『三島由紀夫、左手に映画』の刊行を記念しまして、トークイベントを開催します。ぜひご参加ください!
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映画が語る60年代の三島由紀夫
山内由紀人(著者)×松本徹(三島由紀夫文学館館長)
■日時:2013年2月14日(木)19時30分 ~
子供の頃から大の映画好きだった三島は、作家デビュー以後、映画の原作者としてはもとより映画評論家としても活躍し、さらには俳優宣言をして映画の主演をつとめるまでになります。そして『憂国』(1966年公開)の映画化では、原作・脚色・製作・監督・主演の5役を果たしています。映画の世界でこれほど多彩な活動をした作家は他に類を見ません。
今回のトークセッションでは、そんな60年代の三島の活動を中心に、『からっ風野郎』や『憂国』、そして死の前年に田中新兵衛役を熱演した『人斬り』など、三島と映画の関わりについて語ります。やくざ映画に対する偏愛、『剣』や『愛の渇き』といった数多くの原作映画をみても、三島の思想や文学において映画の重要性は計り知れません。「楯の会」の結成から死に至るまで、時代を疾走した"スーパースター"三島由紀夫の美学、行動の謎を解く鍵が映画にあります。
映画という視点から三島の新たな一面を知るトークセッションです。
◆講師紹介◆
山内由紀人(やまうち ゆきひと)
文芸評論家。1952年生まれ。1984年「生きられた自我 高橋たか子論」で第27回群像新人文芸賞優秀作受賞。著書に『三島由紀夫の時間』(ワイズ出版)、『神と出会う 高橋たか子論』(書肆山田)、『三島由紀夫VS.司馬遼太郎 戦後精神と近代』(河出書房新社)、編著に『三島由紀夫映画論集成』(ワイズ出版)、『三島由紀夫 ロゴスの美神』(岳陽舎)などがある。
松本徹(まつもと とおる)
山中湖文学の森 三島由紀夫文学館館長。1933年生まれ。新聞社勤務を経て、姫路工大助教授、近畿大、武蔵野大教授を歴任。『徳田秋聲全集』(八木書店)の編集に携わり、現在は「季刊文科」「三島由紀夫研究」の各編集委員を務める。著書に『三島由紀夫の最期』(文藝春秋)、『あめつちを動かす―三島由紀夫論集』(試論社)、『三島由紀夫 エロスの劇』(作品社)、『小栗往還記』(文藝春秋)、『風雅の帝 光厳』(鳥影社)、『三島由紀夫を読み解く』(日本放送出版協会)、編著に『三島由紀夫事典』(勉誠出版)などがある。
■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5
◆講師紹介◆
山内由紀人(やまうち ゆきひと)
文芸評論家。1952年生まれ。1984年「生きられた自我 高橋たか子論」で第27回群像新人文芸賞優秀作受賞。著書に『三島由紀夫の時間』(ワイズ出版)、『神と出会う 高橋たか子論』(書肆山田)、『三島由紀夫VS.司馬遼太郎 戦後精神と近代』(河出書房新社)、編著に『三島由紀夫映画論集成』(ワイズ出版)、『三島由紀夫 ロゴスの美神』(岳陽舎)などがある。
松本徹(まつもと とおる)
山中湖文学の森 三島由紀夫文学館館長。1933年生まれ。新聞社勤務を経て、姫路工大助教授、近畿大、武蔵野大教授を歴任。『徳田秋聲全集』(八木書店)の編集に携わり、現在は「季刊文科」「三島由紀夫研究」の各編集委員を務める。著書に『三島由紀夫の最期』(文藝春秋)、『あめつちを動かす―三島由紀夫論集』(試論社)、『三島由紀夫 エロスの劇』(作品社)、『小栗往還記』(文藝春秋)、『風雅の帝 光厳』(鳥影社)、『三島由紀夫を読み解く』(日本放送出版協会)、編著に『三島由紀夫事典』(勉誠出版)などがある。
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