『カドモスとハルモニアの結婚』の邦訳出版を記念して、その著者であるイタリアの偉大な作家 ロベルト・カラッソ氏が、京都大学大学院の岡田温司教授、翻訳者の東暑子氏とともに京都で同作品について語ります。
(立命館大学の土肥秀行准教授による日伊逐次通訳付)
お申し込み:
件名を「12月8日ロベルト・カラッソを囲んで」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてまでお申し込みください。(先着順、定員50名)
お問い合せ:
イタリア文化会館-大阪 iicosaka.eventi@esteri.it Tel. 06-6229-0066
ロベルト・カラッソ Roberto Calasso
1941年フィレンツェ生まれ。作家。ミラノの出版社アデルフィの代表。同社刊行物の紹介 文や解説の他、従来の小説とも随筆とも文芸批評とも一線を画し、引用を様々に織り交ぜ ながら神話から歴史的事績まで縦横に思索を駆ってゆく一連の著作群を発表。息を呑むよ うな甘美な筆致でギリシアの神々の世界を編み直した、1988年の代表作『カドモスとハル モニアの結婚』はイタリア国内で21万部を超えるベストセラー。20か国以上の言語に翻訳 され、いまなお作品を出すたびに世界的な注目を集めている。
ゲスト:
岡田温司(おかだ あつし)
1954年広島県生まれ。京都大学大学院教授(西洋美術史・思想史)。主な著書に、『マグ ダラのマリア』(中公新書)、『イタリア現代思想への招待』(講談社)など。共著『カラ ヴァッジョ鑑』(人文書院)、訳書ロベルト・ロンギ『芸術論叢』(中央公論美術出版) 他。ロベルト・カラッソ『カドモスとハルモニアの結婚』(河出書房新社)の解説を担当 。
東 暑子(あずま あつこ)
1973年北海道生まれ。翻訳家。訳書エットレ・ソットサス『夜ノ書』(鹿島出版会)、ロ ベルト・カラッソ『カドモスとハルモニアの結婚』(河出書房新社)。
通訳:
土肥秀行(どい ひでゆき)
1973年東京都生まれ。立命館大学准教授(イタリア文学)。共著『カラヴァッジョ鑑』( 人文書院)、『イタリア文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房)他。
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ご案内
日付: 2015年12月8日
時間: 17:30-19:00
場所: 法然院(京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30)
主催: イタリア文化会館-大阪
協力: 在大阪イタリア総領事館、イタリア東方学研究所