木皿泉さんはご夫婦の脚本家ですが、当日は奥様のみのご来場となります。
会場|紀伊國屋書店グランフロント大阪店 店内特設会場にて
参加方法|
・グランフロント大阪店で文庫版『すいか1』『すいか2』(河出書房新社/各693円)をご予約、お買いあげの先着100名様に整理券を配布いたします。
・お電話でのご予約も承ります。
・整理券の配布はお一人様1枚までとさせていただきます。『すいか1』『すいか2』を2冊ともお買いあげの場合は、両方にサインを入れていただけます。
お問い合わせ・ご予約| 紀伊國屋書店グランフロント大阪店 06-7730-8451(10:00~21:00)
詳しくはこちら
今年の一月に雑誌『文藝』に掲載されてから、
この作品はみずから翼をもったかのように広く、多くの読者のもとへと飛び立っていった。
すでに自らの手元を離れてしまったと、
これを書いた作家も、作品を語ることをしていない。
書き手が作品を書いた時点では、まだ作品は完成していない。
優れた作品であればかならずそうなる。
それは、読まれることによって真の姿を垣間見せる。
優れていればいるだけ、多くの、それも時代をまたいだ読者を必要とする。
そこに本当に何が書かれているのが、書いた作家も知らないのである。
『想像ラジオ』は、現代においては封印されている
「生きている死者」を描き出した作品である。
昨今、死者を描く作品は少なくない。
だが、「生きている死者」を活写しているものは稀有である。
世界は死者と生者の協同によってなりたっている。
生者が死者の働きを見てないときも、彼らは自らの使命を果たしている。
生者を守護することは、死者に託された高貴なる務めである。
生者はそれにどう応えることができるだろう。
講演会が行われる8月5日の翌日6日は、広島に原爆が投下された。
1945年、朝、8時15分のことである。
作家原民喜はこのときのことを「夏の花」という作品に書いた。
この作品もまた、死者に導かれて書かれている。
「夏の花」と原民喜にも導かれながら、皆さんと今だけでなく、
『想像ラジオ』を読み継いで行く道を考えてみたいと思います。
若松 英輔
▼参加方法
料金:¥1,000 (税込)
お申し込み・お問い合わせ:
代官山 蔦屋書店1号館1階店頭。お電話で予約の上での購入も可能です(03-3770-2525)。
http://tsite.jp/daikanyama/event/002157.html
▼プロフィール
若松英輔(わかまつ えいすけ)
1968年生まれ。批評家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
「越知保夫とその時代」(『三田文学』、2007年)で三田文学新人賞評論部門当選。
初の本格的井筒俊彦論『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会、2011年)を発表。
その他の作品として、『神秘の夜の旅』『魂にふれる 大震災と、生きている死者』
『死者との対話』(いずれトランスビュー)、
『内村鑑三をよむ』(岩波ブックレット)がある。
最新単行本『ニッチを探して』(新潮社)
初期傑作選『島田雅彦芥川賞落選作全集』上巻、下巻(河出文庫)
W刊行記念&作家生活30周年記念!
ますます果敢に文学に攻め入る、島田雅彦さんのミニトーク&サイン会を開催いたします。
朗読、トーク、そして芥川賞選考会裏話でおおくりする小一時間です!
ぜひご参加下さい。
2013年8月9日(金) 19:00~
会場:蔦屋書店1号館 1階 総合インフォメーション
主催:代官山 蔦屋書店
協力:新潮社/河出書房新社
お問い合わせ:03-3770-2525
※営業時間内(7:00~26:00)のお問い合わせとなります
※店内でのイベントです。50分ほどのミニトークのあとサイン会となります。
トークの部は無料ですが参加のご予約を承ります。サイン会は要整理券です。
詳しいご参加方法については、代官山蔦屋書店様のサイトをご覧ください。
http://tsite.jp/daikanyama/event/002159.html
<プロフィール>
島田雅彦(しまだ・まさひこ)
1961年東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。
83年、大学在学中に発表した「優しいサヨクのための嬉遊曲」が芥川賞候補となり、注目を集める。
84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
著書に『徒然王子』『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』等がある。
日時:8月1日 17:00~18:00の番組内で10分程度
番組名:NHKラジオ第一 「ゴジだっちゃ!」
*オンエアは宮城県域だけとなりますが、NHKネットラジオにて全国でも聴けます。