『掏摸スリ』(河出文庫)が世界各国で話題の中村文則氏が、デイヴィッド・グディス賞を受賞しました。
デイヴィッド・グディス賞は、ノワール小説の作家、読者、編集者、書店関係者からなるアメリカの団体NoieConが主催する賞で、2年に1度ノワール小説の分野に貢献した作家に贈られます。本賞の受賞は日本人初とのこと。
また『悪と仮面のルール』(講談社文庫)が、現在ブラム・ストーカー賞にノミネート、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙が選ぶベストミステリー10作にも選出されています。昨年の『掏摸スリ』に続き、2年連続の選出です。
■中村文則氏の著作(弊社刊行分)
・『掏摸スリ』(河出文庫)
・『銃』(河出文庫)※デビュー作
・『王国』