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2/12 代官山文学ナイト 岸本佐知子さんトークショー「リモート・佐知子の部屋」vol.17 『ウサギ』(ジョン・マーズデン文、ショーン・タン絵、岸本佐知子訳)刊行記念(東京都渋谷区)

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翻訳家の岸本佐知子さんが賑やかにお送りする、代官山 蔦屋書店不定期連続イベント「佐知子の部屋」。

今回は、ジョン・マーズデン文、ショーン・タン絵の『ウサギ』(河出書房新社)刊行記念です!オーストラリア児童文学賞受賞作のこの絵本が、ショーン・タンにとっての絵本デビュー作です。著者はオーストラリアの国民的な児童書作家、ジョン・マーズデン。外からやってきたウサギたちが大陸に蔓延し、気がつくと先住者は危機に追いやられ、ついに......という、建国寓話譚でもありますが、単にウサギが悪者、で終わらない、終わらせない絵本ならではの醍醐味があります。本書『ウサギ』の刊行を記念し、岸本佐知子さんのリモート・トークショーを開催いたします。


『ウサギ』刊行記念 岸本佐知子リモート・トークショー
日時:2021年2月12日(金) 19:00~20:30(15分前より接続可能です)
料金:イベント参加券1,100円(税込)
   (イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて購入可能)
場所:Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
   オンラインライブ配信
イベント詳細、ご予約はこちらから。https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/18271-1318140120.html
主催 代官山 蔦屋書店


プロフィール
 
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。主な訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、M・ジュライ『最初の悪い男』、L・デイヴィス『話の終わり』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、S・タン『内なる町から来た話』。編訳書に『恋愛小説集』、『居心地の悪い部屋』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)、『なんらかの事情』、『ひみつのしつもん』などがある。


ジョン・マーズデン(John Marsden)
1978年にデビュー作『話すことがたくさんあるの...』を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。代表作にベストセラーとなり映像化された全7巻の「Tomorrow」シリーズがある。1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を経て28歳で教員生活へ。 
 

ショーン・タン(Shaun Tan)
1974年オーストラリア生まれ。アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、ケイト・グリーナウェイ賞ほか、映画『ロスト・シング』でアカデミー賞短編アニメーション賞も受賞。
 
書籍紹介
『ウサギ』
ジョン・マーズデン ショーン・タン絵 岸本佐知子訳
本体2,000円(税別)
大勢のウサギが外からやって来て大陸に蔓延し、先住者は危機に追いやられていく。S・タンの美麗なイラストとともに語られる建国寓話譚。オーストラリア児童文学賞受賞。
 
協力:河出書房新社

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