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2018年8月の記事一覧

去る8月23日(木)山の上ホテルにて、選考委員・磯崎憲一郎氏、斎藤美奈子氏、町田康氏、村田沙耶香氏により、第55回文藝賞の選考会がおこなわれました。

受賞作は下記の2作に決定いたしました。
受賞作・選評・受賞の言葉は、10月6日(土)発売の「文藝」冬季号に掲載されます。

尚、授賞式につきましては、10月中旬、山の上ホテルにて執りおこないます(受賞者には、正賞として記念品、副賞として賞金50万円が贈られます)。



受賞作「はんぷくするもの」日上秀之(400字×132枚)

日上秀之(ひかみ・ひでゆき)/男性
1981年、岩手県生まれ。36歳。
秋田大学工学資源学部卒。現在、フリーター。岩手県在住。

【内容紹介】
僅かタタミ十畳――プレハブの仮設店舗で問われる"生の倫理"
彼は言った。「あなたは津波に家を流されたじゃないですか。我が家はね、全く無事だったんですよ。波の飛沫すら一滴もかかりはしなかった」と――。
被災地の仮設店舗で、病気の母とともに今にも潰れそうな商店を続ける毅(つよし)。訪れる客といえば、近所に住む腰の曲がった老婆の風峰さんと、支離滅裂な万引き論を熱く繰り広げる同級生の武田、そしてツケで買い物をする古木さん。古木さんはツケの3,413円を、電話では何度も払うと言いながらいっこうに払いに来ない。そんな中、母の体調が悪化し、その原因は古木さんにあると考えた毅は取り立てを決意する。しかし毅が古木さんの家へ向かおうとする度に、カラス、猫、石、そして街が突然不吉な気配を放ち、彼を止めてしまう。ある日、常連客の風峰さんの身体に突然の不調が訪れ、毅はその責任が自分にあると考え始めるが......。
被災地の日常の中、時に笑いにまで昇華される底知れぬ畏れ――生の倫理を根源的に問う、驚異の新人登場。

 
受賞作「いつか深い穴に落ちるまで」山野辺太郎(400字×213枚)

山野辺太郎(やまのべ・たろう)/男性
1975年、福島県生まれ。宮城県育ち。42歳。
東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科修士課程修了。現在、会社員。東京都在住。
 

【内容紹介】
日本社会のシステムを戦後史とともに"真顔のユーモア"で描きつくす!
戦後から現在まで続く「秘密プロジェクト」があった。発案者は、運輸省の若手官僚・山本清晴。敗戦から数年たったある時、新橋の闇市でカストリを飲みながら彼は思いつく。「底のない穴を空けよう、そしてそれを国の新事業にしよう」。かくして「日本ブラジル間・直線ルート開発計画」が「温泉を掘る」という名目の元、立ち上がった。その意志を引き継いだのは建設会社の子会社の広報係・鈴木一夫。彼は来たるべき事業成功の際のプレスリリースを記すために、この謎めいた事業の存在理由について調査を開始する。ポーランドからの諜報員、作業員としてやってくる日系移民やアジアからの技能実習生、ディズニーランドで待ち合わせた海外の要人、ブラジルの広報係・ルイーザへの想い、そしてついに穴が開通したとき、鈴木は......。
様々な人間・国の思惑が交差する中、日本社会のシステムを戦後史とともに真顔のユーモアで描きつくす、大型新人登場。
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ワークパーソンの人生は山あり、谷あり。成功することもあれば、苦境に陥ることもあります。そんな時に、心の支えになってくれるのが、逆境から立ち上がるスポーツ選手の生き方。怪我から復活したアスリートの姿を自分と重ね合わせ、涙を流したことがある方も多いと思います。
本イベントでは、『敗者復活 地獄をみたドラフト1位、第二の人生』などでアスリートの光と陰を描いてきた元永知宏さんに、人生の縮図であるアスリートの世界について語っていただきます。

今年は、夏の甲子園が100回を迎える記念すべき年。高校野球についてもお話していただく予定です。それぞれの道で格闘するワークパーソンの方に聞いていただきたいトークライブです。


