12/7「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第10巻刊行記念トークイベント 「読んで楽しむ舞台の古典」 (出演:岡田利規、いとうせいこう、三浦しをん、いしいしんじ、松井今朝子、池澤夏樹) に、河出クラブ会員の方、10名様を抽選で無料ご招待いたします。 ぜひ奮ってご応募ください。 【お申込締切】 11月29日(火) ※お申込には「かわくら」への会員登録が必要です。 ※かわくら会員の方はログインしてお申込ください。 【抽選】 11月30日(水) ※ご当選者には30日中にeメールにてご連絡する予定です。 ※チケットは当日、会場受付にてお渡しいたします。 ----イベント詳細は以下のとおりです---- 累計35万部突破! 大好評の「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第10巻『能・狂言/説経節/曾根崎心中/ 女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵』は 今をときめく豪華作家7名が舞台の古典をオール新訳&全訳した文学ファンのみならず演劇 ファンも必読の魅力あふれる一巻です。 本書の刊行に合わせて、舞台・芸能の名作を新訳で読む醍醐味について、 編者の池澤夏樹氏と第一線の作家たちが語り合います。 「かつても今も、舞台からは人の声が響く。 そこから演ずる者と見る者の交流が生じる。 その喜びと興奮を現代の言葉で再現する。」 ――池澤夏樹 *********************** 「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第10巻刊行記念トークイベント 「読んで楽しむ舞台の古典」 第1部「古典を演出する」 岡田利規×池澤夏樹 第2部「浄瑠璃を翻訳する」 いとうせいこう×三浦しをん×いしいしんじ×松井今朝子 日時=12月7日(水)19:00開演(18:30開場) 会場=KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ http://www.kaat.jp/access 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281 TEL.045-633-6500(10:00~19:00) <交通アクセス> みなとみらい線 日本大通り駅 3番出口より徒歩5分 みなとみらい線 元町・中華街駅 1番出口より徒歩8分 横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅より徒歩14分 JR根岸線 関内駅または石川町駅から徒歩14分 出演=岡田利規、いとうせいこう、三浦しをん、いしいしんじ、松井今朝子、池澤夏樹 入場料金=2000円 (全席自由・税込) チケットかながわ PassMarketにて取扱い *未就学児入場可【膝上の際は無料】 *イベント前、終了後に対象書籍のサイン本を販売いたします。 <内容紹介> 第1部は、旅僧が海人(あま)の亡霊に会う夢幻能「松風」(世阿弥(ぜあみ)作)、 お使いの途中に太郎冠者(たろうかじゃ)が脱線していく「木六駄(きろくだ)」など 能・狂言六篇を翻訳した岡田利規さんと、本全集編者の池澤さんが古典作品の「演出」 について対談いたします。 第2部は、遊女お初と手代徳兵衛の悲恋を綴った近松門左衛門「曾根崎心中」、菅原道真 と藤原時平の対立から、書道の奥義伝授や三つ子の忠義を叙情豊かに綴る「菅原伝授手習 鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」、義経弁慶の逃避行と平維盛(これもり)、知盛ら の壮大な復讐劇「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」、赤穂四十七士の仇討ちを『太平 記』の世界に移し変えた「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」という、浄瑠璃の 名作を訳された方々が出演し、浄瑠璃の「翻訳」の魅力と苦労について鼎談形式で語り合います。 主催=河出書房新社 / 共催=KAAT神奈川芸術劇場 *********************** <出演者プロフィール> 岡田利規(おかだ・としき) ......1973年生まれ。劇作家・小説家。97年、チェルフィッチュを結成。2005年に 『三月の5日間』で岸田戯曲賞受賞。07年に小説集『わたしたちに許された特別な時 間の終わり』を発表し、08年大江健三郎賞受賞。 いとうせいこう ......1961年生まれ。作家・クリエイター。88年『ノーライフキング』でデビュー。 99年『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞、2013年『想像ラジオ』で野間文芸 新人賞受賞。他の著書に『我々の恋愛』など。 三浦しをん(みうら・しをん) ......1976年東京生まれ。作家。2000年『格闘する者に︎』でデビュー。06年『まほ ろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞、一五年『あの家に暮らす 四人の女』で織田作之助賞受賞。他の著書に『仏果を得ず』など。 いしいしんじ ......1966年大阪生まれ。作家。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年 『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞受賞。他の著書に『ポー の話』『みずうみ』『四とそれ以上の国』『ある一日』など。 松井今朝子(まつい・けさこ) ......1953年京都生まれ。作家。松竹株式会社で歌舞伎の企画・制作に携わる。97年 『東洲しゃらくさし』でデビュー。同年『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、2007年『吉原手 引草』で直木賞受賞。他の著書に、『星と輝き花と咲き』など。 池澤夏樹(いけざわ・なつき) ......1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシア ス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日 出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他に『カデナ』『アトミック・ボックス』など。