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2021年2月の記事一覧

9784309029405.jpg 2020年、自身初の中篇『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が話題を呼び、今年127日に芸人青春小説『おもろい以外いらんねん』を発売した大前粟生さん。
 幼馴染のお笑いコンビAマッソとして人気を博し、初エッセイ『イルカも泳ぐわい。』が増刷を重ね、現在発売中の「文藝2021年春季号」掲載の短編小説も注目を集める加納愛子さん。

 大前さんの『おもろい以外いらんねん』は、コロナ禍でお笑い芸人として活動する2人とそれを遠くから見守る主人公という3人組の物語で、"笑い"が持つ希望と危うさの両方を鋭く描いています。

 大前さんはAマッソのネタが以前から大好きで単独ライブにも足を運んでおり、加納さんは本作を読んで「エグい小説。全芸人が読むべき」と即座に感想をくださいました。お互いの作品をリスペクトしてきながら、直接お話をするのは今回が初めてであるお二人。これから笑いはどうなっていくのか? おもろいとは何なのか? 笑いを小説で書くことについて――貴重な公開対談です。

<開催日時>
2021年2月17日(水)
19:30~21:00
※イベント終了後1週間のアーカイブ配信があります。

<販売期間>
販売開始:2021年1月27日(水)10:00
販売終了:2021年2月17日(水)18:30

<開催方法>
ZOOMによる配信となります。
ご購入いただくと、配信URLの記載されたPDFファイル(URL_20210217.pdf)をダウンロードしていただくことができます。
また、当日ご覧になられない場合、一週間のアーカイブ視聴を用意しておりますので、そちらもご利用ください。


ご購入・詳細はこちら
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「銀座百点」の人気連載がついに単行本に!
ふとした瞬間よみがえる、親しかったあの人や不思議だった出来事の記憶たち......。
花代による幽玄な写真を多数掲載。
奇跡的に美しい身辺雑記。
『だいちょうことばめぐり』の刊行を記念し、著者の朝吹真理子さんと、本書の中にも登場するロバートキャンベルさんのリモート・トークショーを開催いたします。

朝吹真理子×ロバート キャンベル リモート・トークショー

日時:2021年2月13日(土)19:00~20:30(15分前より接続可能です)
料金:イベント参加券 1,100円(税込)
開催:Zoomウェビナー機能を利用したオンラインライブ配信
イベント詳細、ご予約はこちらから。 
主催 代官山 蔦屋書店

プロフィール
朝吹 真理子(あさぶき・まりこ)
2009年「流跡」でデビュー。2010年同作で第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞を受賞。その他の作品に、小説『TIMELESS』(2018年)、エッセイ集『抽斗のなかの海』(2019年)がある。


ロバート キャンベル(Robert Campbell)
日本文学研究者 国文学研究資料館長 東京大学名誉教授。
ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評。ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。

 
 書籍紹介
朝吹真理子 花代写真
本体1,800円(税別)
「銀座百点」の人気連載がついに単行本に! ふとした瞬間よみがえる、親しかったあの人や不思議だった出来事の記憶たち......。
花代による幽玄な写真を多数掲載。奇跡的に美しい身辺雑記。

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翻訳家の岸本佐知子さんが賑やかにお送りする、代官山 蔦屋書店不定期連続イベント「佐知子の部屋」。

今回は、ジョン・マーズデン文、ショーン・タン絵の『ウサギ』(河出書房新社)刊行記念です!オーストラリア児童文学賞受賞作のこの絵本が、ショーン・タンにとっての絵本デビュー作です。著者はオーストラリアの国民的な児童書作家、ジョン・マーズデン。外からやってきたウサギたちが大陸に蔓延し、気がつくと先住者は危機に追いやられ、ついに......という、建国寓話譚でもありますが、単にウサギが悪者、で終わらない、終わらせない絵本ならではの醍醐味があります。本書『ウサギ』の刊行を記念し、岸本佐知子さんのリモート・トークショーを開催いたします。


『ウサギ』刊行記念 岸本佐知子リモート・トークショー
日時:2021年2月12日(金) 19:00~20:30(15分前より接続可能です)
料金:イベント参加券1,100円(税込)
   (イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて購入可能)
場所:Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
   オンラインライブ配信
イベント詳細、ご予約はこちらから。https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/18271-1318140120.html
主催 代官山 蔦屋書店


プロフィール
 
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。主な訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、M・ジュライ『最初の悪い男』、L・デイヴィス『話の終わり』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、S・タン『内なる町から来た話』。編訳書に『恋愛小説集』、『居心地の悪い部屋』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)、『なんらかの事情』、『ひみつのしつもん』などがある。


ジョン・マーズデン(John Marsden)
1978年にデビュー作『話すことがたくさんあるの...』を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。代表作にベストセラーとなり映像化された全7巻の「Tomorrow」シリーズがある。1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を経て28歳で教員生活へ。 
 

ショーン・タン(Shaun Tan)
1974年オーストラリア生まれ。アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、ケイト・グリーナウェイ賞ほか、映画『ロスト・シング』でアカデミー賞短編アニメーション賞も受賞。
 
書籍紹介
『ウサギ』
ジョン・マーズデン ショーン・タン絵 岸本佐知子訳
本体2,000円(税別)
大勢のウサギが外からやって来て大陸に蔓延し、先住者は危機に追いやられていく。S・タンの美麗なイラストとともに語られる建国寓話譚。オーストラリア児童文学賞受賞。
 
協力:河出書房新社
志麻さんの台所ルールバナー-1.jpg
11月26日(木)に小社より刊行された『志麻さんの台所ルール』の刊行を記念して本書の著者であり「予約がとれない伝説の家政婦」として各メディアから注目されるタサン志麻氏によるトークショーの開催が決定いたしました!



【出演】タサン志麻
【料金】 配信チケット:2,000円
   サイン入り書籍付き配信チケット:3,000円(先着20名) *イベント終了後発送
   書籍付き配信チケット:3,000円 *イベント終了後発送(いずれも税込み)
   ※当イベントはオンラインのみの開催となります。



主催・問い合わせ先
BOOK & CAFE BAR『BAG ONE(バグワン)』
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目4-8
TEL:03-5738-8991  FAX:03-5738-8992
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岸政彦×柴崎友香『大阪』の刊行を記念して、著者おふたりの対談イベント「街の人生に耳を澄ます」を開催します。

大阪へ来た人、大阪を出た人――かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ『大阪』。二人が見てきた大阪の手がかりに、人や場所がもつ記憶をめぐるあれこれを、色々とお話しいただきたいと思います。

*本イベントはオンラインでの開催です。

岸政彦・柴崎友香『大阪』刊行記念対談
「街の人生に耳を澄ます」
出 演:岸政彦 × 柴崎友香
日 程:2021年2月6日(土)
時 間:開始/21:00~
    ※視聴可能時間は翌日7日24時まで
入場料:1,200円(税込)
場 所:toi books channel
主 催:toi books

詳細・参加お申し込みは
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角田光代訳『源氏物語 上・中・下』(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 04-06)が、第72回読売文学賞を受賞しました。

「古典に通じた訳者は、つい説明的になりがちだ。角田訳はいったん飲み込んで、発酵させてから自身の言葉に落とし込む。敷衍しないため表現は簡潔となり、むしろ原文に近いスピード感が再現されている。」「稀有な読書体験を約束してくれる新訳」(荻野アンナ氏)と評され、受賞となりました。

受賞者・詳しい選評はこちらでご覧いただけます。

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