出演:豊﨑由美さん(書評家)
ゲスト:天野健太郎さん(台湾文学)、飯塚容さん(中国文学)、三浦順子さん(チベット文学)、吉川凪さん(韓国・朝鮮文学)
■開催日時:2015年8月19日(水)18:30開場 19:00開演
■場所:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店7階喫茶コーナーにて。
■入場料1000円(ワンドリンク含)
■定員:40名
■受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。
【イベント内容】
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称「よんとも」は、書評家の豊﨑由美さんが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキング方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんなどを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークショーです。
とびきりのガイブン"目利キスト"である豊﨑さんとゲストの方が、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内します。
今回は特別編としてアジアの文学を紹介している翻訳家の方たちにお集まりいただき、オススメの作家や作品をご紹介いただきます。
【出演者紹介】
豊﨑由美(とよざき・ゆみ) ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「共同通信」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』(河出書房新社)『ニッポンの書評』(光文社新書)『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎氏との共著、原書房)、『まるでダメ男じゃん! 「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。 Twitterアカウント名は @toyozakishatyou
天野健太郎(あまの・けんたろう) 1971年、愛知県生まれ。2000年より国立台湾師範大学国語中心などへ留学。帰国後は中国語翻訳、会議通訳者。聞文堂LLC代表、台湾書籍を日本語で紹介するサイト「もっと台湾(http://www.motto-taiwan.com Twitterアカウント @taiwan_about )」主宰。訳書に、龍應台『台湾海峡一九四九』(白水社)、張妙如・徐玫怡『交換日記』(東洋出版)、呉明益『歩道橋の魔術師』(白水社)など。近刊に龍應台『父を見送る(仮)』(白水社)。
飯塚容(いいづか・ゆとり) 中央大学文学部教授。中国現代文学および演劇の研究と作品翻訳で多くの業績がある。著書に、『中国の「新劇」と日本』(中央大学出版部)、『規範からの離脱――中国同時代作家たちの探索』(共著、山川出版社)など。訳書に、余華『活きる』(角川書店)、『血を売る男』『ほんとうの中国の話をしよう』『死者たちの七日間』(河出書房新社)、高行健『霊山』『ある男の聖書』(集英社)、鉄凝『大浴女』(中央公論新社)、蘇童『碧奴』(角川書店)、『河・岸』(白水社)などがある。
三浦順子(みうら・じゅんこ) チベット関連の翻訳家。その昔、インドのダラムサラのチベット難民世界に四年ほど暮らしていた。訳書に、イザベル・ヒルトン『高僧の生まれ変わり・チベットの少年』 (世界文化社)、『ダライ・ラマ 宗教を語る』(春秋社)、『ダライ・ラマ 宗教を越えて』(サンガ)、トンドゥプジャ『チベット現代文学の曙 ここにも激しく躍動する生きた心臓がある』 (共訳、勉誠出版)、タクブンジャ『ハバ犬を育てる話』 (共訳、東京外国語大学出版会)などがある。
吉川凪(よしかわ・なぎ) 翻訳家。韓国の大学院で韓国近代文学を専攻。著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶(チョン・ジヨン)』(土曜美術出版販売)、『京城のダダ、東京のダダ──高漢容[コ・ハニョン]と仲間たち』(平凡社)、訳書に、カン・ヨンスク『リナ』(現代企画室)、『申庚林[シン・ギョンニム]詩選集 ラクダに乗って』(クオン)、パク・ソンウォン『都市は何によってできているのか』(クオン)、谷川俊太郎・申庚林『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくりと味わう』(クオン)、チョン・セラン『アンダー、サンダー、テンダー』(クオン)などがある。
お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111