日時 2018年09月02日(日)  13時〜15時
場所 枚方 蔦屋書店 4F イベントスペース
定員 50人
料金 1500円(書籍購入割引(500円))
問い合わせ先  072-844-9000
【注意事項】
書籍購入割引(500円)が適用されるのは枚方 蔦屋書店で元永さんの著書を購入された方です。
1.参加費お支払いと同時に書籍を購入されるか、2.参加費を支払われる際に当店のレシートをご提示ください。
参加費をお支払いいただいた後に書籍を購入された方への返金はいたしません。あらかじめご容赦ください。


お申し込み、イベント詳細はこちら(枚方 蔦屋書店のサイトに飛びます)。


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<講師プロフィール>
元永知宏(もとながともひろ)
1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験(大学時代にベンチ入り7試合、出場試合0)。大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに。著書に『期待はずれのドラフト1位』『敗北を力に!』(岩波ジュニア新書)、『殴られて野球はうまくなる!?』(講談社+α文庫)、『敗者復活』『どん底』(河出書房新社)、『荒木大輔のいた1980年の甲子園』(集英社)がある。
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プロレス きょうは何の日?』発刊記念イベント「鈴木健.txtと語る"私のプロレス記念日"」が開催されます。
『プロレス きょうは何の日?』に掲載された365 日分 のエピソードの中からリクエストを募り、また参加者それぞれの「プロレス記念日」について語り合う会です。プレゼント抽選会、著書即売あり。 

お申込み・詳細。
日時:9月14日(金) 大阪・カウント2.99(19:30開場/20:00開始)
出演:鈴木健.txt
料金:カウント2.99通常料金(チャージ500円+1時間1オーダー制)

※イベント終了後及び退場時に髙山善廣選手支援「TAKAYAMANIA」募金へのご協力をお願いします
〔内容〕『プロレス きょうは何の日?』に掲載された365日分のエピソードの中からリクエストを募り、また参加者それぞれの「プロレス記念日」をあげてもらってそれらについて語り合うトークライヴ。プレゼント抽選会、著書即売もあり。また当イベントは昨年5月の試合中に「頚髄完全損傷」の重傷負い、現在リハビリを続けている"プロレス界の帝王"髙山善廣選手のチャリティーイベントとさせていただきます

会場のお知らせページ


髙山善廣オフィシャルブログ http://ameblo.jp/takayama-do/
〔アクセス〕大阪市中央区千日前1-7-7サンプラザビル3F
〔予約〕カウント2.99 
TEL06-6213-2998
へ氏名、参加人数、連絡先をご連絡ください。定員になり次第締切。著書購入を希望される方はその旨の明記をお願いします
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満席になりました。
沢山のお申込みありがとうございます。


吉川浩満さんの新刊『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』刊行を記念して、大澤真幸さんとのトークイベントを開催いたします。

日 時:2018年9月6日(木) 19:30~21:00頃
場 所:本屋 Title(タイトル)東京都杉並区桃井1丁目5−2
定 員:25名
参加費:1000円+1ドリンク500円
イベント詳細はこちら。


《参加方法》
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。


《ご注意事項》
*8/20~24はTitleさんの夏休みにつき、その間にいただいたメールは受付完了の返信がすぐに出来ません。お申し込みの先着順に従って、25日以降に受付のご返信をいたします。
*お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます


《プロフィール》
大澤真幸(おおさわ・まさち)
1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。
主な著書に『行為の代数学』、『身体の比較社会学』、『虚構の時代の果て』、『ナショナリズムの由来』、『不可能性の時代』、『〈自由〉の条件』、『〈世界史〉の哲学』(古代篇、中世篇、東洋篇、イスラーム篇、近世篇)、『夢より深い覚醒へ』、『憎悪と愛の哲学』などがあり、永井均氏との共著に『今という驚きを考えたことがありますか』がある(主宰する『THINKING「O」』最新号)。「〈世界史〉の哲学」(『群像』)、「社会性の起原」(『本』)を連載中。


吉川 浩満(よしかわ・ひろみつ)
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業。関心領域は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球、ロック、映画、単車など。
主な著書に『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』、『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本貴光との共著)、『問題がモンダイなのだ』(山本との共著)があり、訳書にジョン・R・サール『マインド──心の哲学』(山本との共訳)、M・セットガスト『先史学者プラトン――紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(山本との共訳)がある。最新刊は『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』。

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これまで世のママたちが押しつけられてきた育児の既成概念を打ちやぶる田房永子さんの『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(8/25発売)、母性幻想を木っ端微塵に打ち砕く堀越英美さんの『不道徳お母さん講座』(発売中)の刊行を記念して、おふたりのトークイベントを行います。

おふたりがこれまでの著作で問題提起し、私たちの目からウロコをボロボロ落としてくれた「母親たちは人間扱いされていないんじゃないか」問題から「ピンクを女の子に着せるかどうか」問題まで、キレッキレの切り口で思い切り語っていただきます。
実は、初顔合わせのおふたり。貴重な機会です、ぜひお越しください!



