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お知らせ: 2015年9月の記事一覧

現在発売中の池澤夏樹=個人編集 日本文学全集、最新刊『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集』(伊藤比呂美/福永武彦/町田康訳)。

大好評につき、町田康さんが現代語訳された「宇治拾遺物語」の中から、「奇怪な鬼に瘤を除去される」をこちらで無料公開しています。ぜひご一読ください。
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文藝2015年冬号」の書評ページにつきまして、書籍のタイトルを以下のように訂正いたします。読者の皆様、論者の種田陽平氏、及び著者の保坂和志氏にお詫び申し上げます。

〈該当箇所〉
p592 [書評]種田陽平「言葉による長回し」

(誤)
『遠い触角』
(正)
『遠い触覚』

5日、平川祐弘『西洋人の神道観』 (2013年刊)が第14回蓮如賞(本願寺文化興隆財団主催)を受賞いたしました。

授賞式は12月10日、京都市の東本願寺東山浄苑で行われます。

9月の新刊電子書籍

河出書房新社では、9月に下記作品を新刊電子書籍として配信開始いたしました。
各電子書籍ストアにてお買い求めください。

南雲吉則『エゴマオイルで30歳若返る』


星野智幸『呪文』


中井学『誰もいわなかったゴルフの基本』


太平洋戦争研究会 池田清編『太平洋戦争全史』


太平洋戦争研究会編 平塚柾緒『東京裁判の全貌』


フリードリヒ・ニーチェ 佐々木中訳『ツァラトゥストラかく語りき』


スラヴォイ・ジジェク 鈴木晶訳『イデオロギーの崇高な対象』


高橋源一郎/SEALDs『民主主義ってなんだ?』




本日より、第10回大人の塗り絵コンテストの募集がはじまりました。
応募期間は、12月1日までです。どうぞ、皆様の力作をふるってご応募ください。
 
詳細はこちらをご覧ください。 
たくさんの作品をお待ちしております。

映画「屍者の帝国」公開中

伊藤計劃+円城塔『屍者の帝国』(河出文庫)を原作とする映画「屍者の帝国」が10月2日より全国公開中です。

8月の新刊電子書籍

河出書房新社では、8月に下記作品を新刊電子書籍として配信開始いたしました。
各電子書籍ストアにてお買い求めください。

博学こだわり倶楽部編『軍用ヘリ 知らなかった驚きの話』(KAWADE夢文庫)


鷹橋忍『城の戦国史 どう攻めたか いかに守ったか』(KAWADE夢文庫)


川北義則『大人の値打ち』


工藤隆一『大相撲 誰も教えてくれなかった見かた楽しみかた』(KAWADE夢文庫)


中谷宇吉郎 福岡伸一編『科学以前の心』(河出文庫)


田中光顕『維新風雲回顧録』(河出文庫)


秦建日子『刑事 雪平夏見 アンフェアな国』(河出文庫)


星野智幸『呪文 特別増量立ち読み版』


宮本常一『山に生きる人びと』(河出文庫)


宮本常一『民俗のふるさと』(河出文庫)


宮本常一『生きていく民俗』(河出文庫)


宮本常一『周防大島昔話集』(河出文庫)


宮本常一『日本人のくらしと文化』(河出文庫)


津原泰水『11 eleven』(河出文庫)


白石一文『火口のふたり』(河出文庫)


斎藤環『心理学化する社会』(河出文庫)


成田龍一『戦後史入門』(河出文庫)


宮本常一『海に生きる人びと』(河出文庫)


漢 a.k.a.GAMI『ヒップホップ・ドリーム』


長谷部恭男『増補新版 法とは何か』


『河出文庫解説目録2015』




本田有明『ファイト! 木津西高校生徒会』が第27回読書感想画中央コンクール指定図書に選ばれました。
進学校への受験に失敗し、失意のまま木津西高校の特待生として入学した一輝は、ひょんなことから生徒会会長に。
さまざまな問題と対峙しながら、一輝は学校をつぎつぎと改革!! 熱く人間味あふれる青春学園小説です。
児童・生徒のみなさん、ぜひ奮ってご応募ください。
詳細はこちら。

第 52 回文藝賞が決定

去る8月30日(日)山の上ホテルにて、選考委員・藤沢周氏、保坂和志氏、星野智幸氏、山田詠美氏により、第52回文藝賞の選考会がおこなわれました。 
その結果、受賞作は山下紘加氏の『ドール』、畠山丑雄氏の『地の底の記憶』に決定いたしました。
受賞作・選評・受賞の言葉は、10月7日(水)発売の『文藝』冬号に掲載されますので、ぜひご一読ください。


第52回文藝賞受賞作決定


受賞作「ドール」山下紘加(400字×200枚)

山下紘加(やました・ひろか)/女性
1994年、東京都生まれ。21歳。現在、会社員。東京都在住。



【内容紹介】
その日、中学2年生の少年は、自分の、自分だけの特別な人形を手に入れたいと思った----「彼女」の名前は「ユリカ」、等身大のラブドール。人形の持つ、"無垢ゆえの圧倒的な美しさ"に惹かれながらも、彼が「僕や、僕の生きている世界」を「彼女」に知って欲しいと思ったとき、現実はふたりの「物語」を静かに、しかし確実に侵しはじめる......。「この愛は、先生とか、クラスの連中には、わからない愛」と告白する少年の"純粋なる衝動"は、果たして「罪」なのか? この「愛」に理由は必要なのか? 時代を超えて蠢く少年の「闇」と「性」への渇望を描く、脅威の新人登場!



受賞作「地の底の記憶」畠山丑雄(400字×320枚)

畠山丑雄(はたけやま・うしお)/男性
1992年、大阪府吹田市生まれ。23歳。現在、京都大学文学部在学中。大阪府在住。



【内容紹介】
青田の妻は、美しかった。均整のとれた顔つき、青い瞳の輝き、ブロンドの柔らかで豊かな髪......そのラピス・ラズリの首飾りを身につけた「人形」を、彼は僕たちに「妻の里佳子だ」と紹介した――ある日、小学校の同級生・井内と晴男が迷い込んだ宇津茂平の森の中で出会った青田という謎の男。その「妻」が身につけるラピス・ラズリの輝きに導かれるように、町の歴史に埋もれた「物語」は静かに紐解かれていく。ロシア人商人ウォロンツォーフと清子の恋、青年アレクサンドルの悲劇、そして西山・青田・里佳子・明を巡るあやうい友情----電波塔に見守られる架空の町を舞台に、100年を超える時間を新人とは思えない圧倒的な筆力で描く、あまりにも壮大なデビュー作!

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