河出書房新社
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776件中 121~140件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
Shine(シャイン)
ジェシカ・チョン 著 代田 亜香子 訳
K-POPスターを目指して大手芸能事務所の練習生になったアメリカ出身の韓国人・レイチェル。夢あり!恋あり!なサクセスストーリーを描いた、元「少女時代」のジェシカによる初小説。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
優しい暴力の時代
チョン・イヒョン 著 斎藤 真理子 訳
人生に訪れた劇的な出会いを鮮やかに描く短編集『優しい暴力の時代』に、現代文学賞受賞の「三豊百貨店」を加えた日本オリジナル。現代韓国を代表するストーリーテラーによる珠玉の短編集。
定価2,420円(本体2,200円)
○在庫あり
内なるゲットー
サンティアゴ・ H・アミゴレナ 著 齋藤 可津子 訳
ホロコーストに消えた母、僕は沈黙することしかできなかった。――第2次世界大戦時、ポーランドに母を残し、アルゼンチンに移住した息子の苦悩を静謐な筆致で描いた仏ベストセラー。
定価2,200円(本体2,000円)
須賀敦子の本棚 池澤夏樹=監修
神を待ちのぞむ
シモーヌ・ヴェイユ 著 今村 純子 訳
自分にとって「灯台のような存在」と言い、「ユダヤ人が教会のそとにあるかぎり、じぶんはカトリック教徒にはならない」という言葉に「息もできないほど感動」した須賀。不滅の輝きを放つ名作。
定価3,190円(本体2,900円)
中国・SF・革命
ケン・リュウ/郝 景芳/閻 連科/柞刈 湯葉/佐藤 究/王谷 晶/イーユン・リー/上田 岳弘/樋口 恭介/ジェニー・ザン 著
完売店続出の「文藝」春季号特集を大幅増補の上単行本化。新たにケン・リュウ、?景芳(ハオ・ジンファン)の初邦訳作品と柞刈湯葉の書き下ろし「改暦」を収録。
丁庄の夢
閻 連科 著 谷川 毅 訳
政府の売血政策で多くの死者が生まれた「エイズ村」をめぐる、死と狂気と絶望と哄笑の物語。ノーベル賞候補と目される作家が、世界規模の感染症が生む悲喜劇を自ら取材した傑作長篇。
定価3,520円(本体3,200円)
小説版 韓国・フェミニズム・日本
チョ・ナムジュ/松田 青子/デュナ/西 加奈子/ハン・ガン/イ・ラン/小山田 浩子/高山 羽根子/深緑 野分/星野 智幸 著
創刊以来86年ぶりの3刷となった「文藝」の特集「韓国・フェミニズム・日本」から日韓の書き手たちによる短編小説を集め、チョ・ナムジュの初邦訳「離婚の妖精」、松田青子の書き下ろしを加えた決定版。
定価1,980円(本体1,800円)
空腹ねずみと満腹ねずみ 上
ティムール・ヴェルメシュ 著 森内 薫 訳
『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる難民と国境を閉じるドイツ。何が、なぜ起こるのか、満を持して問う問題作。
定価2,090円(本体1,900円)
空腹ねずみと満腹ねずみ 下
理由のない場所
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
母親の「私」と自殺してまもない16歳の息子との会話で進められる物語。著者の実体験をもとに書かれた本書からは、母親の深い悲しみが伝わり、強く心を打つ。他に類をみない秀逸な一冊。
失われたいくつかの物の目録
ユーディット・シャランスキー 著 細井 直子 訳
解体された東ドイツの宮殿、絶滅種のトラ、太平洋に沈んだ島、老いたグレタ・ガルボ……自然や芸術作品が雄弁に語り始める。各章16ページのテキストと、ダークな線画が織りなす夢の目録。
リスからアリへの手紙
トーン・テレヘン 著 柳瀬 尚紀 訳
カタツムリ君、象さん、リス君、アリさん、熊君など、個性豊かなどうぶつたちが好きな食べ物や誕生日についてやりとりする。風に運ばれる手紙が伝える、オフビートで滋養に満ちた物語。
定価1,320円(本体1,200円)
魅せられた旅人
ニコライ・レスコフ 著 東海 晃久 訳
19世紀ロシア文学の異才レスコフの代表作を新訳。馬のことならなんでもできるイヴァンが預言者となって遍歴にでるまでの数奇な生涯。いまこそ新しい物語の魅力を凝縮した名作。
十二月の十日
ジョージ・ソーンダーズ 著 岸本 佐知子 訳
中世テーマパークで働く若者、賞金で奇妙な庭の装飾を買う父親、薬物実験のモルモット……ダメ人間たちの何気ない日常を笑いとSF的想像力で描く最重要アメリカ作家のベストセラー短篇集。
定価2,640円(本体2,400円)
ピッツェリア・カミカゼ
エトガル・ケレット 著 アサフ・ハヌカ 絵 母袋 夏生 訳
自殺者だけが集まる世界でかつての恋人を探すハイムは「意味のない奇跡」に満ちたサマーキャンプにたどり着く。世界40ヶ国以上で翻訳される人気作家の代表作のグラフィックノベル。
名づけられないもの
サミュエル・ベケット 著 宇野 邦一 訳
20世紀最大の作家による到達点「小説三部作」ついに完結。はたしてこれも小説であるのか。ベケット没後30年、フランス語からの個人新訳第3弾。投込栞寄稿=吉増剛造、中原昌也
定価3,080円(本体2,800円)
セロトニン
ミシェル・ウエルベック 著 関口 涼子 訳
巨大生化学メーカーを退職した若い男が、遺伝子組換え、家族崩壊、過去の女性たちへの呪詛や悔恨を織り交ぜて語る現代社会への深い絶望。世界で大きな反響を呼ぶベストセラー。
シンコ・エスキーナス街の罠
マリオ・バルガス=リョサ 著 田村 さと子 訳
ノーベル賞作家のサスペンスフルな最新作。テロが吹き荒れる戒厳令下のペルー、リマで、大富豪がゴシップ誌に乱交写真をネタに脅迫される。その背後には国家の恐るべき闇が隠されていた。
定価2,750円(本体2,500円)
アムラス
トーマス・ベルンハルト 著 初見 基/飯島 雄太郎 訳
「凍」につづく異才の戦慄すべき作品集。一家心中の生き残りの兄弟が風土病に翻弄されて追いつめられていく悲劇を描く「アムラス」、ふたりの会話で発狂した友人の顛末が語られる「歩く」。
定価3,300円(本体3,000円)
銀河の果ての落とし穴
エトガル・ケレット 著 広岡 杏子 訳
ウサギを父親と信じる子供、レアキャラ獲得のため戦地に赴く若者、ヒトラーのクローン……奇想とどんでん返し、笑いと悲劇が紙一重の掌篇集。世界40カ国以上で翻訳される人気作家最新作。