❏日時・概要
日時:2018年9月11日(火)19時〜20時
場所:HMV&BOOKS 日比谷コテージ内イベント会場にて
   (東京都千代田区有楽町1丁目2−2 日比谷シャンテ 3F)
料金:どちらかの本をHMV&BOOKS 日比谷コテージにてご購入いただいた方は無料、
   それ以外の方は入場料1000円(当日会場払い)

HMV&BOOKS日比谷コテージイベント詳細ページ


★出演者プローフィール
田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。2000年漫画家デビュー。翌年、第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。実母との確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーとなる。2作目『ママだって、人間』(河出書房新社)では、出産にまつわる悩みや、産後の夫婦の性を描いた。『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』はその続編。他に『キレる私をやめたい〜夫をグーで殴る妻をやめるまで〜』(竹書房)など話題作多数。女の子と男の子の、2児の母。

堀越英美(ほりこし・ひでみ)
1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。著書に、日本近代文学が〈萌え〉の宝庫であることを誰よりも早く解明した『萌える日本文学』(幻冬舎)、現代女児カルチャーへの斬新な考察で大きな話題となった『女の子は本当にピンクが好きなのか』(ele-king books)。翻訳書に、テクノロジーや空想の世界を親子で共有するための指南書『ギークマム 21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリー・ジャパン)がある。2女の母。


ご参加方法
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店頭でどちらかの対象書籍をご購入いただいた方は観覧フリーです。
書籍ご購入の際にレジにてイベント参加希望の旨お伝えください。
無料で参加券をお渡しいたします。
対象書籍を当店でお買い求めでないお客様は参加費1000円をいただきます。
当日レジにてチケットをお買い求めください。
イベントの参加はレジでのお申し込みの他、電話でのご予約も承ります。
営業時間内(11~20時)に03-5157-1900までお問い合わせください。

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  「美は語らない。美は何も言わない。だが、美には呼びかける声がある」----真理や正義は、往々にして、雪山で行き倒れになった人のように隠れて目に見えない。でも、「自分の主人はここにいる」と、外に向けて犬は必死で吠え続ける。この「呼びかける声」としての美と芸術の可能性を探ってみたいと思います。

 

 矢野静明(画家)×今村純子(本書編訳者/美学者)

 

 

【日時】201891日(土)  19:00~ (18:30開場) 

【場所】 SHY   東京都新宿区早稲田鶴巻町557

【入場料】 1000

 

お申込みは

【電話】080 5538 6407

e-mailk*kunst*watanabe@yahoo.co.jp (*をアンダーバーに変更してください)

詳細ははこちら。



【出演者】

矢野静明 やの・しずあき

画家。個展『二人展』(宮崎県立美術館主催、2018年)、画集『矢野静明作品集成』、著書『絵画以前の問いから―--ファン・ゴッホ』、『日本モダニズムの未帰還状態』。

 

今村純子 いまむら・じゅんこ

本書編訳者/美学者。著書『シモーヌ・ヴェイユの詩学』、訳書『前キリスト教的直観』、ヴェトー『シモーヌ・ヴェイユの哲学』、編著『現代詩手帖特集版 シモーヌ・ヴェイユ』。

