開催日時:2015年11月27日(金)19:30 ~
出演:
野崎歓(フランス文学者)
渋谷哲也(ドイツ映画研究)
夏目深雪(批評家・編集者)
金子遊(批評家・映像作家)
今最も欧州を悩ませている「移民・難民」を中心的なテーマとしながら、「異境・辺境・少数民族」まで射程を広げ、映画と現代社会との関係に鋭く切り込んだ画期的ガイドブック&論考集『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』。刊行を記念して、編者4人の座談会を行います。国境線に対する映画作家たちの闘いと試みを探る旅の、羅針盤となるトークセッション。縦横無尽に現代ヨーロッパ映画を語りつくします。
【出演者紹介】
野崎歓(のざき・かん)
1959年、新潟県生れ。フランス文学者、翻訳家。東京大学人文社会系研究科・文学部教授。著書に『ジャン・ルノワール 越境する映画』、『香港映画の街角』、『異邦の香り』、『フランス文学と愛』、『翻訳教育』、『アンドレ・バザン』、訳書にスタンダール『赤と黒』、ヴィアン『うたかたの日々』、ウエルベック『地図と領土』、バザン『映画とは何か』(共訳)など多数。
渋谷哲也(しぶたに・てつや)
1965年、兵庫県生まれ。東京国際大学国際関係学部准教授。ドイツ映画研究。ドイツ映画の字幕翻訳も多数手掛ける。著書:『ドイツ映画零年』(共和国)、『西洋近代の都市と芸術5 ベルリン』(共著・竹林舎)、『若松孝二 反権力の肖像』(共著・作品社)、『ファスビンダー』(編共著・現代思潮新社)他。
夏目深雪(なつめ・みゆき)
批評家、編集者。映画を中心に、演劇やダンスについても執筆。慶應義塾大学非常勤講師(アジア映画)。共編著書に『アジア映画の森 新世紀の映画地図』『アジア映画で<世界>を見る 越境する映画、グローバルな文化』(ともに作品社)、『インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ』(世界文化社)。映画祭のコンぺ選考業務にも携わる。
金子遊(かねこ・ゆう)
1974年生まれ。批評家、映像作家、民族誌学。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、編著に『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社)。劇場公開映画に『ベオグラード1999』『ムネオイズム』。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員、慶應義塾大学非常勤講師。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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