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空港を舞台とする短編集『空港時光』を上梓したばかりの小説家・温又柔。ウルグアイの作家/詩人・クリスティーナ・ペリ=ロッシによる『狂人の船』の翻訳を出版したばかりのラテンアメリカ文学者・南映子(彼女は『空港時光』収録「音の彼方へ」に登場する"エイコさん"でもあります)。
<文学>を大きな糧とし、それぞれに<文学>と向き合って生きてきたおふたりに、人生の半ばで、改めて人間のこの営みについて語っていただきます。旅とは、母国とは、言語とは何? つねに出会いと別れに彩られ、それらをつうじて私たちに身近な場所や遠くの世界の新たな見方を教えてくれる物語の力とは?
題して「...だって文学!」。「だって」は逆接の意味でも、「~でさえもまた」というとりまとめの意味でも、どちらでもいいのです。言葉に全身でぶつかって、私たちは私たちになりました。ひさびさに再会する気のおけない友人たちのおしゃべりに、あなたもぜひ立ち会ってください。
司会・進行を務めるのは管啓次郎。温とは東京から北投にいたる一連の「ヘテロトピア」プロジェクトの仲間。そして南によりスペイン語に翻訳されメキシコで出版された詩集Agend'Ars の作者です。

【日時】
2018年9月22日(土) 
14:00~16:00 (13:30開場) 

【場所】 
本屋B&B 
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F

【入場料】 
1500yen+(500yen/1drink)

詳細ははこちら。
本屋B&B Peatixイベントページ



【出演者】
温又柔(おん ゆうじゅう)
1980年台湾・台北生まれ。3歳から東京在住。著書に『来福の家』(白水Uブックス)、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社)、『真ん中の子どもたち』(集英社)。最新刊は『空港時光』(河出書房新社)。音楽家・小島ケイタニーラブとのユニットpontoの一員として朗読と演奏によるパフォーマンスを継続的に行っている。

南映子(みなみ えいこ)
1980年生まれ。東京、グルノーブル、メキシコ市で文学を学ぶ。19世紀後半〜20世紀前半のメキシコ詩と、南米諸国の軍事独裁にまつわる作品に関心がある。管啓次郎、野村喜和夫、大崎清夏ら現代詩人のスペイン語訳も手がけている。中央大学経済学部准教授。


管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学者。最新の詩集は『数と夕方』(左右社)。サン=テグジュペリ『星の王子さま』の画期的新訳(角川文庫)をはじめ、フランス語、スペイン語、英語からの翻訳も数多い。明治大学理工学研究科総合芸術系教授。
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この春刊行し、話題を呼んだ『世界を変えた100人の女の子の物語』。季節は秋の入り口ですが、刊行を記念してトークイベントを開催します。
翻訳を手がけた高里ひろさん、芹澤恵さんがこのユニークな本の魅力と刊行の裏側をご紹介。原書のタイトルには「おやすみなさいの物語」という言葉が入っており、読み聞かせを意識して作られた本でもあります。そこで、今回は児童書の翻訳や紹介に力を入れている「やまねこ翻訳クラブ」の田中亜希子さん、ないとうふみこさんのご協力のもと、読み聞かせのデモンストレーションも。
トーク後半では参加者から受付時にお借りした「女の子に読んでもらいたい本」を紹介。ご自身がお持ちくださった本の魅力を熱く語るもよし、「そういうのはちょっと...」という方は登壇者が代わりに紹介しますので、ご安心ください。
素敵な本との出会い、懐かしい本との再会を楽しみましょう。
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日 時:2018年9月2日(日)13:30~15:30(13:00より受付開始)
場 所:Glocal Cafe 青山
    地下鉄外苑前駅から徒歩5分(アクセス情報はこちら→ https://glocalcafe.jp/aoyama/#access
定 員:30名
参加費:大人1,000円(ドリンク代込) セルフサービスになりますが、ソフトドリンクをご用意いたします。
    中学生以下 無料

司会進行:倉本さおり(書評家)
おはなし:高里ひろ(翻訳者)、芹澤恵(翻訳者)、高野麻結子(河出書房新社編集部)
読み聞かせ:田中亜希子(翻訳者、やまねこ翻訳クラブ)、ないとうふみこ(翻訳者、やまねこ翻訳クラブ)〈敬称略〉


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《お申込み方法》
参加希望の方は、hajimetenokaigaibungaku@gmail.com にメールにてお申込みください。
件名を「はじめての読書会:番外編」にしていただけると助かります。
お申込みの際は、お名前(本名、もしくは著訳書のペンネーム)を必ずお書きください(ハンドルネームのみの参加はご遠慮いただいています)。
複数名での参加をご希望の場合は、全員のお名前をお書きくださいますよう、お願いいたします。

イベント詳細はこちら。


《参加条件》
☆「女の子に読んでもらいたい本」をテーマに、お気に入りの本を1冊お持ちください。
女の子が活躍する冒険物語でも良いですし、迷っている女の子の背中を押してくれる本、あるいはご自身が女の子だった頃に勇気をもらった本、好きだった本などでもOKです。受付時にお預かりし、トーク後半に紹介します。
 
☆今回は『世界を変えた100人の女の子の物語』を取りあげるため、女の子がテーマとなりますが、もちろん男性(男の子)も大歓迎です。ご興味がおありの方、どうぞ遠慮なくお越しください。
 
☆今回はお子様同伴OKのイベントです。内容的に中学生以上でしたら、充分に愉しんでいただけるのではないかと思います。お子様をお連れになるご予定の方は、お手数ですが、お子様の年齢もお知らせください。
出版にいたった経緯や翻訳裏話といった内容は、あまり小さなお子様には退屈かもしれませんが、途中に読み聞かせのデモンストレーションを挟む予定です。
また、途中であきてしまわれた場合は途中退出、再入場くださってかまいません。ご心配なこと、迷われるようなことがありましたら、申し込み時に遠慮なくご相談ください。
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2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。

2016年1月の第Ⅱ期(全12巻)刊行開始を機に始まった、好評既刊の古典新訳・新釈を少人数でじっくりと読み解く連続講義。延べ800名以上の方にご参加いただき、ご好評いただいております。 

新訳・新釈をてがけた作家たちに、古典作品と新訳・新釈について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。


第26回の講師は、第29巻『近現代詩歌』で「詩」を選定された池澤夏樹さんです。

29巻は、近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界について、明治から平成までの詩を池澤夏樹さんが、短歌を穂村弘さんが、俳句を小澤實さんが精選し、その魅力と真髄を紹介しています。

池澤さんは、これまでに読んで親しんできたという詩人41人の作品を選ばれました。どのように選定に取り組まれたのか本イベントでじっくり語っていただきます。
 

☆当日、池澤さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『近現代詩歌』池澤夏樹選/穂村弘選/小澤實選/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)

☆ご参加の方から、事前に『近現代詩歌』および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「8/30イベント参加」の旨をご明記ください。
 

講師紹介
池澤夏樹●プロフィール 1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか受賞多数。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」では『古事記』新訳も担当。

☆日時...8月30日(木) 18:30開場 19:00開演
☆会場...ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶にて。
☆入場料...1,000円(ドリンクつき)
☆定員...40名 
☆受付...ジュンク堂書店池袋本店1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。 TEL.03-5956-6111

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吉川浩満さんの新刊『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』刊行を記念して、國分功一郎さんとのトークイベントを開催いたします。

日 時:2018年08月30日(木) 19:00~21:00
場 所:代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定 員:70名

《参加条件》
代官山蔦屋書店にて以下のいずれかをご予約、ご購入のお客様先着70名
1.書籍『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』+イベント参加券のセット(3,000円/税込)
2.イベント参加券(1,500円/税込)

《お申込み方法》
以下の方法でお申込みいただけます。
・書店店頭(代官山蔦屋書店1号館1階 人文フロア)
・お電話 03-3770-2525( 〃 )
・オンラインストア

イベント詳細、オンラインストアはこちら。


《ご注意事項》
*参加券1枚につきお一人様がご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

《プロフィール》
吉川 浩満(よしかわ・ひろみつ)
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業。関心領域は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球、ロック、映画、単車など。
主な著書に『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』、『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本貴光との共著)、『問題がモンダイなのだ』(山本との共著)があり、訳書にジョン・R・サール『マインド──心の哲学』(山本との共訳)、M・セットガスト『先史学者プラトン――紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(山本との共訳)がある。
Twitter: @clnmn


國分 功一郎(こくぶん・こういちろう)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は哲学。
主な著書に『スピノザの方法』、『ドゥルーズの哲学原理』、『来るべき民主主義──小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』、『統治新論――民主主義のマネジメント』(大竹弘二との共著)、『中動態の世界──意志と責任の考古学』(第16回〔2017年度〕小林秀雄賞受賞)などがあり、訳書にジャック・デリダ『マルクスと息子たち』、ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』などがある。

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